【旧丸林本家】 四国・瀬戸内 比較文化的「物産展」

会期
2025.9.12 (金) 〜2025.9.28 (日)

うなぎの寝床 旧丸林本家

日程
2025年9月12日(金)〜9月28日(日)
店休日
火、水(祝日営業)
営業
11:00〜17:00
住所
福岡県八女市本町267
電話
0943-22-3699
駐車場
14台

【旧丸林本家】 四国・瀬戸内 比較文化的「物産展」

四国・瀬戸内のモノ、ずらり
見比べて紐解く、地域文化

土佐の鰹節に、愛媛のみかんジュース、木工、焼物、織物、などなど。
うなぎの寝床 愛媛大洲店で紹介してきた「四国・瀬戸内」のものづくりを、八女でずら〜りとご紹介します。

「消費地ではなく生産地でものづくりを伝えるアンテナショップ」として、 2012年に福岡県八女市でスタートしたうなぎの寝床は、その土地らしさ(ネイティブ)の風景(スケープ)をつなぐ場所=「ネイティブスケープ」を定義し活動を続けています。 2023年からは、これまで九州を中心に取り組んできた活動を、異なる環境(四国・瀬戸内)で実践する「うなぎの寝床 愛媛大洲店」も運営。それぞれの地域で、それぞれの地域を軸とした地域文化を伝達していくことを目指しています。

その土地固有の文化とは何か?それぞれの土地性から生まれる生業が、どう固有なのか?そもそも、ものづくりは一つの地域で完結したものばかりではありません。「土地・自然・技術・人」など、多岐にわたる要素が混じり合いながら、相互に影響を受けながら営まれています。一つ一つを見つめるのはもちろん、他の地域とのつながりや比較で見えてくる発見もあります。

今回の企画展では、「四国・瀬戸内」のものづくりを、「九州」のものづくりと見比べてみます。比べて見える繋がりや、それぞれの地域の輪郭を捉え直すことを試みます。

《企画展詳細》

四国・瀬戸内 比較文化的「物産展」
2025年9月12日(金)〜9月28日(日)

うなぎの寝床 旧丸林本家
店休日  火、水 (祝日営業)
営業時間 11:00〜17:00
住所   834-0031 福岡県八女市本町267(会場アクセス
電話   0943-22-3699
駐車場  あり

《ラインナップ(一部)》

【織物】
タオルもしじらも「織物」

四国・瀬戸内では、タオル(今治)しじら織(徳島)帆布(倉敷)デニム(福山)などの多彩な織物が生産されている。同じ「綿」の織物でも、糸選びや織り組織が変われば特徴も性質もさまざま。吸湿性、丈夫さ、涼しさ、やわらかさなど、この地域の織物だけでも織物の幅広さを体感できる。

【木】
四国はやまぐに。進化する木の仕事

四国の全面積の約 75%は森林。ヒノキ、杉、クスノキ、桜など、それらの特性を生かして身の回りの生活の道具や建物などに活用されている。また板などのキッチン用品、レンジ対応のおひつ、木の繊維から作ったタオル消臭ミストなど。木の仕事が身近にあり、長い年月をかけて育て上げ無駄なく使い切る。皆がその循環や木の仕事の未来を探っている。

【石】
素材×人×技術

愛媛には砥石の産地があり、その粉を素材とした焼き物「砥部焼(とべやき)」が作らていれる。技術は肥前(佐賀)の職人が渡って技術を伝えたと言われている。ところ変わって香川では、最高級墓石の材料である他にはない石材「庵治石(あじいし)」が採掘される。昔からその土地にある資源と人や技術が結びつき、時間をかけてその土地の固有性が育まれた。素材と人と技術の交わりは、どの仕事においても新たなものを生み出す源泉になりえる。

【和紙】
シコク(紙国)の可能性

紙の仕事に関わる仕事が多いのも四国の特徴。伝統的な大洲和紙や土佐和紙、阿波和紙などもあり、大きな工場で機械で生産する紙工場も多数ある。書道、ふすま、コピー用紙、トイレットペーパー、油取り紙など紙としても使用するものもあれば、紙紐に耐水加工を施して洗える室内ばきの草履が作られていたり、敷物があったり。紙の世界も奥深い。

四国・瀬戸内 比較文化的「物産展」

うなぎの寝床 旧丸林本家

日程2025年9月12日(金)〜9月28日(日)
店休日火、水(祝日営業)
営業11:00〜17:00
住所福岡県八女市本町267 (会場アクセス
電話0943-22-3699
駐車場14台

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