【旧丸林本家・アクロス福岡】 HANA MITSUI fukuoka textile展

会期
2025.6.26 (木) 〜2025.7.13 (日)

うなぎの寝床 旧丸林本家

日程
2025年 6月26日(木)〜 7月13日(日)
店休日

火、水 (祝日営業)

営業時間

11:00〜17:00

住所

834-0031
福岡県八女市本町(モトマチ)267

電話

0943-22-3699

駐車場

あり

うなぎの寝床 アクロス福岡店

日程
2025年 6月26日(木)〜 7月6日(日)
店休日

営業時間

10:00〜19:00

住所

810-0001
福岡県福岡市中央区天神1丁目1-1
1F 匠ギャラリー内

電話

092-753-7223

駐車場

あり(有料)

【トークイベント】 地域産業とデザイナーの共同開発の方法と実験

日程
2025年 6月28日(土)17:00〜18:30
定員
20名(先着予約制)
参加費
500円(税込)*小学生以下無料
場所
うなぎの寝床 旧丸林本家
住所
福岡県八女市本町267

【旧丸林本家・アクロス福岡】 HANA MITSUI fukuoka textile展

イグサ 久留米絣を紐解く、伝統工芸 素材の再解釈

光井花さんは1990年アメリカのコネチカット州生まれ、多摩美術大学でテキスタイルを学び、イギリスのRoyal College of Artのテキスタイル科を終了し、その後イッセイミヤケにてテキスタイルやバッグのデザインに7年ほど携わり独立。イッセイ時代から絣という技法にとても興味は持っており、福岡八女の下川織物とともに、The Optical Illusion Ikat(錯視の久留米絣)を開発してミラノサローネで発表した。うなぎの寝床の白水は、その活動を見ていて「新しい絣の設計できる人みつけた!!」と思い声をかける。光井花さんは、久留米絣や産地の技法を文脈を専門的に理解し解釈し直して、その技法を最大限活かしつつ、かわいいくユーモアのある作品へと昇華していく。

久留米絣においては、錯視の久留米絣に合わせてレインボー絣や、草木を模した絣などを下川織物と構築した。テキスタイルだけでなく、イッセイ時代の経験も活かし、久留米絣の幅を生かしたバッグも制作した。

そして、久留米絣だけでなく、テキスタイルと一見気づかない人が多いと思うが、福岡南部から熊本にかけてはイグサの生産とゴザを製造している産地でもある。ゴザはたて糸があり、よこにイグサを打っていくという点において、紛れも無いテキスタイルである。光井花さんは、メーカーであるイケヒコ・コーポレーションと協議しながら、モナリザという世界で親しまれた柄をピクセル化し、さらにテキスタイルの色と構造を与えていくという作品をつくりあげた。

地域の地場産業、伝統工芸の方々は素晴らしい技術を持っていることが多いが、設計(デザイン)という点においては、外部の力を借りた方がいいと思うことがある。発想や最先端の思考を持ち込みながら、地場の技術と融合し、現代生活に落とし込んでいくということが必要である。そういう意味で、海外でも学び実践を積んできた光井花さんは、久留米絣界、イグサ界へ、新たな視点と発想を持ち込んでくれていると感じている。

同時に愛知県名古屋市のプリントTシャツ丸昇と制作したレンチキュラー効果を使った動物のTシャツや、ムンカー錯視のトートバッグなども販売するので、ぜひ見て欲しい。

企画:うなぎの寝床 創業者顧問 白水高広
共催:hana material design laboratory

 

IKAT BAG -久留米絣- 【KURUME IKAT PROJECT】

Cushion Cover -久留米絣- 【KURUME IKAT PROJECT】

PIXEL WEAVE-MONALISA- 【IGUSA PROJECT】

PIXEL WEAVE -ICHIMATSU- PLACEMAT & COASTER 【IGUSA PROJECT】かくれんぼティーシャツ 【Lenticular Print Project】
*旧丸林本家でのみ取り扱い
ムンカー錯視トートバッグ Munker illusion bags 【Color Print Project】
*旧丸林本家でのみ取り扱い

《企画展概要》

HANA MITSUI fukuoka textile展
2025年 6月26日(木)〜 7月13日(日)

●うなぎの寝床 丸林本家
休み :火曜・水曜(祝日営業)
時間 :11:00〜17:00
住所 :福岡県八女市本町267(会場アクセス
電話 :0943-22-3699
駐車場:14台
*6/28(土)はトークイベント準備のため16:00閉店

●うなぎの寝床 アクロス福岡店
休み :火曜
時間 :10:00〜19:00
住所 :福岡県福岡市中央区天神1丁目1-1 1F 匠ギャラリー内(会場アクセス
電話 :092-753-7223
駐車場:あり(有料)

 

【トークイベント】 地域産業とデザイナーの共同開発の方法と実験(6/28)

伝統工芸・ものづくり産地は「ものをつくる」ことはもちろん得意です。「良いもの」をつくろうと心がけていますが、その良いものは、つくりてから見た良いものであって、マーケットやデザインとして良いものとなっていないことも多く見受けられます。僕は都市部の海外なども経験したデザイナーの知見を産地に入れるべきだと考えています。経験値と専門性が深いデザイナーは、産地に新しい解釈と視点をもたらしてくれます。光井花さんはテキスタイルデザイナーとして、多摩美術大学とイギリスのRCAで学び、その後イッセイミヤケやノースフェイスに所属しています。僕(白水)も久留米絣産地に10年いますが、彼女のデザインや視点にハッとさせられることが多いです。今回、モナリザのイグサや、錯視の久留米絣などの開発にいたった経緯、そして久留米絣の下川織物もメーカーとしてどうだったのか?今後の展望も含めてディスカッションしていきたいと思います。

九州の他の伝統工芸やものづくりのメーカーさん、デザイナーさんも一緒に議論できればと思いますので、ぜひご参加ください。

《トークイベント概要》

『地域産業とデザイナーの共同開発の方法と実験』
2025年 6月28日(土)17:00〜18:30
受付開始 16:30〜

登壇者:
光井花 / テキスタイルデザイナー
下川強臓 / 下川織物(久留米絣織元)

企画・コーディネーター:
白水高広 / うなぎの寝床

定員 :20名(先着予約制)
参加費:500円(税込)*小学生以下無料
会場 :うなぎの寝床 旧丸林本家
住所 :福岡県八女市本町267(会場アクセス

ご予約はこちら

プロフィール:光井花 / HANA MITSUI

1990年 アメリカ、コネチカット州生まれ。多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻卒業。イギリスにある大学院 Royal College of Art、テキスタイル領域修士課程修了。Alexander McQueenに修了製作が採用され、2015SS パリコレクションにて自身の手掛けたテキスタイルを発表。帰国後は、株式会社イッセイミヤケにてテキスタイルのデザイン、バッグのデザインに7年程携わる。その後The North Faceの日本企画のデザインに携わりながら、フリーランスのテキスタイデザイナーとして活動を開始。2023年にクライアントの要望に沿ったデザインを行うHana Textile Design Studioを設立し、2024年9月にはマテリアルの研究や実験の中での面白い気付きをデザインに落とし込み商品化するHANA LAB (Hana Material Design Laboratory) 株式会社を設立。現在は多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻にて非常勤講師を務めながら服地だけではなく建築のアートワークなども手掛け、テキスタイルを軸に幅広く活動を行う。

hana material design laboratory HP

HANA MITSUI fukuoka textile展

うなぎの寝床 旧丸林本家

日程2025年 6月26日(木)〜 7月13日(日)
店休日

火、水 (祝日営業)

営業時間

11:00〜17:00

住所

834-0031
福岡県八女市本町(モトマチ)267

電話

0943-22-3699

駐車場

あり

アクセス 会場地図

*6/28(土)はトークイベント準備のため16:00閉店

うなぎの寝床 アクロス福岡店

日程2025年 6月26日(木)〜 7月6日(日)
店休日

営業時間

10:00〜19:00

住所

810-0001
福岡県福岡市中央区天神1丁目1-1
1F 匠ギャラリー内

電話

092-753-7223

駐車場

あり(有料)

アクセス 会場地図

【トークイベント】 地域産業とデザイナーの共同開発の方法と実験

日程2025年 6月28日(土)17:00〜18:30
定員 20名(先着予約制)
参加費 500円(税込)*小学生以下無料
場所 うなぎの寝床 旧丸林本家
住所 福岡県八女市本町267
URL トークイベント予約フォーム

登壇者:
光井花 / テキスタイルデザイナー
下川強臓 / 下川織物(久留米絣織元)

企画・コーディネーター:
白水高広 / うなぎの寝床

その他の企画展

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