MONPE Kokeshi with COMPANY(フィンランド) ネイビー
地域文化商社としての
オリジナルプロダクト
品番 | 10010707 10010708 10010709 |
---|---|
つくりて | うなぎの寝床下川織物 |
地域 | 福岡・八女市 |
サイズ | S,M,L |
仕様 | ・ウエスト総ゴム仕様 ・ウエスト調整紐入り ・右前貼り付けポケット1つ ・両膝の内側に膝当て付き ・裾ゴム入り |
原材料 | 綿100%(久留米絣) |
配送 | クリックポスト/1着まで レターパックプラス/2着まで可能です。 |
- ご覧になっているモニター環境などにより実際の色と異なって見える場合があります。
- 実店舗でも同時に販売しておりますので、タイミングによっては欠品の場合がございます。万が一欠品していた場合にはご連絡させていただきます。予めご了承ください。
- ギフトが複数ある場合は、梱包数と同数を選択してください。(組み合わせが複数ある場合は、通販注文時の備考欄に記入してください。)
久留米絣×アーティスト”company”とのコラボレーションMONPE
こけしを久留米絣で表現
青森県立美術館『PHASE 2015 カンパニー ニッポン・北のヒミツ』の為に製作した『こけし柄』の久留米絣です。
アーム・ソン(Aamu Song)とヨハン・オリン(Johan Olin)の2人からなる、フィンランドのデザインユニットCOMPANYがデザインした、こけし柄の久留米絣を使ったMONPE。
こけしの中に魂やスピリットが込められていることを知った2人の想いが、絣の模様で表現されています。
デザイナー紹介
COMPANY
右:アーム・ソン(Aamu Song)
左:ヨハン・オリン(Johan Olin)
フィンランドのヘルシンキを拠点にデザイナー・アーティスト・プロデューサーとして活動するユニット。2007年からフィンランド、ロシアや韓国などさまざまな国に古くから伝わる手仕事に触発されながら、現代のデザインと伝統工芸との融合を試みるシリーズ「Secrets」を展開しています。2010年には、フィンランドのデザインの分野で最も栄誉あるフィンランド国家デザイン賞を受賞。デザインしたプロダクトを販売する店舗「Salakauppa」(サラカウッパ=秘密のお店)をヘルシンキに設けています。
制作背景
2015年に青森県立美術館で開催された「北のヒミツ」展にて世界中の伝統工芸を現代風に解釈し作品として展示をしたいと考えたCOMPANYは、綿入れはんてんを絣でつくりたいと考え、宮田織物さん(福岡県筑後市)を通じ下川織物さん(福岡県八女市)と出会い、こけし柄を下川織物へ依頼することとなりました。図案を制作する際、Aamuさん自身が図案用紙に描き込みました。
絣はさまざまな柄の表現が可能であることも特徴のひとつではありますが、COMPANYが描いたこけしの曲線のカーブがゆるやかでありかつ線も細いことも下川織物さんの技術があってこそ、表現できました。
うなぎの寝床は、MONPEに落とし込み日常使いもできるようにしてはどうかと提案があり制作しました。
その後の絣の生産MONPEの販売も含め、COMPANYとの取り組みは続いています。
限られた制作期間の中でなんとか織りあがったこけし柄の絣は、今まで織られてきた久留米絣の柄とは異なった雰囲気となり、絣のデザインの可能性を感じるきっかけとなりました。
青森での展示会の後、こけし柄の絣は東京や福岡でも展示をされることとなりました。
フィンランドのアーティストと久留米絣の織元の連携を味わえるMONPEをぜひ、生活にとりいれていただけると嬉しく思います。
photo/Koichiro Fujimoto
日本のジーンズ「MONPE」
私たちが暮らす福岡県南部の筑後地方では久留米絣という伝統工芸が今でも残ります。この地方では昔からもんぺの生地が織られていました。ある時「もんぺは今の時代でも穿けるのではないか。」と考えはじめ、着方の提案や布の開発をはじめたのが2011年です。
アメリカの「ジーンズ」は、元来鉱夫のワークパンツとして使用されており、それが日常着に変わっていったという歴史があります。日本の「もんぺ」も農作業からはじまり、日常着へと変化していく可能性があるのではないかと取り組みを続けています。
うなぎの寝床が考える、久留米絣の特徴
久留米絣には大きく分けて2つの代表的な特徴あると考えています。
1つは、生地の風合いの良さ。これは、60年以上前の昔ながらのシャトル織機を使用しているからです。現代の織機と比べると織る速度はゆっくりですが、ゆっくり織られるからこそ、糸に必要以上の負荷がかからず、やわらかく風合いのある生地を織り上げることができます。
そして、もう1つの特徴が柄や模様の作り方です。久留米絣の多様な柄と模様は、プリントではなく、織る前に糸を1本1本染め分け、その糸を織ることで柄を作っていきます。糸が染まった部分、染まっていない部分を合わせたり、ずらしたりすることで柄を表現します。経(たて)糸を染め分けるのか、緯(よこ)糸を染め分けるのか、先染めした単色の糸を使うのかなどで、無地、縞、チェック、たて絣、よこ絣、たてよこ絣、つまみ染、文人絣などの様々な種類の柄や模様を作ります。「くくり」も「染め」も「織り」も機械は使っていますが、昔ながらの機械のため必ずの人の手を必要とします。この人の手を介するという部分も久留米絣の面白み、味わい深い部分でもあります。
*藍染手織りの生地など、全て人の手作業だけで作られる久留米絣もあります。
形状について
細身なシルエット「現代風MONPE 」
1942年、厚生省が婦人標準服という規格を発表し「もんぺ」は活動衣として指定され、農作業着として戦後定着し、全国に広まりました。その形状はお尻周りが大きく、ゆったりとしたシルエットでした。
うなぎの寝床が開発した現代風もんぺの型紙では、地域の人たちがタンスの肥やしにしていた反物や着物を解いた布でもんぺを作りたいという要望に答え、製作しました。昔は布が安かったのでたっぷりと使っていましたが、布を節約しながら、約36cm(着尺)の幅を活かして簡易的な設計にしていった結果、昔の「もんぺ」の機能はそのままに、細身のMONPEが生まれました。
「型」という観点で開発された2つのMONPE
戦後の農作業着として親しまれた型 「Farmers’ MONPE」
現代の普段着として進化を遂げた型 「現代風MONPE」
【ハルグチショップチャンネル】お買い物のご参考に!
”着心地がいい” 久留米絣でつくられた日常着「MONPE」
久留米絣について、仕様・選び方、お手入れについてなど
サイズ表
S | M | L | |
---|---|---|---|
ウエスト(適応寸法) | 64-96 | 65-102 | 68-108 |
ヒップ(適応寸法) | 80-95 | 87-98 | 92-110 |
総丈 | 95.5 | 97 | 101 |
わたり幅 | 30.5 | 33.5 | 35.5 |
股上 | 31 | 32 | 35 |
股下 | 64 | 66 | 67 |
ふくらはぎ(周囲 裾から約25cm高さの寸法) | 36 | 38 | 41 |
裾幅 | 16 | 17 | 20 |
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