【はんてん豆知識】 日頃のお手入れ & 洗い方

12月、はんてんシーズンも始まりました。今回は、お店でもご質問が多い「わた入れはんてんの洗い方・お手入れ」について改めてご紹介します。わた入れはんてんは、いくつかの点を注意すれば自宅で水洗いすることができます。

自宅での適切な洗い方、そして次の季節までの適切な保管方法を知って、より良きはんてんライフを楽しみましょう。

*絹(真わた)100%のはんてんは、専門のクリーニング店に依頼しくてください。

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はんてんの洗い方

① 干す

洗う前に、はんてんを天気のいい日に天日干しします。中わたが元気な膨らんだ状態で洗うと仕上がりがふっくらします。わた切れ防止にもなります。

② 拭く

首回りや袖口など、汚れの気になる所を固く絞ったフキンで拭きます。

③ 畳む

はんてんを四つ折りに畳みます。

④ 洗う

たらいや大きめの入れ物に入れ、ぬるま湯(40℃位までのお湯)で押し洗いをします。
汚れの酷いところはこすり洗いをします。
*洗剤は中性洗剤を使用。漂白剤は厳禁です。

⑤ 押す

お湯を捨て、軽く押しながら水分を抜きます。

⑥ 脱水

畳んだままネットに入れ、洗濯機にポンッ。数分脱水します。
*はんてんの大きさによって脱水時間が異なります。お使いの洗濯機脱水機能の短い時間からお試しください。

⑦ 干す

脱水終了後、平干しの影干しをして乾かします。

⑧ 畳んで収納

乾いたら畳んで保管してください。
ハンガー等で吊るしたまま保管すると中わたが重みで下に落ちてくる可能性があります。それを防ぐためにも畳んでの保管をお勧めします。

⑨ 干す

時期着用前、晴れた気持ちの良い日に太陽に3時間位当ててからの着用をお勧めします。

 

普段のお手入れ日に干して、ふっかふか

日常的に布団のように日に干してあげると、中わたがふっくらとなり、干した布団に寝る時のような気持ちよさを体感できます。強い日差しにさらされると生地が傷んでしまうため、日差しの弱い午前中や直射日光が当たらないところで陰干しするのをおすすめします。

布団よりかさばらないので、外出している間に一番日当たりのいい部屋でふわっと広げて置いておくだけでも良いので、手軽にお手入れできます。

着たらたまに干して、シーズンオフは洗って、しまう。
ひと手間かけて、心地よいはんてんライフを永く楽しんでいただけたらと思います!

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