【考えたこと】自宅インスタレーションアーティスト、織機をつくる男。
【考えたこと】自宅インスタレーションアーティスト、織機をつくる男。
山梨県富士吉田市は、織物の産地であり、前に繊維系会議でお会いした技術センターの五十嵐さんが呼んでくれ講演を行った。この産地は裏地、傘、服地、カーテンなどを作っている産地であり、少量多品種であらゆるものを作っている。
昼間五十嵐さんセレクトの工場をいろいろ案内していただいて、その個性の違いにかなり面白く喜んでいたのだが、佐藤さんという個人の取り組みが久しぶりに狂気じみてて痺れました。
テレビでみた手織りの映像で織物をやろうと決め、そしたら、手紡ぎとかの方向ではなく、複雑なものに行きたいと思うようになり、自作の織機をつくるという取り組みが始まり、半自動化できないかと、プログラムを学び、装置をつくり、織り機に取り付ける。材料は、全てホームセンターで買えるもので自ら加工してつくる。
それが、なんか手作り感があるというよりも、とても美しい。なんだか、人間性が感じられる設計で、一つ一つ精度がめちゃくちゃ高いわけじゃないけど、全体としてきっちりまとまっていて、綺麗だ。
さらに、アイポットを装着しBOSEのスピーカーを装着。自分なりの快適性もガジェットとして付加する。なんだろう愛らしい。
地域にはこういう素晴らしい活動と、僕には考えられない実行できない制作をしている人がいる。こういう人を見ると、僕は普通の人間なんだ、伝える役割なんだと再認識させられる。
あまり感情を表すのは苦手だけど、佐藤さんの活動ほんとうに素晴らしいなと思った。そして、富士吉田の生産者の方々は個人的な想いが強くて、好きだった。
何日かだけ他の産地におじゃまする機会をいただくときがあるが、単発で終わるのではなく、何か産地間交流を続けることができればいいがと思う。白水
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