2025.12.3

【はんてん、どれにする？】現代風な色型、うなぎの寝床コラボ編

12/12(金)からはじまる「はんてん展zzZ」（うなぎの寝床旧丸林本家にて）に先立って、どんなはんてんたちがお店に並んでいるのかご紹介します。
まずは、うなぎの寝床オリジナルのはんてん「nagomi HANTEN」と今年新登場したポンチョ「久留米絣Muji ポンチョ」、そしてこちらも最近登場したばかりの「HANTEN COAT」から。

nagomi HANTEN

シルエットは、昔のはんてんに比べて袖や身幅がやや細く、すっきりとした仕上がりです。柄物が多いはんてんの中で、現代のライフスタイルに取り入れやすいよう、あえて無地でつくりました。男女兼用のワンサイズなので、ご家庭でみんなで着回すこともできます。中わたには、保温性と耐久性に優れた宮田織物オリジナルの混紡わた（綿80％／ポリエステル20％）を使用。

nagomi HANTENの特徴

①カラーバリエーションの豊富さ：
暖色系から寒色系まで幅広い色彩を楽しめます。

②多彩な生地：
たて糸とよこ糸で異なる色味の糸を使用して深みのある色合いを表現。
また、糸の太さが不規則なスラブ糸をよこ糸に使用することで、表面に凹凸感を出し、無地の中にも表情を感じる生地感ができました。

③現代的なシルエット：
袖や身幅を狭く、スッキリした仕上がり。

nagomi HANTENを見る

久留米絣Muji ポンチョ

「70年以上前の昔ながらのシャトル織機だからこそ生まれる“柔らかな肌当たり”で袢天をつくりたい」──そんな想いから、宮田織物の型を用いて久留米絣のポンチョをつくりました。中わたには、保温性と耐久性に優れた宮田織物オリジナルの混紡わた（綿80％／ポリエステル20％）を使用。数あるポリエステルの中から綿と最も相性の良いものを選び、最適な比率で混紡することで、着心地とあたたかさのバランスを追求しました。

久留米絣Muji ポンチョの特徴

①広めの衿幅：
首筋までしっかり温かい。

②前衿が重なるデザイン：
体にやさしく寄り添い、あたたかさを逃がさない。

③長めの丈感：
お尻まですっぽり包み込む安心の長さ。

④袖なし仕様：
家事や作業がしやすく、外出時はダウンやベストのようにも使える。

久留米絣Mujiポンチョを見る

HANTEN COAT

軽くてあたたかい「わた入れはんてん」を、部屋着だけでなく外出時にも着たい──。そんな思いから生まれた、コートタイプのはんてんです。
筑後のはんてんメーカー・光延織物とのコラボ商品で、わたに包まれるようなあたたかさはそのままに、現代のライフスタイルに合うシルエットへと再構築しました。室内はもちろん、外でも着やすい仕様で、男女兼用のワンサイズ。表生地には、光延織物で織り上げた綿100%の先染め生地を使用。中わたには、「新川桂」で生産された綿100%の超薄わたを採用しています。

HANTEN COATの特徴

①ロング丈 & ゆったりシルエット：
重ね着しやすい丈感とサイズ感で、外でも着やすい。

②スリムな袖周り：
もたつきにくく、肩の動きがスムーズ。

③釈迦結びボタン：
ワンタッチで着脱しやすい仕様。

④前衿が重なるデザイン：
体にやさしく寄り添い、あたたかさを逃がさない。

⑤広めの衿幅：
首元までしっかりあたたかい。

⑥表地・裏地・中わたすべて綿100%：
自然素材ならではの心地よさ。