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【#5】 宮田織物のわた入れはんてん『心地よさには理由あり』 UNADIGTIONARY vol.5

【わた:綿】
1.もめん。わた。
2.アオイ科ワタ属の植物の総称。日本では江戸時代から繊維作物として盛んに栽培。
3.糸になり、生地になり、服になるもの
4.宮田織物のわた入れはんてんの表地、中わた、裏地となっているもの
 (はんてん=綿)
5.コットンボール1個から綿1g × コットンボール200個 = Tシャツ1枚
 (約2畳分の面積の畑から採取される量)

今回うなDIGTIONARYで紹介するのは宮田織物の「わた入れはんてん」。表地と裏地の間に綿を入れた丈の短い室内向けの防寒着です。
「はんてん、はおり、綿入れはんてん、ちゃんちゃんこ、どてら、丹前・・・。」
冬になるとこれらの言葉をよく耳にしますが、地方で呼び名が違うのかと思いきや、これらは実は全て違うものでした。簡単に説明すると、

【はおり】・・・着物(くるぶしまである長着)の上に羽織る丈の短い着物。江戸時代頃には町人にも広まりますが、袖が長く、胸紐、脇のまち、襟の折り返しがあるものは格式が高いものとされていたそうです。礼装。
【はんてん】・・・「はおり」と同じく丈の短い着物ですが、格式の高いはおりのかわりに一般庶民が着たもので、胸紐と脇のまち、襟の折り返しのないもの。主に作業着として着用されていたそうです。半纏、袢纏、袢天、伴天、など漢字は様々あります。
【綿入れはんてん】・・・表地と裏地の間に綿をいれた丈の短いはんてん。室内の防寒着。
【ちゃんちゃんこ】・・・袖のないはおり、袖のない綿入れはんてん、のこと。
【どてら】・・・丹前とも言います。表地と裏地の間に綿を入れた、くるぶしまである長着。主に男性が着ていた室内の全身防寒着。

「わた入れはんてん」は、昔から日本人の室内防寒着として馴染みのあるものですが、多くの人が懐かしさを感じてしまうほどに、室内の暖房器具の発達や他の防寒着に取って代わられ、着られることも少なくなってきたのかもしれません。また、これまでのわた入れはんてんは「重い」「野暮ったい」などのイメージがあったり、お手入れが難しそうなどのイメージもあり、店頭でもよく質問をいただきます。

Q:わた入れはんてんは家で洗えますか?
A:宮田織物のわた入れはんてんは家で洗えます。ここでポイントとなるのは、洗う前に干すこと、です。着用時にへたってしまった箇所の中わたを、干して膨らませてから洗うことで、洗濯時のわた切れを防ぎ、また洗った後ふっくらと戻りやすくなります。

Q:普段のお手入れは?
A:布団のように日に干してあげること。干すことで中わたがふっくらとなり、干した布団に寝る時のようなあの気持ちよさを体感できます。布団よりかさばらないので、外出している間に一番日当たりのいい部屋でふわっと広げて置いておくだけでもいいのが手軽です。

<従来のイメージ>     <宮田織物のはんてん>
重い、肩がこる      →   専用の中わたと密度を考えられた織生地を使用し軽い。
お手入れが難しそう   →   家で洗える。普段は陽に干してあげて中わたを元気に。
デザインが野暮った   →   オリジナルのデザインで織られた綿織物の生地。現代に合わせた形。

わた入れはんてんは暖かいけど「重い」「肩がこる」という印象の方が多いかもしれませんが、宮田織物のわた入れはんてんは「軽い」、そして「あたたかい」です。昔は布団の中わたを利用して作られていたものもありましたが、宮田織物ははんてんに合うわたの材質と配合にこだわり、専用の中わたを使用しています。「お手入れが難しそう」と思う方も多いですが、先に紹介したように日頃のお手入れは、日に干してあげることで中わたをふっくらと元気にさせ、仕立てにも工夫がされていて、ご家庭で洗うこともできるのでそれほど難しいものではありません。また、宮田織物のわた入れはんてんには、昔ながらの良さを継承した「継承シリーズ」や現代に合わせた「和モダンシリーズ」「粋シリーズ」があり、シリーズごとにオリジナルの織生地、現代の生活に合わせたデザインでつくられており、馴染みがあるからこその従来のイメージを覆すものとなっています。
従来のイメージを覆す、軽くてあたたかい理由、ご家庭でも洗える理由や現代でも普段使いしやすい理由は「外からは見えないところ」にあります。

これまでにも店頭や企画展、ブログなど様々なところでご紹介してきましたが、今回もう一度、宮田織物のわた入れはんてんと宮田織物について紹介します。


宮田織物の生地・はんてんづくりの工程動画はこちら
オンライン販売はこちら

photo / Koichiro Fujimoto

※以下「わた入れはんてん」を略称として「はんてん」と表記します

外からは見えない宮田織物のはんてんの中身

冬の室内向け防寒着として昔から親しまれてきたはんてんだからこそ、宮田織物で作られているはんてんについて、どう昔と違うのか、どう他と違うのか、どんな着心地なのか、など色々と疑問が湧いてきます。見えなくても、そこにこそこだわって作られている宮田織物のはんてんについて、見えない4つの特徴として紹介します。


見えない① 織生地:オリジナルの綿織物とデザイン

見えない② 中わた:原綿問屋 新川桂とつくる、中わた
見えない③ 手入れ:二人一組。手で加減をみる
見えない④ 手とじ:程よい手加減と仕立て方の工夫

見えない① 織生地:オリジナルの綿織物とデザイン

宮田織物のはんてんの表地はすべて、オリジナルで企画開発されたデザインの織物です。デザインから糸一本からの糸選び、織りまで全て自社で行っています。宮田織物で使われているのは広幅で、織柄を表現できるレピア織機と生地の自然な風合いを生み出すシャトル織機で、先染めの糸(模様に合わせて先に染められた糸)を使って織られています。かつて表地は化学繊維も使っていましたが、着る人の着心地を考えて25年程前から表地と裏地を全て綿100%に切り替えました。生地の中には、はんてんを作るために織り上げられたものもあります。表情のある生地に織り上げるために、経糸・緯糸に使う糸の色合いの組み合わせパターンをいくつも試し、最良の組み合わせを追求するなど、一貫生産を行っているからこそできる織生地つくりを行っています。

はんてんの形は、昔のままの形を継承しているシリーズや、身幅や丈、袖の太さや厚みなどを現代に合わせ、且つあたたかさも保たれるように見直したシリーズ、袖なしのベストタイプや半袖のような奴タイプのものなどがあり、着る人それぞれが自分のライフスタイルにあったものを選べるようになっています。昔のはんてんや羽織は、着物の上から着るのではんてんの袖の中で着物がもたつかないよう、着物の袖の形に合わせて広めにつくられていました。現在は、洋服の上から着ることがほとんどなので大きめの袖は必要なく、宮田織物のはんてんは袖を現代の衣服のスタイルに合わせて従来の物よりも細くしたものもあります。袖が細めのはんてんも種類によって少しずつ大きさが違うなど、バランスやデザインも考えて決められています。

見えないこだわりで作られた織生地とデザインは昔からの「野暮ったい」というイメージに反して、新しいイメージを与えてくれます。


見えない② 中綿:原綿問屋 新川桂株式会社とつくる中わた

photo / Koichiro Fujimoto

宮田織物のはんてんに使われている中わたの種類は次の3つです。

1. 綿100%・・・もたつかず、しっとりと身体に馴染む着心地
2. 綿80%+ポリエステル20%・・・適度にふっくらとして、軽く包まれる着心地
3. 真綿(絹)100%・・・最も薄く、絹糸の目の詰まった細かい繊維で保温

宮田織物の中わたは、同じ筑後市にある原綿問屋 新川桂株式会社が製綿したものを使用しています。新川桂は原綿問屋として寝具用の原材料や布団製造を行っているメーカーで、古い布団の中わたをふっくらとした綿に打ち直す技術も持ち合わせています。原綿から細かいゴミなどを取り除き、きれいな綿シートの状態にして、綿100%の中わたはもちろん、宮田織物独自ブレンドの綿80%ポリエステル20%の混紡わたもつくっています。また、綿100%の中わたは粋シリーズのはんてん専用に製綿を依頼しているものもあります。中わたの綿はそれ自体が発熱するものではありませんが、蒸れを防ぐ調湿効果や保温性に優れていて、着ている人の体温や湿気を取り込んで保温する効果があります。過度に熱を持ちすぎず、じんわりとあたたまり、ちょうどいいあたたかさを保ってくれます。綿100%のはんてんはしっとりと身体に馴染む着心地で、混紡わたは適度にふっくらとした着心地です。

宮田織物の混紡わたに使用されているポリエステルは、綿の特性や機能を邪魔しないこと、綿の機能を補完するものとしてブレンドされています。ポリエステルの品質にも様々あり、宮田織物が使用しているのはとても柔らかいポリエステルです。ブレンドするポリエステルが固いと綿がふっくらと膨らむその動きも邪魔してしまいます。様々にあるポリエステルの種類を試し、綿の機能と一番相性のいいものを選び、天然繊維と化学繊維がうまく融合されています。最適な比率で混紡し、着心地、あたたかさなどを吟味して作られた独自の混紡わたです。混紡わたのはんてんはお手入れもしやすく、ふっくらとした着心地を実現しています。

真綿(絹)100%のはんてんには手引きの真綿が使われています。繊維がとても細くて長く、特性としては保温性に優れていて吸湿性・放湿性もあるので、薄くて軽やかで温かいはんてんとなります。

決して見えない中わたですが、着る人を考え着心地を考えぬいて妥協せずに作られています。昔は古い布団生地や中わたを使って作られていて、なんとなく「重い」イメージのあるはんてんですが、宮田織物のはんてんに袖を通すとそのイメージとは違う「軽さ」と「やさしいあたたかさ」に驚きます。はんてんの為に原綿問屋で製綿され、ブレンドされた綿を使用した軽くてあたたかいはんてんです。


見えない③ 手入れ:二人一組。手で加減をみる

photo / Koichiro Fujimoto

宮田織物のはんてんの中わたは、二人一組の手作業で入れられます。種類によっては背中から腰上などはわたを厚めに入れたり、シート状になった綿の繊維の流れを交差させるように重ねることで強度をつけたりと、細やかな気配りは機械では難しく手間はかかりますが、人の手で加減をみながら入れていきます。二人一組で気配りしつつ左右均等に手早くわたを入れていくには、お互いとの呼吸と熟練の技が必要となります。手際よくわたを扱い、流れるようにわた入れされていきますが、わたは本当に柔らかいもので、ふわっと左右同じ力加減で広げたり、ささっときれいにちぎったり、簡単そうに見えるそれさえも実はとても難しいものです。そこでわたがもたついてしまうと、はんてんを羽織ったときの着心地に大きく影響してしまいます。

絹(真綿)も扱いは難しく、細く長い繊維が絡まり手でちぎったりすることはできません。縫いあがったはんてんの生地に合わせて丁寧に慎重にハサミでカットして入れていきます。重ねて入れる部分は、わた同士をずれないように挟んで合わせ、そして段差ができないようにと、加減をみながら手作業で入れていきます。


見えない④ 手とじ:程よい手加減と仕立て方の工夫

中わたが入ったはんてんをとじていく作業。これも手作業で行われます。
襟の部分の中わたを最適な量でわた入れし、ここで全体の中わたの具合のチェックも行われます。全体のわたが整えられたら、表地と裏地を中わたを巻き込みながら手作業で一針一針とじていきます。とじる時に糸を引っ張る力が強すぎるとその部分が固くなって着心地に影響し、逆にゆるすぎると強度が弱くなってしまうので、糸を引っ張る程よい力加減と程よいゆるさでとじられています。また、はんてんを着ていて力のかかる部分の針目は細かくしたりと、箇所によって決められた縫い目の長さで縫われています。このように着心地と耐久性のバランスを考えて一針一針とじられていきます。
はんてんを長く着ていると、中のわたが寄ってしまったり、わた切れが起こってしまったりします。それが起こりにくくなるように、背中の中心や脇は長針(大きめの縫い目で使用する針)で表地・中わた・裏地をとじられています。はんてんの内側(裏地側)から針を入れ、指先の感覚で表地の中心の縫い目をすくっているのを探りながら、縫い目が表地にも裏地にも出ないよう慎重に縫い進められます。このように背中の中心や脇をとじることで、家で洗っても中わたが寄ったり切れたりもしにくくなります。
手とじは、はんてんの形や大きさ、生地の厚みなどによっては1着に2時間以上かかる場合もあるそうですが、はんてんを羽織ったときの着心地を左右する重要な最後の工程です。
手とじが終わると、ここで最後に生地の傷や縫製の不良などがないか丁寧にチェックされ、やっとはんてんが1着出来上がります。

宮田織物のはんてんをはおると「お?なんだか着心地がいい」と感じるのは、このように目に見えない部分まできちんと考えられ、配慮されたものだからなのだと思います。
これまで紹介した見えない①~④は本当に見えない部分ですが、そこにこそこだわって作られている「わた入れはんてん」です。

久留米絣をルーツに持つ “宮田織物”

宮田織物は福岡南部の筑後地方にあり、筑後地方といえば久留米絣の産地として知られています。久留米絣の産地でわた入れはんてんを作っている宮田織物とはどんな会社なのでしょうか。そのルーツと今について紹介します。

宮田織物株式会社は創業100年を超え、大正2年に宮田サカヱさんが久留米絣の機織りを始めたことから久留米絣の織元として始まります。戦後、久留米絣の小幅織機だけでなく洋裁用の広幅の織機も取り入れ、時代の変化に合わせた物つくりを始めます。この頃から生地織りから縫製までの一貫生産体制が始まり、昭和40年代にわた入れはんてんを作りを始めました。これまで紹介してきたように、一本の糸選びからデザイン、織り、縫製まで全て自社での一貫生産を行っていて「見えないところに手を抜かない」の信念のもと、大きな織物工場ながら手仕事のような細やかな作業もいとわず、手作業と機械化をうまく融合させ、久留米絣の伝統的な理念を継承しながら新しいオリジナルの綿織物を生み出しています。着心地や生地の風合い、表情、手触り、デザインなどにしっかりとした思いとこだわりを持ち、綿織物メーカー、はんてんメーカーとしてものづくりを続けています。

うなぎの寝床では宮田織物さんのわた入りはんてんを取扱いしていますが、はんてん以外にも、ストレッチもんぺの生地や刺子花織の生地を織っていただいています。生地のデザイン、企画、開発から行ってきた宮田織物は、久留米絣の産地で伝統を大切にしながらも、新しい取り組みにも対応し可能にする技術と開発力を培い続けています。


おわりに

これまでも、うなぎの寝床では宮田織物のわた入れはんてんについては様々にご紹介してきましたが、その「見えない中身」について今回改めて紹介しました。
ただ「懐かしい」だけでなく、はんてんはあたたかく快適で気持ちいがいいものです。その理由もちゃんとありました。心地いいと感じるものにはちゃんと理由があるものですね。

「はんてん、着てみませんか?」


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基本の5型

1. 昔ながらの型   藍調袢天 カツオ縞

2. 現代風にアップデートされた型(細身)   / 袢天 亀甲 グレー

3. 袖なしタイプ   / 枇杷奴 赤

4. 襟付きベストタイプ   / 泡雪ロングポンチョ ブルー

5. 襟付きロングタイプ    / kasumi long HANTEN 衿付 赤

「はんてん」 オンライン商品一覧はこちら

「わた on わた on わた」

2020年11月、私の袢天生活は8年目になりました。だいぶ朝晩が肌寒くなってきたので袢天を引っ張り出して着ています。軽くて暖かく、肌触りの袢天の出番が増える季節になりました。このくらいの時期の冷え込み方だと、あえて薄着してTシャツの上から袢天を着るなんて楽しみ方もオススメです。中わたがちょうどよく調節されて入っているので、お風呂あがりに着ていると程よいホカホカ具合が保温されて心地よく過ごせます。
さてさて、その袢天を作っている宮田織物は、創業大正2年、一本の糸選びからデザイン、織り、わた入れ、縫製まで全て自社一貫生産で行っています。自社生産だからこだわれる丁寧な仕事から生み出されるわた入れはんてんは冬の定番として毎年オススメしています。昔から日本にあるものですが、少しずつマイナーチェンジを繰り返し今の生活に沿った形になっています。昔の袢天を知っている方は、袖さばきが悪い、ずっしりと重い、手入れが大変など、少し悪い印象も持っているようですが、袖や身幅などの形や中わたの配合を見直し、ちょうど良い着心地とお手入れのしやすさを追求されています。もちろんお手入れに手間がかからない訳ではありませんが、安心して長く使える袢天です。表地、裏地、中わた、すべて木綿が使われています。わた on わた on わた。呼吸する天然繊維に包まれる暖かさをご体感ください。       キュレーション    春口

photos / Koichiro Fujimoto

宮田織物株式会社 : https://miyata-orimono.co.jp

新川圭株式会社  : http://niikawa-kei.jp


お手入れ方法、洗濯について

はんてんを長持ちさせる、はんてんの洗い方をご紹介します。

【はんてんの中綿が綿100%または綿80%・ポリエステル20%のはんてんの場合】

1: 天気の良い日に天日干しをして中わたをふっくらと。
3時間位を目安に干します。洗う前に干すことで、着用してへたってしまった箇所や全体の中わたが膨らみ、洗濯時のわた切れ防止になり、洗った後ふっくらと戻りやすくなります。(わたには午前中の日光がおすすめです。強い日光による生地のいたみの予防にもなります)

2: はんてんを四つ折りに畳み、押し洗いします
袖口や襟元などの汚れが気になる箇所は固く絞った布巾で拭きます。たらいや大きめの入れ物に入れて、ぬるま湯(40℃位までのお湯)で押し洗いをします。汚れの酷いところはやさしくこすり洗いをします。
中性洗剤を使用してください。漂白剤は厳禁です。

3: 脱水
押し洗い後、お湯を捨てて軽く押しながら水分を抜きます。畳んだままネットに入れて洗濯機へ。数分脱水します。
(はんてんの大きさによって脱水の時間は異なります。お使いの洗濯機の脱水機能で短い時間からお試しください)

4: 干す
脱水が終了したら、平干しで陰干しして乾かします。陰干し後は1,2時間天日干しで仕上げます。干すときは、縫い目や襟の部分を軽くひっぱって形を整え、シワをのばして干してください。(乾きにくい場合や早く乾かしたい時は途中で裏返して干してください)

5: 畳んで仕舞う
乾いたら畳んで保管してください。ハンガー等で吊るして保管すると中わたが重力で下に落ちていく可能性がありますので、畳んでの保管をお勧めします。
※次のシーズンの着用前には、晴れた日に太陽に3時間位干してからの着用をお勧めします。


【半纏の中綿が真綿(絹100%)のはんてんの場合】

お洗濯はドライクリーニングをお勧めします。
※製品によってはドライクリーニングができないものもあります。製品についている洗濯表示をご参照ください。


はんてんの洗い方

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