【旧寺崎邸】 日本人による日本人のためのクラフトサングラス「tesio」

会期
2024.5.17 (金) 〜2024.5.27 (月)

うなぎの寝床 旧寺崎邸

日程
2024年5/17(金)〜5/27(月)
店休日
火、水(祝日営業)
営業
11:00〜17:00
住所
福岡県八女市本町327
電話
0943-24-8021
駐車場
10台

【旧寺崎邸】 日本人による日本人のためのクラフトサングラス「tesio」

「しっくりくる」には理由あり
鯖江発、日本人の骨格に合ったサングラス

福井県鯖江市発のサングラスブランド「tesio」の取り扱いスタートにあたり、旧寺崎邸にて試着・販売会を開催します。海外ブランドも多いサングラスですが、その多くが鼻が高く彫りが深い欧米人などの顔を基準に設計されています。サングラスをかけた時のストレスやとっつきにくさは「本当にフィットするサングラスが見つけられていないから」が一因なのかもしれません。

メガネのフレームメーカー谷口眼鏡は、サングラスの小さな違和感に気づき、自分たちが満足できるサングラスを自分たちで作りました。60年以上日本のメガネ製造に携わったノウハウを生かし、日本人の骨格にぴったり合ったフレームを手がけます。かけているのを忘れてしまうほどのかけ心地の良さ、日常使いしやすいデザイン、永く使うことを考えた丁寧な作りが特徴です。ありそうでなかった、私たちにしっくりくるかけ心地をぜひご体感ください。

<開催概要>

日本人による日本人のためのクラフトサングラス「tesio」
2024年5/17(金)〜5/27(月)

うなぎの寝床 旧寺崎邸
店休日 火、水(祝日営業)
営業  11:00〜17:00
住所  福岡県八女市本町327 (会場アクセス
電話  0943-24-8021
駐車場 あり

「日本人のため」を目指した3つのポイント

メガネのかけ心地を良くするポイントは、「位置」「重さ」「摩擦」の3つにあるそうです。谷口眼鏡が手がけるサングラス「tesio」では、長年、アジア人向けの眼鏡フレームを作り続けてきた経験と技術を活かし、日本人の骨格に適した形のサングラスをつくっています。

POINT1:位置
日本人の顔の特徴は、鼻パッドが当たる部分の鼻高が低く、目元が前に出ていて頬骨が出ている、いわゆる”平たい顔”。そして、頭部は卵型の楕円形で、アジア人特有の形と言われています。tesioのサングラスはこうした特徴をしっかりと捉え、適切な位置と形のフレームや鼻パッドが作られています。サングラスをかけた際にずり落ちることもなく、心地よくフィットするように仕上げられています。

POINT2:重さ
フレームは比較的太くて厚みがあるので手に持った時は重いかも?と感じますが、かけると不思議とその重さを感じにくいのがtesioのサングラス。フロント部分は丁番を埋め込む両端は厚く、レンズが入る中心は薄く。耳にかかるテンプル(つる)は、耳の後ろに来る部分に厚めのボリュームを持たせることで、あえて重くして重心を後ろに持たせています。厚みや上下の幅によって軽量化を図る部分と、重くする部分を作り、メリハリをつけてフレーム全体の重量バランスをとっています。

POINT3:摩擦
肌にフレームが触れる面積(摩擦)もかけ心地にとって重要な要素と言われています。tesioのサングラスは、耳の後方に当たる生地の上下幅が広くなるよう設計。肌と触れている面積が広いほど摩擦の力が働き、フレームが前に落ちにくくなります。後方重心だけではなく、摩擦の力が加わることでピタッと顔にフィットして掛けてることを忘れるほどの心地良さが生まれます。

日常に馴染むデザイン

tesioでは、「服や靴のように生活の中であたり前に使いやすい形と色」を目指した日常に馴染みやすいサングラスをつくっています。昔から選ばれ続けているスタンダードな形を基本に、少し角を落として丸みをつけることで顔に馴染む柔らかい形となっています。淡く薄い色のレンズやクリア系のフレームなど、圧迫感のない軽やかな印象のデザインを選べるのもポイントです。

永く付き合うことを考えた「素材選び」

大切に育てるという意味を持つ「手塩にかける」から名付けたtesioでは、永く使うことを考えてフレームやレンズなどの素材が選ばれています。職人が丁寧に作ったサングラスが、使う人の手によって愛着のあるものになるように考えられています。

tesioのフレームには、綿花を主原料とした植物由来のプラスチック「アセテート」を使用しています。アセテートは加熱することで形を調整可能で、使っていると起こる変形も再調整すれば元に戻るので安心です。傷や変色なども、職人が磨くことでかけ始めた時の様な綺麗なツヤが戻ります。

万が一は職人におまかせ!
安心の「メンテナンス」

少し曲がってしまった、傷が目立つ、部品が壊れてしまった。そんな時でも大丈夫!tesioのサングラスは、傷や型崩れなどの定期的なメンテナンスから、かけることができないほどの修理まで受け付けています。

素材選びから設計、製造、販売を一貫して行っている工場だからこそ、職人の手で一本づつ丁寧にメガネを作る技術があるからこそ、安心してお使いいただけます。

tesioのリペアについて詳しくはこちら

 

【産地紹介】 メガネ産地 「福井・鯖江」

国産メガネフレームの9割をつくる

福井・鯖江産地でのメガネづくりは、パーツや工程ごとに細かく分業され、それぞれが専門性を追求することで生まれる技術力の高さが特徴です。技術を磨いた職人が、工程ごとに作業所を地域内に設立し、地域内分業体制を確立することによって、一大メガネ産地が形成されました。

現在では、福井市や鯖江市を中心に日本製メガネフレームの約95%を生産しています。また、産地が培ったチタン加工の技術が医療や電子機器の分野などにも活かされています。

[井田家旧蔵古写真]雪道を行く
出典:井田写真館(デジタルアーカイブ福井)

始まりは「農家の副業」

一大メガネ産地、福井市・鯖江市ですが、その始まりは「農家の副業」にあります。

福井のメガネづくり発祥の地である福井市生野町(旧・足羽郡麻生津村生野)は、冬場は雪深く、農地にできる場所も少ない地域でした。明治30年ごろ、村会議員の増永五左衛門(ますなが ござえもん)は、そうした地元の暮らしをよくできないかと考え、新聞などの活字文化の広がりによって必要とされ始めた「メガネ」に着目します。大阪から職人を招き、工場設備を整え、農閑期の副業として村民に広めたことでメガネ産業が興るきっかけとなりました。

身近にあるからこそ意識していなかったメガネというモノが、「食と農」という営みの隙間から生まれてきたということに驚きました。竹細工、わら細工、久留米絣(織物)など、農家の副業としてものづくりが取り組まれた事例は実は多くあります。身の回りに溢れているモノたちにも、その土地に根ざした産業にも、始まりやきっかけがあることに面白さを感じます。

荻野

商品ラインナップ(一部)

オンラインショップは5/16(木) 11:00〜発売開始(商品一覧

MACHI

シャープな印象のウェリントンタイプ*に 丸みを付けた優しい印象の「MACHI」モデル。街を颯爽と歩く姿をイメージしてつくられたこのモデルは、ブリッジ周りをシンプルにすることで、すっきりとしたデザインになっています。

デミ / ブルーササ

YAMA

丸くて優しい、山並みのような形。タウンユースとアウトドアシーンのどちらでも掛けやすい優しい印象のボストンタイプ*です。

オリーブ / ライトブラウン

HARE

気持ちよく晴れた日に掛けておでかけする様子をイメージをして名付けられた「HARE」モデル。ボストンタイプ*の優しい印象を残しつつ、 あえて丸みを抑えることでより掛けやすい形にしています。

ライトロゼ / キャメルイエロー

*ウェリントンタイプ:逆さ台形のかたち。
*ボストンタイプ:丸めの逆三角形のかたち。

日本人による日本人のためのクラフトサングラス「tesio」

うなぎの寝床 旧寺崎邸

日程2024年5/17(金)〜5/27(月)
店休日火、水(祝日営業)
営業11:00〜17:00
住所福岡県八女市本町327 (会場アクセス
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