【企画展】うなぎの寝床のはんてん展2019 熱源はあなた

【企画展】うなぎの寝床のはんてん展2019 熱源はあなた

今年も開催します!はんてん展

うなぎの寝床がはんてんの企画展を始めてから今年で6回目になります。冬の定番のイベントとして、うなぎの寝床に行けばはんてんが売っている、なんていうイメージが定着したのではないかと思います。(冬以外でも年中置いてますが)
(わた入れ)はんてんは江戸時代頃普及したとされ、冬の防寒着として最盛期に比べると減りはしたものの今日まで根強く残っています。昨今ではさまざまな素材を使った防寒着や冬用の部屋着などがありますが、そのような中でなぜはんてんが良いのか?はんてんをすすめる理由、はんてんを選ぶ理由、はんてんがどのようにできているのか?何が良いのか?に改めて着目し、すでに愛用されている方にははんてんの特徴を再認識してもらい、さらにはんてんのある暮らしを楽しんでもらう。そうでない方にはその良さを知り生活に取り入れてもらえたらと思い、うなぎの寝床のはんてん展2019を企画しました。どうぞお越しください。

つくり手のこと

うなぎの寝床で取り扱っているはんてんは、福岡県筑後市にある宮田織物がつくっています。久留米絣織元として大正2年(1913年)に創業し、戦後広幅の織機に切り替え、昭和40年(1965年)にわた入れはんてんの製造を開始、最盛期の昭和60年代には約50万枚ものはんてんを生産しました。糸選びから生地織り、デザイン、縫製まですべて筑後の自社工場で一貫生産、「見えないところに手を抜かない」という信念ものと、一枚一枚手とじでつくっています。(宮田織物ホームページ参照)
うなぎの寝床でははんてんの取り扱いだけでなく、ストレッチもんぺや刺し子花織のもんぺの生地もつくっていただいているつくり手さんです。

熱源はあなた-温熱増幅装置としてのはんてん-

「わた入れはんてん」とは冬の防寒対策としてわたを入れた羽織もののことを言います。わたは綿花の種子からとれる天然の塊状の繊維です。それ自体が発熱するわけではないですが、人の体温や湿気を取り込んで保温する効果を持っているのでじんわりと温まっていきます。宮田織物のはんてんは、表地、中わた、裏地が基本的に天然繊維なので※過度に熱を持ちすぎず、ちょうど良いあたたかさを保持してくれます。天然繊維は化学繊維と比べて静電気が起きにくいので人体にも優しいです。蒸れて不快に感じることも少ないでしょう。急速なあたたかさは得られないかもしれませんが、長い目で見ると健康にも良さそうです。熱源はあなた自身。優しいあたたかさです。
※中わたにポリエステルを20%配合したはんてんもあります。化学繊維を取り入れることによる利点や機能性についても会場でご紹介します。

▽展示販売
宮田織物のわた入れはんてん、奴はんてん、ロングポンチョ
長く気持ちよく使ってもらうためのお手入れ方法の紹介など
●うなぎの寝床のはんてん展2019熱源はあなた
2019年11月22日(金)~12月1日(日)
休み:火曜・水曜休み
時間:11:30-18:00
会場:うなぎの寝床 旧寺崎邸
住所:福岡県八女市本町327
電話: 0943-24-8021

はんてんの通販はこちら→https://unagino-nedoko.net/product/tax_category/はんてん

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