総数1500本！
久留米絣をしる！かう！はく！

2024年ももんぺ博覧会を開催します！2011年からスタートし、今回11回目となります。
今年はアクロス福岡（福岡市）だけでなく、愛媛大洲市と八女市の3ヶ所を巡回し、織元4軒とうなぎの寝床の合計5社の多種多様なもんぺを総数1500本以上、色とりどり、多様な柄と模様、形もさまざまにご用意いたします。会場それぞれでお披露目となる新作もんぺもありますのでお楽しみに！

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今年のテーマは「しる！かう！はく！」

11回目となるもんぺ博覧会は、改めて一から久留米絣（くるめかすり）を伝えてみたいと考えています。10年以上続ける中で何度も足を運んでくださり久留米絣を深く知ってくださる方がいらっしゃると同時に、はじめましての方々もたくさんお越しいただいております。そもそも久留米絣とは何か？どうやって柄をつくるのか？どんな機械で織っているのか？どんな人たちがつくっているのか？そんな久留米絣の基本から詳しい方でも“なるほど”思ってもらえることまで、久留米絣の奥深さと面白さを再度伝えていきます。

今回のテーマは「しる！かう！はく！」。
いつもとそんなに変わらないじゃないか、という声も聞こえてきそうですが、何度も何度も考えるとやはりここに戻ってきてしまいます。久留米絣のことを知ってほしいし、着心地を体感してほしい。何度開催しても、もんぺ博覧会はこれに尽きます。

 

“しって”なるほど、久留米絣
“しって”楽しい、久留米絣

まずは久留米絣のことを知ってほしい。これは単純に久留米絣という織物を知ってほしいということもありますし、より詳しく知ってほしいということでもあります。

福岡の織物である久留米絣を福岡の人にこそ知ってもらいたい、そして福岡の方に限らず、日本でこんな織物があるよと知ってもらえるきっかけを作っていきたいと考えています。食べものを選ぶ時に「地産地消」はごく普通の選択肢となっています。普段身に着ける服においても地産地消的な取り入れ方があってもいいのではないかと思います。もちろん、そんなに堅苦しく考えずに着てみたら“気持ちがいい”ので、気持ちよさを知ってもらうためにもまず久留米絣の存在を知ってもらいたいです。そして、気持ちよさには理由があり、それはなぜかを知ってもらえると久留米絣をより楽しめるのではないかとも思います。久留米絣という織物の中に、織のこと、染めのこと、織機に紐づくトヨタの歴史、糸のこと、いろんな話が詰まっています。何よりまずは知ってほしい。久留米絣のことを改めて伝えてみます。

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“かう”からはじまる経済循環

“博覧会”と名付けていますが、商品をたくさん並べて、選んで買ってもらえるようにしています。展示もしますが、購入してもらうということも大事だと考えています。

久留米絣は産地として続いており、産地として続くためには経済的に循環している状態を保っていく必要があります。そのためには、産地として生地や商品を販売にまで繋げなければいけません。もんぺ博覧会は久留米絣を知ってもらうための場であると同時に、買ってもらえる場にもしています。「いいな」「気持ちがいい」というもんぺに出会えたら手にしてもらえると嬉しいです。“かう”ということが産地が続いていくことに繋がっていきます。

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穿けば“はく”ほどに心地よく

久留米絣の特徴の1つとして生地の風合い、着心地のよさがあります。11回ももんぺ博覧会を続けられているのは、この着心地が理由の1つで間違いないかと思います。リピーターの方は回を重ねるごとに増えているとも感じます。1人で数本持ってくださる方も珍しくありません。

また、使い込むほどにやわらかさや生地の風合いが増していきます。日々使うことで久留米絣の心地よさを体感できるので、日常着としてたくさん使ってもらうことで久留米絣の良さを実感してもらうことができます。絣の特徴である「くくり」という技法を使った柄や模様も魅力的ではありますが、もっとシンプルに使ってみたいという方には無地の生地や縞模様のもんぺも用意しているので、快適な普段着としても久留米絣のもんぺを取り入れてみてほしいです。

この着心地は実際に穿いてみないとわかりません。もんぺ博覧会で是非ご体感ください！

“産地のこれから”を考える

久留米絣は知れば知るほどに、関われば関わるほどに面白さの沼にハマっていく気がします。一方で産地としての生産量や織元の数は年々減っているという事実もあります。今回久留米絣を改めて伝えていくとしましたが、それはこれまで伝えてきたことをただなぞるのではなく、これまでの蓄積にさらに上積みしていくものだと考えています。

この10年で伝えられたこともあれば、伝えられていないことや私たち自身が新しく知ることもまだまだあります。それほどに久留米絣の奥深さを日々感じます。これからの久留米絣と産地を繋いでいくために、まだ伝えきれていない価値や可能性を見出しながら、伝え続けていきたいと思います。そして、同時に経済循環も生みながら、久留米絣に関わってくれる方たちを増やしていきたいと思います。

展示を見るもよし、着心地を試してみるもよし、織元さんと話してみるもよし。久留米絣を“しり”に、“かい”に、“はき”に、会場へお越しください。

＜開催概要＞

●福岡・天神
アクロス福岡 匠ギャラリー１＋うなぎの寝床アクロス福岡店
2024年5月8日（水）～5月20日（月）
店休日　5月14日のみ定休
営業　　10:00～19:00
住所　　福岡県福岡市中央区天神1丁目1-1 1F（会場アクセス）
電話　　092-753-7223
駐車場　あり（有料）

●愛媛・大洲
うなぎの寝床 愛媛大洲店
2024年6月7日（金）～６月16日（日）
店休日　火・水
営業　　10:30〜17:00
住所　　愛媛県大洲市大洲240-2（会場アクセス）
電話　　0893-57-6303
駐車場　あり

●福岡・八女
うなぎの寝床 旧丸林本家＋旧寺崎邸
2024年7月4日（木）～７月15日（月・祝）
店休日　　　会期中休みなし
営業　　　　11:00～17:00
旧丸林本家　福岡県八女市本町267（会場アクセス）
旧寺崎邸　　福岡県八女市本町327（会場アクセス）
電話　　　　0943-22-3699
駐車場　　　あり

参加織元：(順不同・敬称略）
野村織物・丸亀絣織物・坂田織物・下川織物

 

【UNA PRODUCTS】 新作MONPEをお披露目！

福岡市・大洲市・八女市、3拠点それぞれの開催に合わせて、うなぎの寝床の新作もんぺを発売します！
鋭意製作中！お楽しみに！

 

【もんぺ博限定】 織元もんぺも揃います！

もんぺ博覧会期間中は、久留米絣の織元さんたちが製作するもんぺも揃います！生地は織元それぞれ、形も様々。個性溢れる4軒の織元のもんぺもぜひご体感ください。

左から
丸亀絣織物 / 野村織物 / 坂田織物 / 下川織物

 

【店頭企画】 「#みんなのMONPE」プロジェクト

みんなのMONPEが見てみたい！
InstagramでMONPEをシェアして「久留米絣マグネット・ピンバッチ」をゲット！

「みんなのMONPEを穿いた姿が見たい！」という気持ちと、「みんなで久留米絣を分かち合いたい！」という思いでこんな企画ができました！

お持ちのMONPEや店頭で試着したMONPEの着用写真をInstagramにてシェア（フィード投稿 or ストーリーズ）して頂いたお客さまに、久留米絣のハギレを活用した「マグネット」や「ピンバッチ」をプレゼントいたします。穿いて楽しい、見て楽しい久留米絣をみんなで共有できたらと思います！

《Instagram シェアのルール》

○タグづけとメンション
皆様の「MONPEの着用写真・動画」をInstagramのフィード投稿、もしくはストーリーズにてシェアしてください。その時に、以下の2点も忘れずにお願いします。

１. 「@unaginonedoko_shop」のメンション
２. 「#みんなのmonpe」のタグづけ（monpeはローマ字、小文字も大文字も可）
※シェアしていただいた写真・動画はうなぎの寝床 SHOP（@unaginonedoko_shop）にてストーリーズに上げさせて頂きます。予めご了承ください。

○着用するMONPEについて
お持ちのMONPEでの着用写真、店頭での試着でも問題ありません。撮影場所や撮影日は問いませんが、投稿日は各拠点のもんぺ博覧会開催期間に限ります。

《プレゼントの受け取り方法》

店頭スタッフにお声がけください。Instagramにシェアしたフィード投稿、もしくはストーリーズの画面をスタッフにご提示いただいた方へ、プレゼントをお渡しいたします。
※ストーリーズにシェアした写真・動画は24時間で消えてしまいます。表示期間の過ぎたストーリーズは「ストーリーズアーカイブ」よりご確認いただけますので、そちらをご提示ください。

《プレゼントの受け取り期間と場所》

もんぺ博覧会開催中の各拠点にて行います。
・うなぎの寝床 アクロス福岡店
2024年5月8日（水）～5月20日（月）
・うなぎの寝床 愛媛大洲店
2024年6月7日（金）～6月16日（日）
・うなぎの寝床 旧丸林本家
2024年7月4日（木）～7月15日（月・祝）

※もんぺ博開催中・開催店舗のみで景品はご用意しています。その他の店舗でのご用意はございません。
※プレゼントは1投稿につき1個お渡しします。
※無くなり次第終了となりますので予めご了承ください。

 

【オンラインショップ限定】
もんぺ購入で「久留米絣のためのハンカチ」をプレゼント！

うなぎの寝床 オンラインショップでは各拠点でのもんぺ博覧会の開催に合わせ、下記期間中にもんぺを含む15,000円以上の商品をご購入された方に「久留米絣のためのハンカチ（たて絣 orよこ絣）」をプレゼントいたします！

ハンカチは「久留米絣の解説書」付き。知れば知るほどに奥が深い、久留米絣。会場にはどうしても足を運ぶのが難しい方にも、オンラインを通して久留米絣を楽しんでいただけたらと思います！

《プレゼント期間》

1期目　5月8日(水)〜5月15日(水)　先着30枚
2期目　6月7日(金)〜6月14日(金)　先着30枚
3期目　7月4日(木)〜7月11日(木)　先着30枚

※1回のご注文につきハンカチ1枚を同梱致します。
※写真はイメージです。ハンカチの色柄はお選びいただけません。
※プレゼントは上記期間中にMONPEをご購入いただいた方に限ります。
※無くなり次第終了とさせて頂きますので予めご了承ください。

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【ツーリズム】 久留米絣の織元を訪ねるバスツアー 7/13（土）

久留米絣の織元を訪ねる工房見学や体験、特別企画のバスツアーを開催！
詳細は追って発信していきますのでお楽しみに！

 

日本のジーンズ「MONPE」

私たちが暮らす福岡県南部の筑後地方では久留米絣（くるめかすり）という伝統工芸が今でも残ります。この地方では昔からもんぺの生地が織られていました。ある時「もんぺは今の時代でも穿けるのではないか。」と考えはじめ、着方の提案や布の開発をはじめたのが2011年です。

アメリカの「ジーンズ」は、元来鉱夫のワークパンツとして使用されており、それが日常着に変わっていったという歴史があります。日本の「もんぺ」も農作業からはじまり、日常着へと変化していく可能性があるのではないかと取り組みを続けています。

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MONPE 十字模様 グレー

MONPE ずらしストライプ ブラック

MONPE 無地 ベーシック レッド

MONPE 無地 ベーシック ブラック

MONPE クリエイティブチャレンジ No.1 下川織物 経緯注染絣

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【MONPE選びのご参考に】 ハルグチショップチャンネル

【コラム】 初めてのもんぺの選び方はこちら