異なる編み生地を着比べて体感し、自分の好みのセットをお得につくることができる期間です！

普段手にするTシャツの「編み」や「生地」について考えることはどのくらいあるでしょうか？やわらかく肌触りのよいTシャツ、よく伸びるTシャツ、しっかりした厚みのTシャツ。同じTシャツでも生地によって、風合いはさまざまです。うなぎの寝床は「久留米絣」という織物と長く付き合ってきました。織物について少しずつ詳しくなる中であることに気がつきます。

「編み地のことはよくわからないな。」

編み地は糸の素材だけでなく、糸の太さや編み方で多様な生地を作ることができます。まず編みを知り、体感しようとはじめたものが「KATA Tシャツ」シリーズです。同じ型を用いながら、異なる生地をTシャツにすることで編み生地を知るきっかけに繋げていこうとしています。

やわらかいもの、しっかりしたもの、伸びるもの、ふんわりしたもの、6種類の生地の異なるTシャツを揃えています。実際に手に取って、袖を通して、それぞれの生地を体感しながら、自分の好みの生地感を見つけてみてもらえればと思います。

KATA Tシャツについて詳しくはこちら

異なる編み方の2枚セットで10％OFF、3枚以上で15％OFF！

下記の店舗で期間中、種類の異なるKATA-Tを複数ご購入すると「2枚で10％OFF」、「3枚以上で15％OFF」でご購入いただけます。

※全く同じ商品（生地・サイズ・色・袖丈）の複数購入は割引の対象外となります。ぜひ「編み」に着目した着比べをお楽しみください。

※割引には対象商品がございます。対象商品にはタグに「緑色のシール」が付いています。詳しくは店頭にてご確認ください。

※店舗によって開催期間が異なります。詳しくは下記をご覧ください。

＜対象店舗・期間＞

● うなぎの寝床 旧丸林本家
2024年 8/22（木）〜 9/30（月）
店休日　火・水
営業　　11:00～17:00
住所　　福岡県八女市本町267（会場アクセス）
電話　　0943-22-3699
駐車場　あり

● うなぎの寝床 ららぽーと福岡店
2024年 8/20(火)〜9/9(月)
店休日　施設休業日に準ずる
営業　　10:00〜21:00
住所　　福岡市博多区那珂6丁目23-1 1F （会場アクセス）
電話　　092-586-7860
駐車場　あり

● うなぎの寝床 アクロス福岡店
2024年9月11日（水）～9月30日（月）
店休日　火
営業　　10:00～19:00
住所　　福岡県福岡市中央区天神1丁目1-1 1F（会場アクセス）
電話　　092-753-7223
駐車場　あり（有料）

「KATA-T」とは？

「KATA」を通して着比べる
オールシーズン使える日常着

うなぎの寝床は久留米絣の産地である筑後地方で「MONPE」を開発し、日常着として提案しなおしをしてきました。このMONPEは「KATA（型）」という考え方が踏襲されています。現代風もんぺの型紙をベースにしながら、200年以上の歴史がある伝統工芸である久留米絣の生地を、古典的な柄物から、無地のものまで様々な色柄を当て込んでいくというやり方です。このTシャツも同じような考え方をしていて、同じ「型」に様々な種類の「編みによる生地」を当て込んでいき、生地の厚さや肌触りなどによって、季節で用途が変わっていく。オールシーズン使える日常着として提案できるのではないか？と考えました。

オンラインショップ 商品一覧はこちら（オンラインショップは割引対象外になります）

KATA Tシャツの基本情報

1. 袖丈
袖の長さは半袖、7分丈、長袖の3種類あります。
※【1616】は7分丈と長袖、【高島ちぢみ】は半袖のみとなります。

2. サイズ
男女兼用：SS / S / M / L / LLの5サイズ
※サイズ感目安
SS・S・M →レディース S・M・L 程度
M・L・LL → メンズ S・M・L 程度

3. 生地
5種の編地と1種の織物。
詳しくは下記をご覧ください。

生地について

季節毎に定番になり得る多様な厚さのTシャツの生地をつくってみたい。というところが原点にあります。Tシャツという「型」にその生地を入れ込んでいきました。

《編み》

【30】（コーマ糸編地）
カード糸をさらに短繊維を取り除き平行に整えた30番単糸という太さの綿糸を使って、編みを詰めて(度詰と呼びます)つくったものです。光沢があり、サラっとした表面は肌触りがよく春から夏に最適です。

重さ： SS 130g ~ LL 200g

【30】（コーマ糸編地）の商品はこちら

【16】（カード糸編地）
紡績（綿花から糸を作って行く行程）で短繊維などの不要部分を５％取り除いた粗野な風合いの16番単糸を使用した編地。編み目をしっかりと詰めて編んでいます。糸の粗野感で凹凸が出来、着ていく毎に肌なじみ、経年変化を楽しめます。 30より分厚く、がっしりとした生地です。

重さ： SS 175g ~ LL 275g

【16】（カード糸編地）の商品はこちら

【DF】（ダブルフェイス編地）
ダブルフェイスという編み方で厚めでフワッとした生地です。表の糸が20番単糸、裏の糸を40番単糸とそれぞれ異なったゲージの天竺編地を中糸40単糸でつないだ編み方。ゲージを適正ゲージよりもゆるく編んでいるので、柔らかさが特徴。秋から春がおすすめですが、冷え性の方や女性などはオールシーズンで良いアイテムです。生地が柔らかいので多少緩む方向に経年変化します。ネットに入れての洗濯がおすすめです。

重さ： SS 185g ~ LL 280g

【DF】（ダブルフェイス編地）の商品はこちら

【フライス編み】（30番単コーマ糸）
30単コーマ糸を使用し、シンカーのダブル機で編んでいます。編地は一般的にフライス編み、ゴム編み、リブ編み、畦（あぜ）編みとも呼ばれます。KATA-Tの中でも30、16、1616の編地は天竺、表目メリヤスとも呼ばれる表目で編まれていますが、フライスの場合は表編みと裏編みを交互に編む編み方で表裏が無く、表目編みよりも横の伸縮性に富んでいます。見た目はフラットでなく筋が入った様に見えます。横に伸縮性があるのと耳まくれしにくく、縫製や裁断にも強く、襟元や袖口の付属に使用されることも多いです。横の伸縮性があり、身体に程よくフィットします。

重さ： SS 150g〜LL 245g

【フライス編み】（30番単コーマ糸）の商品はこちら

【1616 吊編み】（16番単糸引き揃え編地）
16番単糸と16番単糸の糸を撚糸せずに引き揃え、吊り編み機で編みました。吊り編み機とは、1950年~60年代に活躍していた旧式の編み機で、ゆっくりと編むので、必要以上に糸に負荷がかからず、 また高速編機では表現出来ない、強さとしなやかさを持つ厚地の編地です。秋から春にかけてがおすすめです。

重さ： SS 310g ~ LL 485g

【1616 吊編み】（16番単糸引き揃え編地）の商品はこちら

《織り》

【高島ちぢみ】（強撚糸 / 織物）
高島ちぢみと呼ばれるこの凹凸のある生地は、”クレープ”または”ちぢみ”と呼ばれる、江戸時代に端を発する伝統的な織物です。よこ糸に強く撚りをかけた糸を使用して布を織り、水にさらすと、よこ糸の撚りが戻ろうとする力で布の表面に粒状の凹凸ができます。この凹凸により、肌に密着せずにさらっとした着心地になります。通気性が良く、汗をかいてもべとつきにくいので、高温多湿な日本の夏にも適しています。また、ちぢみ生地特有の横伸びをしますので楽に着られます。

重さ： SS 75g ~ LL 115g

【高島ちぢみ】（強撚糸 / 織物）の商品はこちら

工程動画