「桶職人と囲む新米ランチ会 -作り手から学ぶ道具の使い方-」TRAVEL UNA No.2 発売記念
- 会期
- 2020.10.31 (土)
「桶職人と囲む新米ランチ会 -作り手から学ぶ道具の使い方-」TRAVEL UNA No.2 発売記念
UNAラボラトリーズが発刊するトラベルデザインマガジン『TRAVEL UNA』。九州の”米”をテーマにした第2号の発売を記念し、イベントを開催します!美味しい季節となった「新米」を、誌面でも紹介している、木と竹でできた昔ながら「桶」を作られている松延工芸の職人ご夫妻と一緒に楽しむランチ会です。
「おひつに入れたご飯の美味しさを是非、味わってほしい!」という松延さん。当日は「プラスチックボウルに入れたご飯」と松延さんの作られた「おひつにいれたご飯」の食べ比べも行います。九州でも数少ない桶職人の技を目の前で見て、珍しい道具に触れながら、桶の魅力をお伝えします。使い方やメンテナンス方法など、作り手から直接学ぶことのできる時間です。
また、後半には九州の新米をメインとした、八女の薬膳料理「八女サヘホ」の特製新米ランチを松延夫妻と一緒に楽しむ時間を設けています。サヘホのオーナーの中村さんからは美味しいごはんの炊き方についてもレクチャーがあります。
美味しい食事を楽しみながら、ものづくりについて、道具の使い方について、作り手から直接話を聞きながら学びたい方、ぜひご参加お待ちしています。
●開催概要
「桶職人と囲む新米ランチ会 〜 作り手から学ぶ道具の使い方〜」 ※要申込み
日程:10月31日(土) 11:30〜13:30
会場:うなぎの寝床 旧寺崎邸
定員:6名
金額:4000円(お食事付 / 税込)
申し込みはこちらから:https://bit.ly/3nIQy4h
※お子様料金はありませんが、お食事な不要なお子様は無料とします
※なおコロナ対策のため、会場は野外もしくは窓を開放した室内での開催予定です。その他食事中の密を避けるなど対策を行いますが、体調にご不安がある方はご参加をお控えください。
●料理について
秋の恵を愉しむ新米桶膳
メインのご飯は3種類
① “樋桶の郷”の新米を使った塩結び
②秋の恵みいっぱいの炊き込みごはん
② 二丈の赤米で作った赤いちらし寿司
サヘホさんの優しい味付けで大切に作られた野菜の煮物やぬか漬けを始め、ご飯に合うおかず数種(肉、魚含む)。
●松延工芸のご紹介
松延工芸は、福岡県八女市で1959年創業の桶屋で現在3代目です。創業時から木と竹だけで作る、手作りの桶を制作しています。おひつ、寿司桶、湯桶、漬物樽、木風呂などその他桶類全般を作っています。
かつては筑後地域だけでも多い時で60軒の桶屋がありましたが、戦後安価で便利なプラスチック製容器が普及していくと桶屋は激減。現在は九州でも数軒のみとなり、全国的にも貴重なものとなります。
材料には主に吉野杉を使用し、現在桶の”タガ”にはステンレスや銅が多く使用されていますが、松延工芸の”タガ”は竹で作られています。竹をらせん状に編める職人の数も減少しています。桶の板幅は一枚一枚均等ではないため職人の目と手の感覚、長年蓄積してきた勘で板に勾配をつけ継ぎ目を合せていく。この技術を習得するまで10年はかかるといいます。桶の魅力を熟知し桶屋としての技術を極め、日常の様々な場面で使える桶づくりを行っています。
●八女サヘホについて
八女サヘホは八女本町にある古民家を利用した食堂です。
毎日行っても飽きない、身体が喜ぶ、やさしい料理が特徴です。
薬膳のエッセンスをとり入れ、昔の人の知恵をちょっと借りた「楽膳」を提唱しています。
「命を営むための基本行動である食事を大切にすることで、お腹と共に心が満たされる幸せを感じてもらいたい」という思いを持って、腕を振るうのはオーナーシェフの中村忠和さん。自分や大切な人のために、正しい食事に意識をむけることを「食べて学ぶ」という新しいスタイルで提供され、多くのお客様に愛されています。
不定期で楽膳座談会などのイベントも行われています。
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