【旧寺崎邸】 近江の手造り和ろうそく 大與 ~日常に灯りのある風景を~
- 会期
- 2023.4.14 (金) 〜2023.4.24 (月)
- 店休日
- 火、水(祝日営業)
- 営業
- 11:00〜17:00
- 住所
- 福岡県八女市本町327
- 電話
- 0943-24-8021
- 駐車場
- 10台
【旧寺崎邸】 近江の手造り和ろうそく 大與 ~日常に灯りのある風景を~
ゆらめき、瞬く灯り
非日常をつくりだす癒しの時間
炎には不思議な安心感があります。
和ろうそくの炎はとてもやわらかく、眺めていても飽きない奥行きのある灯りだなと思います。ゆらゆらと瞬く様子はまるで生き物のように見え、踊っているかのようにも感じます。とある人は、ご仏前で和ろうそくを灯してご先祖様に話しかけていると、その瞬きがご先祖さまが応えてくれているように感じることがあると語っていました。焚き火にも近い感覚があり、ボーッと眺めるだけでもよいし、自分と向き合い何か考え事に耽ったりするときにも良さそうです。
和ろうそくに限らず西洋のろうそく(キャンドル)もそうですが、電気がない時代は夜を過ごす明かりとして暮らしの中に当たり前に必要だったものですが、今ではスイッチひとつで点灯消灯ができる電灯があるので、その用をろうそくが果たす必要はなくなりました。現代のろうそく・キャンドルは必需品としての灯りからは解放され、様々な楽しみ方が含まれた存在になっています。家族や友人との団欒、晩酌やティータイム、バスルームやベッドサイド、瞑想・ヨガなど、昔から続く神棚や仏前、お茶事などだけでなく暮らしの中の様々な場面に溶け込んでいます。たまには部屋の電気を消して炎の灯りで特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
和ろうそく、キャンドルの展示・販売
つくりてとつくるワークショップを開催
琵琶湖の西岸、滋賀県高島市にて大正3年より、古来からの手掛け製法でろうそく製造業を営む”近江手造り和ろうそく大與”の和ろうそくの特徴は3つあります。やさしい灯りで匂いがなく、煤が少なく、蝋が垂れにくい。それは石油由来のパラフィン蝋でなくは、櫨やお米といった植物性の蝋を原料に作られているからこそ。その植物性の蝋の一つ櫨(はぜ)蝋は、福岡県みやま市にある全国でも数少なくなった製蝋所で絞られており、それが大與さんのところでろうそくになります。今回のPOPUPでは、店頭には普段取り扱いのある櫨、お米などを原料とした和ろうそくやキャンドルに加えて、絵ろうそくなどをこの期間限定で展示・販売します。また古くから伝わる和ろうそくの作りの手掛け製法の職人である大西巧さんによる、ろうそく作りワークショップも開催します。
ぜひ店頭にて土地と繋がる灯りをご覧ください。
<開催概要>
会期 : 2023/4/14(金) 〜 4/24(月)
時間 : 11:00 〜 17:00
場所 : 旧寺崎邸 1F
住所 : 福岡県八女市本町327
展示・販売 : 櫨蝋和ろうそく、絵ろうそく、お米のろうそく、ブロックキャンドル、燭台など
<ワークショップ> ※3回全て満席に達したため締め切りとなりました。
「和ろうそくづくり体験とろうそく話あれこれ」
今回のワークショップでは、和ろうそくづくりのことや原料となる櫨(はぜ)についてなど大西さんからお話を聞きながら、櫨蝋を使って手作業で2本の和ろうそくを作ります。対象年齢はありませんのでお子さんでもご参加可能です(※小学生低学年以下の方は保護者が同伴をお願いします)。ワークショップは、4月15日(土)に11時~、13時~、15時~の計3回うなぎの寝床旧寺崎邸で開催を予定しています。参加費用は、材料費込みで¥2,000(税込)となります。ワークショップ参加をご希望の方は、下記のメールアドレスへお申し込みください。(各店頭でもお申込み可能)
○4/15(土)全3回開催
時間帯:1回目 11: 00~、2回目 13:00~、3回目 15:00~
所要時間:約1時間程度
各回定員:8名
参加費用:2,000円(税込)/人
講師:大西 巧氏 (近江手造り和ろうそく 大與 四代目)
会場:うなぎの寝床 旧寺崎邸
お申込みメールアドレス:u-info@unagino-nedoko.net
メールでの申し込みの際に、件名に「和ろうそくづくりワークショップ申し込み」とご入力の上、下記4つの事項をご記入ください。
①氏名 ②住所 ③電話番号 ④ご希望参加時間(①11時~ ②13時~③15時~)
※3回全て満席に達したため締め切となりました。
*お申し込みは4月7日までの受付、先着順となります。また定員となり次第締め切らせていただきます。
<販売商品 一覧>
・櫨の和ろうそく
日本古来より受け継がれる手掛け製法を用い、職人が一本一本手作りで製造した櫨蝋100%のろうそくです。
・米ぬかろうそく まめ
原料に米ぬか蝋を使用し、環境にやさしいだけでなく、蝋の垂れや、油煙が少なく、安心してお使えるろうそくです。短燃焼時間(約15分)の和ろうそくで瞑想でも。現代の小型仏壇にも合うサイズです。
・絵ろうそく
菜の花、桜や藤など、さまざまな花が描かれているろうそくです。この絵ろうそくはもともとは火を灯さず使うもので、「枯れない花」として法事や日々のお供えのお花の代わりに仏壇に飾られています。なので、季節によって楽しめるように春夏秋冬の様々な花が描かれています。
・お米のブロックキャンドル
米ぬか蝋を100%使用した植物ベースのキャンドルです。長時間燃焼であること、においやすすが極端に少ないこと、蝋垂れが少ないことなどの特徴があり、食卓での使用に最適です。
オンラインショップ取扱い商品一覧 (オンライン取り扱いは一部のみ)
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まだまだあるよ 櫨と和ろうそくの話
さて、その和ろうそくは植物蝋、和紙、い草の芯、真綿(絹)を原料として作られています。その当時は入手しやすく日本の暮らしに欠かせないものを組み合わせて作られており、その土地、暮らしと繋がりがあるものが当たり前だった時代のものが今もなお残っています。その重要な植物性の蝋分として櫨(はぜ)という植物があり、その蝋を絞れる数少ない製蝋所が福岡県みやま市の荒木製蝋所です。うなぎの寝床から車で30分ほどのところです。八女周辺を車で走っているとあちらこちらで櫨の木を見かけます。このまま櫨の話を始めてしまうと長くなりそうなので、このつづきは後日書くことにします。ではでは、また。
春口
うなぎBOOKSセレクト 関連書籍 → 和ろうそくは、つなぐ
櫨の実ちぎり
うなぎの寝床 旧寺崎邸
店休日 | 火、水(祝日営業) |
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営業 | 11:00〜17:00 |
住所 | 福岡県八女市本町327 (会場アクセス) |
電話 | 0943-24-8021 |
駐車場 | 10台 |
会期 | 2023/4/14(金) 〜 4/24(月) |
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