【旧寺崎邸・ららぽーと福岡】 日本生まれ、日本の夏着「steteco.com / TSUKUMO」
- 会期
- 2024.6.7 (金) 〜2024.6.24 (月)
うなぎの寝床 旧寺崎邸
- 日程
- 2024年6/7(金)〜6/24(月)
- 店休日
- 火、水(祝日営業)
- 営業
- 11:00〜17:00
- 住所
- 福岡県八女市本町327
- 電話
- 0943-24-8021
- 駐車場
- 10台
うなぎの寝床 ららぽーと福岡店
- 日程
- 2024年6/7(金)〜6/24(月)
- 店休日
- 施設休業日に準ずる
- 営業
- 10:00〜21:00
- 住所
- 福岡市博多区那珂6丁目23-1 1F
- 電話
- 092-586-7860
- 駐車場
- あり
【旧寺崎邸・ららぽーと福岡】 日本生まれ、日本の夏着「steteco.com / TSUKUMO」
実は「日本生まれ」
“適材適所”で夏も快適に
夏の格好、ステテコ、ビーサン。実は「日本生まれ」なんです。高温多湿な日本の気候を快適に過ごすために誕生した「ステテコ」。草履(ぞうり)とゴムとの出会いで派生した「ビーチサンダル」。それぞれ日本という気候・土地性・文化で、「生まれるべくして生まれたモノ」でした。
会期中はsteteco.com・TSUKUMOともに期間限定で豊富なラインナップをご紹介します。湿気の多い日本の夏も、適材適所で涼しく、軽やかに。ぜひお立ち寄りください。
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<開催概要>
日本生まれ、日本の夏着「steteco.com / TSUKUMO」
2024年6/7(金)〜6/24(月)うなぎの寝床 旧寺崎邸
店休日 火、水(祝日営業)
営業 11:00〜17:00
住所 福岡県八女市本町327(会場アクセス)
電話 0943-24-8021
駐車場 ありうなぎの寝床 ららぽーと福岡店
営業 10:00〜21:00
休み 施設休業日に準ずる
住所 福岡市博多区那珂6丁目23-1 1F(会場アクセス)
電話 092-586-7860
駐車場 あり
steteco.com
《steteco.comのポイント》
・滋賀県高島地区で江戸時代からつくられる「綿100%」の織物
・なんと言っても着心地の良さ!さらさらでべたつかず、通気性も良くて涼しい
・明治時代から愛されてきたステテコを現代でも取り入れやすい型に
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偶然の産物?
ミスから生まれた夏の快適素材「高島ちぢみ」
夏の快適アイテムであるステテコには、琵琶湖の北西に位置する滋賀県高島地区の「高島ちぢみ」と呼ばれる織物を使用しています。さらさらとした着心地で肌にベタつかず、風を通してとにかく涼しいのが特徴です。その秘密は、生地の表面が縮んでできたシボにあります。この凹凸が肌に当たる表面積が減らすことで汗をかいてもべとつきにくく、快適な着心地になるのです。
そんな夏の快適素材、高島ちぢみ。その発祥はとある「農家の失敗」から生まれました。産地の織元さんによると、高島地区の農家は織物を織ることが冬場の副業で、ある農家が完成した生地を届けに行く際、誤って水に落としてしまったそうです。その時、生地が縮んで表面に凹凸が生まれました。届け先で謝ると、「この風合い良いじゃないか!」と褒められたことからその風合いを追求し、現在の高島ちぢみにつながったと伝えられています。
明治時代には着物や袴の下に穿く下着として、戦後からはスーツの下に穿くズボンしたなどとして、高島ちぢみのステテコは親しまれ、現在に至ります。
TSUKUMO(九十九)
《TSUKUMOのポイント》
・ゴムのまち、神戸でつくられる「天然ゴム」のビーチサンダル
・ピタッと足の裏にくっつく履き心地と、一日中履いても疲れないクッション性
・日本人の足に適した形と鼻緒の設計
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草履 + ゴム = 「ビーサン」
TSUKUMOがある兵庫県神戸市長田区は、明治維新と共に開港した神戸港によって海外からのモノや文化が行き交う「港町」として発展しました。1909年にはタイヤメーカーのダンロップ社*が神戸に工場を設立し、近代ゴム技術を地域に伝えたことでゴム工場街が広がっていきます。
ビーチサンダルが生まれたのは戦後間もない1952年のこと。日本の産業振興のためにアメリカから来日した工業デザイナー レイ・パスティン氏が、草履文化に着想を得て、日本のゴム技術師と協力してゴム製のサンダルを製作します。これをハワイで販売し、1カ月で10万足が売れるほどの大ブームを生みました。日本では1955年から発売が開始され、最盛期の1985年ごろには、ヨーロッパはイタリア、南太平洋はタヒチ、ニューカレドニアにも輸出されました。
【小話】 ゴムと港のつながり
*ダンロップ社 …イギリスを発祥とするゴム・タイヤブランド。
1888年、獣医であったJ.B.ダンロップが息子のために空気入り自転車タイヤを製作したことをきっかけに英国ダンロップを設立。その頃、天然ゴムはアマゾン等に自生する野生ゴムから採取されたものがほとんどでしたが、英国は東南アジアで天然ゴムを栽培することに成功します。神戸は欧州航路の終着点であり、シンガポールで船積みされたゴムを運ぶのに適していたことから、米国に先駆けて神戸に工場が建設されました。ちなみに南米で採取された野生ゴムを運ぶアメリカ航路の終着点は「横浜」だったそう。「横浜」と「ゴム」も思い浮かぶ社名がありますね。
ヨーロッパから神戸へ、栽培ゴムが。アメリカから横浜へ、野生ゴムが。
「ゴム」と「港」に深いつながりがありそうです。
山から竹が、海から「ゴム」が
モノづくりがどうやって生まれるのか?そこには様々な理由があると思います。例えば、山に竹が生え、素材を編む技術があって竹細工が作られるように、土地にある「素材」と「技術」が組み合わさって必要を満たす「モノ」が生まれる事例も多くあります。
このビーチサンダルは一見すると見えにくいですが、神戸が持つ「海・港」という土地性があり、海を渡ってやってきた「ゴム」という素材が「草履」という技術・文化と出会うことで形作られた、と捉えることが出来るかもしれません。竹細工とビーチサンダル。文化も文脈もそれぞれ違うモノではありますが、紐解いていくと共通したモノの生まれ方があるのではないかと考えています。
荻野
<オンラインショップ 商品ラインナップ>
◾️ steteco.com
左:ステテコ / 中央:ショートステテコ / 右:ショートステテコ3L
◾️ TSUKUMO
左:ナチュラル×ナチュラル / 右:ブラック×ブラック
日本生まれ、日本の夏着「steteco.com / TSUKUMO」
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