【日々のこと】新調した白のれん。新たな気持ちで。

白のれん

のれん、あらたに。
古きを温め、新しきを知る。

3年間、ハルがつくってくれた暖簾を使い続けました。さすがにずっと風になびき続けるので、いろんな所が痛んでくるもんなのですね。縫製した際からやられたり、密度がユルいとこからやられたり、小さなダメージの蓄積というのは凄いものです。今回は新開さんが見かねて、久留米絣の織元さんから白生地を買ってきてくれて暖簾をつくってくれました。まだ少しパッキリした感じがあるのですが、清楚な白です。そのうち馴染んでくるような気がします。幅は反物幅をそのまま利用した暖簾です。

3年間、いろんな小さな積み重ねが積もり積もってお店の形となってきました。この暖簾をくぐってくれた方が多くいるという事実は本当に有り難い限りで、この辺鄙な八女という土地まで遠くからわざわざ人が来てもらえる事実には、僕自身びっくりしています。今は変革の時期であって、僕はよりよくするために、内部の仕組みを調整したり、新しい枠組みをつくったりすることに奮闘しています(適度な昼寝をとりながらですが)。今2Fの方がお休みさせて頂いていますが、ここ何ヶ月か調整をしっかりして、再度オープンできるように仕組んでいきたいと考えています。

古きを温め、新しきを知る。というほど、古くないですが、今現状はどんどん過ぎ去っていって過去のことになっていきます。どうすればもっとよくなるか考え続けることが大事だと思っているので、あまり後ろを振り向かず(いや、振り向いたりもするけど)前へ進んでいこうと思います。どうぞ、よろしくお願いします。

白水

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