【ららぽーと福岡店】 国産花火の楽しみ方展
- 会期
- 2025.7.18 (金) 〜2025.8.25 (月)
うなぎの寝床 ららぽーと福岡店
- 日程
- 2025年 7月18日(金)〜8月25日(月)
- 営業時間
10:00〜21:00
- 住所
812-8627
福岡県福岡市博多区那珂6丁目23-1 1F- 電話
092-586-7860
- 駐車場
あり
【ららぽーと福岡店】 国産花火の楽しみ方展
筒井時正玩具花火製造所の花火を一つ一つ詳しく解説!
梅雨が明けると、いよいよ夏本番。日本の夏の風物詩と言えば、ラジオ体操、海水浴にスイカ割り、冷たい素麺を食べ、夕立が降り、そして夜に楽しむ「花火」!うなぎの寝床では筒井時正玩具花火製造所の花火を取り扱っています。
福岡県・みやま市で作られる国産の玩具花火は、見た目が素敵なだけではなく、一つ一つの花火に、職人の皆さんのこだわりが詰まっています。今回、ららぽーと福岡店では、各花火にスポットを当て、こだわりや違いを知ることで、より花火を楽しんでもらえるような企画展を行っています。
店頭には多種多様な玩具花火がいっぱいです!ぜひ楽しく選んで、遊んでみてください。
《開催情報》
国産花火の楽しみ方展
うなぎの寝床 ららぽーと福岡店
2025年 7月18日(金)〜8月25日(月)住所 :福岡県福岡市博多区那珂6-23-1 1階(会場アクセス)
時間 :10:00 ~ 21:00
電話 :092-586-7860
駐車場:あり
<商品ラインナップ(一部)>
・【NEW】とりあえず花火
とりあえずこれだけあれば大丈夫
今夏イチオシが詰まった花火セット
・西の線香花火 & 東の線香花火
全国に2件しかない製造所がつくる、国産線香花火
なが〜く燃えるよ
・吹き上げる鯨花火
動物をモチーフにした吹き出し花火
鯨の潮吹きを豪快に表現
・和火 炭火
江戸時代に手に入る日本の原料だけで作られた花火
パチパチと光る炭火のような赤橙色の火花
持ち方・遊び場所・保管期間 etc
花火を楽しむためのアレコレ今回の企画展にあたり、私たちはみやま市にある筒井時正玩具花火製造所へ訪問し、筒井今日子さんからお話をたくさんお聞きしました。一つ一つの花火の火花の特徴だけでなく、各花火によってお勧めの持ち方があったり、種類によって楽しく遊べる期間が違ったりと、初めて聞くお話に私たちは感動しきりでした。店頭では、そんな楽しむためのアレコレをPOPにして散りばめています。お楽しみに!
小話 / 西の線香花火の現状
定期的にお話をお伺いしている筒井時正玩具花火製造所さんの西の線香花火の現状について、前回取材をさせて頂いたのは2021年8月でした。その時は原料のワラスボが手に入らなくなったため、自分たちで作るという選択をされ、米作りを始められていました(詳しくはこちら)。
ものづくりには、原料の確保という課題がありますが、ワラスボ以外にも線香花火作りに必要な松煙やニカワについても、今まで取り扱っていた会社が閉業され、困難が訪れているそうです。
ニカワは、牛の皮などを煮詰めて作られる日本古来の接着剤なのですが、実はワラスボよりも前に確保できなくなっていた、と今回お聞きしました。国内で1社のみだった業者が閉業され、代用品もうまくいかず、とても困っていたそうです。そんな中、古い建築文化財の修復にもニカワを使うと知り、その研究チームへ連絡をとって相談をしたことで、花火に合う粘度で作ってくださるようになったそうです。
松煙は、松の煤(すす)のことであり、線香花火の原料としてだけでなく、和墨や顔料として使用されてきました。筒井さんは宮崎産の松煙を使っていたそうですが、数年前からつくりてさんも年をとられて、なかなか納品されなくなってきているそうです。近い将来なくなるのを見越して、自分たちで作る準備をしていると話されていました。
線香花火を今後も作り続けていくために、今まで仕入れていた原料を自分たちで作ったり、違う業界へアプローチして確保したりと、筒井さんの行動力には脱帽です。ですが、そこまでしないと作り続けていけないという難しさも、同時に強く感じました。今、我々が楽しんでいる花火も当たり前の物ではないということを、うなぎの寝床としても改めて伝えていきたいと思います。
原田
国産花火の楽しみ方展
うなぎの寝床 ららぽーと福岡店
日程 | 2025年 7月18日(金)〜8月25日(月) |
---|---|
営業時間 | 10:00〜21:00 |
住所 | 812-8627 |
電話 | 092-586-7860 |
駐車場 | あり |
アクセス | 会場地図 |
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