MONPE Opening Tradition(オランダ)
MONPE Opening Tradition(オランダ)
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MONPE Opening Tradition(オランダ)
MONPE Opening Tradition(オランダ)
品番10010680
10010681
10010682
つくりて
地域福岡・八女市
サイズS,M,L
仕様久留米絣の生地:綿100%
原材料 綿100%(久留米絣)
配送クリックポスト/1着まで、レターパックプラス/2着まで可能です。
  • ご覧になっているモニター環境などにより実際の色と異なって見える場合があります。
  • 実店舗でも同時に販売しておりますので、タイミングによっては欠品の場合がございます。万が一欠品していた場合にはご連絡させていただきます。予めご了承ください。
  • ギフトが複数ある場合は、梱包数と同数を選択してください。(組み合わせが複数ある場合は、通販注文時の備考欄に記入してください。)
福岡八女市,

MONPE Opening Tradition(オランダ) ブラック

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オランダ在住の3人のデザイナーが描いた久留米絣。常識を逆手にとったデザインでアートを楽しめるMONPEに。

オランダ在住のデザイナー、ニルス・ヘイマンス、エミリ・パラール 、篠田真紀子の3人と、うなぎの寝床によるプロジェクト「Opening Tradition」は、久留米絣でアート作品を手がける目的でスタート。まず彼らは久留米絣の織元に約2年かけて通い、その伝統や特性、技術をしっかり学んだ上で、新たな表現を思考しました。

久留米絣は通常、くくり糸を使って柄を合わせながら、2030cm四方のパターンの連続で織っています。3人はミリ単位の構成でデザインを提案しましたが、プリントではなく柄を合わせながら織る久留米絣の技法では限界がありました。そこで3人は、無理に柄を合わせようとせず、ずれても様になるようなデザインをし「あえて柄合わせをしないランダムな柄」となりました。

さらに、1枚の布全体を1つのストーリーだと捉え、淡い色から濃い色までくくり糸の束を12色に染め分けることで、24mにわたって柄が変わるダイナミックな久留米絣のアート作品が生まれました。その中の2色を抽出して作ったのがこの「オランダコラボ」です。アート作品を身近に、気軽に楽しめるようなMONPEです。

オランダ在住のデザイナーたちがフレッシュな視点でデザインでしたこのMONPEは、久留米絣のさらなる可能性も探ることができたと思っています。

柄合わせをしない技法上、1点ずつデザインに差が生じます。ご了承ください。

コラムで詳しく制作背景をご紹介しています。こちらからご確認ください。

日本のジーンズ「MONPE」

私たちが暮らす福岡県南部の筑後地方では久留米絣という伝統工芸が今でも残ります。この地方では昔からもんぺの生地が織られていました。ある時「もんぺは今の時代でも穿けるのではないか。」と考えはじめ、着方の提案や布の開発をはじめたのが2011年です。

アメリカの「ジーンズ」は、元来鉱夫のワークパンツとして使用されており、それが日常着に変わっていったという歴史があります。日本の「もんぺ」も農作業からはじまり、日常着へと変化していく可能性があるのではないかと取り組みを続けています。

うなぎの寝床が考える、久留米絣の特徴

久留米絣には大きく分けて2つの代表的な特徴あると考えています。

1つは、生地の風合いの良さ。これは、60年以上前の昔ながらのシャトル織機を使用しているからです。現代の織機と比べると織る速度はゆっくりですが、ゆっくり織られるからこそ、糸に必要以上の負荷がかからず、やわらかく風合いのある生地を織り上げることができます。

そして、もう1つの特徴が柄や模様の作り方です。久留米絣の多様な柄と模様は、プリントではなく、織る前に糸を1本1本染め分け、その糸を織ることで柄を作っていきます。糸が染まった部分、染まっていない部分を合わせたり、ずらしたりすることで柄を表現します。経(たて)糸を染め分けるのか、緯(よこ)糸を染め分けるのか、先染めした単色の糸を使うのかなどで、無地、縞、チェック、たて絣、よこ絣、たてよこ絣、つまみ染、文人絣などの様々な種類の柄や模様を作ります。「くくり」も「染め」も「織り」も機械は使っていますが、昔ながらの機械のため必ずの人の手を必要とします。この人の手を介するという部分も久留米絣の面白み、味わい深い部分でもあります。

*藍染手織りの生地など、全て人の手作業だけで作られる久留米絣もあります。

形状について

細身なシルエット「現代風MONPE 」

1942年、厚生省が婦人標準服という規格を発表し「もんぺ」は活動衣として指定され、農作業着として戦後定着し、全国に広まりました。その形状はお尻周りが大きく、ゆったりとしたシルエットでした。

うなぎの寝床が開発した現代風もんぺの型紙では、地域の人たちがタンスの肥やしにしていた反物や着物を解いた布でもんぺを作りたいという要望に答え、製作しました。昔は布が安かったのでたっぷりと使っていましたが、布を節約しながら、約36cm(着尺)の幅を活かして簡易的な設計にしていった結果、昔の「もんぺ」の機能はそのままに、細身のMONPEが生まれました。

「型」という観点で開発された2つのMONPE

戦後の農作業着として親しまれた型 「Farmers’ MONPE」

現代の普段着として進化を遂げた型 「現代風MONPE」

【ハルグチショップチャンネル】お買い物のご参考に!

”着心地がいい” 久留米絣でつくられた日常着「MONPE」
久留米絣について、仕様・選び方、お手入れについてなど

【はじめてのMONPE】 基本のサイズの選び方

サイズ表

SML
ウエスト(適応寸法)64-9665-10268-108
ヒップ(適応寸法)80-9587-9892-110
総丈95.597101
わたり幅30.533.535.5
股上313235
股下646667
ふくらはぎ(周囲 裾から約25cm高さの寸法)363841
裾幅161720
※男女兼用 ※膝下が特に細めの形をしています。 ※サイズ測量の多少の誤差はご了承下さい。
サイズ表の見方
サイズ表の見方

つくりて紹介

うなぎの寝床

地域文化商社/福岡県八女市
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2012年に九州・ちくごのアンテナショップとして創業。福岡県南部の筑後地域を中心とした九州のものづくりを紹介する店舗としてスタートし、久留米絣のもんぺを集めた「もんぺ博覧会」を企画し伝える中で、昔のもんぺを現代にアップデ…

下川織物 下川織物

下川織物

織物・久留米絣/福岡県八女市
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1948年創業の下川織物は八女市に唯一残る久留米絣織元です。江戸時代後期、久留米絣の産地では、藩が産業として奨励し、全盛期は年間200~300万反を生産していましたが、戦後の洋装化により着物用着尺の小幅布の需要が激減して…

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