【八女 旧大内邸】お茶の千代乃園 「30種類のお茶を飲み比べ “知らない”に出会う探茶会」

会期
2026.6.26 (金) 〜2026.6.27 (土)

千代乃園原島さんによるお話会+探茶会(※要予約)

参加費:
2,000円税込
26日(金):
①11:00~ ②13:00~ ③15:00~
27日(土):
①11:00~ ②13:00~

探茶会(※予約不要)

参加費:
1,500円(税込)
時間:
11:30~16:00(受付締切) 

【八女 旧大内邸】お茶の千代乃園 「30種類のお茶を飲み比べ “知らない”に出会う探茶会」

30種類のお茶を飲み比べ
“知らない”に出会う探茶会

白城の里 旧大内邸にて、福岡県八女市矢部村の山の中に茶畑が広がる「お茶の千代乃園」さんをお招きしたイベント—探茶会―6月26日(金)・27日(土)2日間にわたり開催いたします。

探茶会では、千代乃園の約50種類あるお茶のうち30種類のお茶を自由にテイスティングできます。 ゆっくりとひとつひとつのお茶を味わい愉しみながら、自分好みのお茶をお探しください。今年は、千代乃園の原島さんによる、探茶会をより楽しんでいただくための「お話会」をご用意しております。  お茶づくりのこと、茶畑のこと、美味しい楽しみ方のコツなどをお話いただきながら、その場でお茶を淹れていただきます。  

また会場では「茶寮 千代乃園」によるおにぎりやデザートの軽食もございます。 
探茶会の後は、旧大内邸のゆったりとした空間の中で、土地とともに育まれたお茶の広がりを、ぜひお楽しみください。

— イベント開催概要 ―

【日時】 2026年6月26日(金)・27日(土)
【時間】11:30~17:00

【場所】 白城の里 旧大内邸
【住所】 福岡県八女市立花町白木3245(会場アクセス
【電話】0943-35-0415

〇  千代乃園原島さんによるお話会+探茶会(※要予約) 
 参加費:2,000円(税込)
 定員:各回 5名

  • 26日(金):①11:00~ ②13:00~ ③15:00~
  • 27日(土):①11:00~ ②13:00~ 

〇  探茶会のみ(※予約不要)
 参加費:1,500円(税込)
 時間:11:30~16:00(最終受付) 

〇  その他

  • 茶寮千代乃園の軽食(おにぎりやデザートの軽食をご準備しております)
    時間:11:30~15:30(オーダーストップ)
    ※ご用意数に限りがございます。売り切れの際はご了承ください 
  • 新茶を含む千代乃園茶葉の販売
  • うなぎの寝床 茶器の販売 
ご予約フォームは、こちら

 

※写真はイメージです。

 

煎茶との、新しい出会いから 

「煎茶」と聞いて、私の頭にぱっと浮かぶのは、深く蒸した濃い緑色で、渋みと甘みをあわせ持つあのお茶です。けれど、千代乃園さんの煎茶をいくつかいただいた時に、その“見る·香る·味わう”すべてが、私の知っていた「煎茶」とは違うものでした。 
千代乃園では、煎茶·和紅茶·烏龍茶などさまざまなお茶をつくられていますが、煎茶ひとつをとっても10種類以上。それぞれのお茶が持つ色も香りも味わいも、それぞれに個性がありました。 
また、お茶づくりの特徴についても原島さんは“ほうれん草”や“珈琲”に例えながら、とても分かりやすく教えてくださいました。 
「お茶にこんなにも幅広い味わいがあるんだ」という驚き。その驚きが、「なぜこんな違いが生まれるのだろう?」という興味へとつながり、お茶の奥深い魅力を知るきっかけになりました。  

 

土地の個性を見つめたお茶づくり 

福岡県八女市では、茶畑の光景が広がり、「新茶」という文字がお茶屋さんやスーパーなどあちこちで見られる季節。
約600年以上の歴史がある八女茶は、八女伝統本玉露を中心とした高級茶の産地として知られています。 
 

福岡県·奥八女の山間部に、15カ所の茶畑を持つ千代乃園。  栽培から加工、販売までを一貫して手がける、三代続く茶農家です。  
八女市内から車で約40分、矢部川が流れる自然豊かな黒木町に「茶寮 千代乃園」はあります。そこからさらに細い山道を30分ほど登っていくと、杉林に囲まれた矢部村の山中に、千代乃園の茶畑が点在しています。 

千代乃園では、すべてのお茶を農薬·化学肥料不使用で栽培しています。有機栽培のお茶づくりをはじめたのは2012年。それまでの慣行栽培から大きく舵を切った背景には、その土地ならではの環境と向き合う中での気づきがありました。  
茶畑は標高約450~650mの谷あいに位置し、周囲の農地から隔てられた環境にあります。夏でも涼しく、冬には雪が降り積もるこの土地では、新茶の季節が平地より遅くなります。 

走りのお茶に高い価値がつく日本の市場では、そのタイミングの違いが評価に大きく影響します。しかしその基準の中では、標高が高く収穫時期が遅れる千代乃園の茶畑は、どうしても不利になってしまいます。このままでは経営が成り立たないという課題がありました。  
一方で、この土地は標高が高く気温が低いため虫の発生も少なく、点在する茶畑は農薬や化学肥料に頼らない栽培に適している環境でした。  
こうした条件と向き合う中で千代乃園は、土地の特性を活かす道として、有機栽培へと舵を切っていきました。  

 

“価値”の基準を見つめなおす 茶樹の個性が生きるお茶づくり 

お茶は、長い歴史の中で「品評会」などを通して価値基準による評価がされ、それにより高品質なお茶づくりが続いてきたという背景があります。日本ではしっかりと蒸し、鮮やかな緑色と強い旨味を引き出す製法が主流となっており、旨味の強さや濃厚さが評価の基準として重視されてきました。一方で、台湾や中国など日本以外の地域では、標高の高い場所で育つお茶は「香り」が高く評価され、価値のあるものとされています。 
千代乃園では、それぞれの茶樹と丁寧に向き合い、その個性を活かしながら表情豊かな「香り」を表現することを大切にしたお茶づくりを進めてきました。  

 お茶の「価値」や美味しさの「基準」を、これまでのものだけにとらわれず自分たちで捉え直しているからこそ、千代乃園のお茶には、これまでのイメージとはまたちがった新しい一面に気づかされるのだと感じます。 

 

新芽をいただくということは、お茶の木の一部をいただくこと。
その新芽が持つエネルギーを、どれだけ飲み手に伝えられるか。 

「一番エネルギーを持つのは新芽です。新芽は摘み取られた瞬間から、少しずつそのエネルギーを失っていきます。だからこそ、できるだけ人の手を加えすぎず、茶葉が本来持っている力や個性をそのまま引き出すことを大切にしています。」 
さらに原島さんは、こう語ります。 

「八女茶の発展の大きな理由の一つは、八女の土壌の豊かさにあると感じています。そこから生まれるお茶の個性を、活かす加工にすることで、多くの方に楽しんでいただきたい。」 
その言葉からは、八女の土地や自然の恵みと向き合いながら、その個性を大切に引き出そうとするお茶づくりへの想いが感じられます。 

 50種類以上のお茶があるということは、それだけの茶樹の管理、製法の違いや日々の実験の積み重ねがあります。ぜひ、そのお話も伺いながらさまざまなお茶を飲み比べることで、自分の“美味しい”お茶の基準を見つけてください。 
この探茶会が、“知らない”お茶との出会いとなり、新たな魅力を感じていただく機会になれば嬉しく思います。 

 

お茶の千代乃園

福岡県八女市矢部村、標高400m~600mの山の中で代々お茶作りを営む茶農家です。 1981年(昭和56年)創業。初代・千代吉さんと現在代表の三代目原島政司さんが名付けたという「千代乃園」は、原島さんご家族とスタッフで、生産・加工・販売までの一貫したお茶づくりを続けています。

千代乃園の茶畑が点在する山々は夏でも涼しく、冬には雪に覆われます。平地より気温が低いため、新茶が芽吹く時期は遅くなりますが、低温により害虫が少なくなる特徴を活かし、2015年に有機JAS認証を取得しました。

12品種の茶樹を栽培し、それぞれの個性を活かしながら、煎茶・紅茶・烏龍茶の加工を行っています。2019年には、山のお茶の楽しさを伝えるために、黒木町大淵地区に「茶寮千代乃園」をオープンしました。

千代乃園 HP

 

旧大内邸について

白城の里 旧大内邸」は、明治から昭和の初期にかけて日中友好親善につとめた政治家・大内暢三の生家です。一時は廃屋寸前の状態になっていましたが、地元の方々を中心とする旧大内邸保存会が保存活動に取り組み、現在の姿に修復しました。今では、八女市指定文化財に指定され、この地域の文化を継承し、人々が交流する拠点となっています。

うなぎの寝床は、この旧大内邸の指定管理者として維持保存しながら、加えて旧大内邸でこれまで培われた記憶や記録も引き継ぎ、私たちなりにこれから先の未来へ繋げていけるように取り組んでいきたいと考えています。

千代乃園原島さんによるお話会+探茶会(※要予約)

参加費: 2,000円税込
26日(金): ①11:00~ ②13:00~ ③15:00~
27日(土): ①11:00~ ②13:00~

探茶会(※予約不要)

参加費:1,500円税込  
時間:11:30~16:00(受付締切) 

参加費: 1,500円(税込)
時間: 11:30~16:00(受付締切) 

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