















| 品番 | 13330001 2025年11月制作 |
|---|---|
| つくりて | CO-ON |
| サイズ | 幅(W)145×奥行き200(D)[cm] 重量約1520g ※個体差がありますので概寸です。 |
| 原材料 |
ウール100% 緯糸:ランドノアウール / 経糸:メリノウール |
| お手入れ | ・ドライクリーニング推奨。毛並みは軽くブラッシングで整えてください。 ・起毛製品の特性上、ご使用中に毛羽・毛玉が出る場合がございます。その場合は、ブラッシングをしてください。 ・形を整えてから、風通しの良い日陰で干してください。 |
- この商品は生地の組織上、引っ掛かり易いです。突起物、アクセサリーには十分ご注意ください。
- ご覧になっているモニター環境などにより実際の色と異なって見える場合があります。
- 実店舗でも同時に販売しておりますので、タイミングによっては欠品の場合がございます。万が一欠品していた場合にはご連絡させていただきます。予めご了承ください。
- ギフトが複数ある場合は、梱包数と同数を選択してください。(組み合わせが複数ある場合は、通販注文時の備考欄に記入してください。)
日本一の毛布のまち、大阪・泉大津で甦る、
洋装文化の象徴・現代版「赤ゲット」
国産毛布の90%以上を生産する大阪府泉大津市で作られた、天然素材・ウール100%の毛布です。
長年培われてきた「毛布生産」の高い技術力やその品質の高さから「日本一の毛布のまち」と言われる、泉大津。
今もなおその歴史を重んじ、脈々と受け継がれる技術力を結集して作りあげたのが、現代版の「赤ゲット」です。
しっかりとしたコシがありつつも柔らかさを感じる「ランドノアウール」を使用し、空気を含みふわっとした肌ざわりの良さが特徴。ウールならではの程よい厚みが暖かさを逃しません。洋装文化、歴史を示す象徴的な赤色は、真っ赤というよりややオレンジがかったやさしい色味です。
毛布の肌触りを測定する「起毛師」という特殊な技術者が毛布の品質性を高めているのも、最盛期に年間およそ140万枚もの毛布生産がおこなわれていた一大毛布生産地・泉大津ならではのこだわりです。
赤ゲットとは?
明治~昭和にかけて大流行した「赤毛布」のこと。
「赤毛布」と書いて「赤ゲット」と読まれていたそうで、小説やドラマなどでも頻繁に使われる言葉となり、当時の流行語でした。
明治時代、はじめて海外から日本へ毛布が輸入された時のこと。
この赤ゲットは、インドや他のアジア圏の国々でも人気商品・人気色だったことから、日本にも大量輸入されてきました。
柔らかく暖か、肌触りの良いこの高級な舶来品の毛布は、庶民の憧れの象徴に。
泉大津が位置する「泉州地域」でも、これをまねて真田織の技術者たちが「牛の毛」で毛布づくりに挑戦しました。しかし、この毛布はゴワゴワして臭いも強く、赤ゲットには到底及ばない品質でした。その縞模様から「ダンダラ毛布」と呼ばれるようになったこの牛毛布ですが、その後、素材は「牛毛」から「綿」、さらに「羊毛」へと進化し、品質改良や技術発展に力が注がれました。赤ゲットは、泉州地域が毛織物産地として発展するきっかけになったと言っても過言ではありません。
赤ゲットは、赤毛布そのものの名称だけではなく、田舎からはじめて東京見物にやってきた人たちが、流行の赤ゲットをこぞって身につけている光景になぞらえて、「おのぼりさん」という意味合いで使われる言葉にもなりました。
*ランドノアウール(Landnoah Wool:
原産地はイギリス・ウェールズ地方。ラドナー種の羊のウールがベース。柔らかくコシのある肌ざわりが特徴。
シングルとハーフの2サイズ展開
シングル(145×200cm)とハーフ(145×100)の2サイズ展開です。
寝具と一緒に使える大きめサイズの毛布と、ひざ掛けなどにちょうど良い小さめサイズをご用意しています。
◆泉大津が位置する「泉州地域」について
泉州地域は気候や土壌が稲作よりも綿の栽培に適していたことから、江戸時代のころから綿花栽培が行われ、綿織物の生産が行われていました。現在は白生地綿織物を中心に、毛布やタオルなどが作られる産地となっています。
そんな泉州産地の中の泉大津市を中心とした地域では、毛織物と毛布が作られており、現在泉大津市とその周辺地域は毛布製造で国内生産の約90%を占めています。
毛布は江戸時代末期に輸入されるようになり、泉大津市は明治時代に毛布製造が始まりました。それまでは「真田紐」が生産されていた地域ですが、輸入された毛布の評判の良さから毛布製造が始まり、牛の毛を使った牛毛布やその後綿毛布がつくられます。輸入された毛布の肌触りのよさに近づくために試行錯誤を続け、その結果、乾燥したアザミの実”チーゼル”で起毛するなどの様々な技術が生まれました。その後、戦争時に寒い土地で軍用にウール毛布が使われて以降ウールの良さが世の中に浸透し、羊毛毛布が作られるようになっていきます。牛毛布から綿毛布、そして羊毛毛布へと様々に工夫と試行錯誤を繰り返して毛布製造が行われ、現在は羊毛をはじめ、綿、カシミヤ、シルクなどの様々な素材の毛布が作られています。毛布製造の糸から生地になるまでの細かい工程をそれぞれ専門の業者が分担して行う分業体制と協業体制で行われており、毛布の良し悪しに影響するといわれる起毛は「起毛師」と呼ばれる職人が長年培った経験のもと手で風合いを確かめながら行うなど、工程ごとに専門で行われるため、高い技術が培われています。
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