【商品紹介】登り窯で生まれる沖縄の焼物(やちむん)
今にも三線や指笛の音が聞こえてきそうな雰囲気をまとった沖縄のやちむん。普段見慣れない形ですよね。どういった用途に使うのか、なぜこのような形になったのか気になりませんか。1つずつ見てみたいと思います。
左上の焼物は揺するとカラカラ音がする、その名もカラカラ。その語源は意外にも音ではありません。「から」は沖縄の言葉で貸してくれという意味で、お酒が空いて次の瓶を貸してくれと皆が言ったところから、カラカラとなりました。元々は中に玉は入っていなかったらしく、後付けのようです。上の中の角瓶は昔は錫製で、大きな弁当箱に入れやすいように四角に作られました。もちろんお酒を入れるためのものです。右の紐が掛けてある陶器は抱瓶(だちびん)といって沖縄の豪農たちが、作業の合間に一杯やるために作られたものです。海外の方が持っているスキットルの日本版ですね、陶器で作るところがハードボイルドです。左前の水滴は泡盛を入れて右前のお猪口に注ぎ、泡をたててお酒の質を確かめます。泡が細かく粘着質なお酒が古酒で、舐めるようにゆっくり飲むそうです。沖縄の方々にとって泡盛が必需品であることは陶器にも表れていたのです。これらの陶器は現在主流のガス窯ではなく、登り窯によって作られています。安定生産には向いていないのですが、1点1点の味わいがあり、お酒も味わい深くなるはずです。試してみてはいかがでしょうか。前田
ー 企画展情報 ー
『沖縄・ちくご ものづくり比較展』
日程: 2017年11月16日(木)〜12月4日(月)
休み:火曜日、水曜日
場所:旧寺崎邸
主催 株式会社 うなぎの寝床
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