HITOYOSHI
HITOYOSHI株式会社は、紳士ドレスシャツを専門に企画・製造するシャツ会社です。高級紳士シャツ大手の子会社縫製工場として1988年に操業を開始し、親会社の倒産を機に2009年に独立しました。工場閉鎖の危機から独立への道を模索したのが、現代表で元親会社役員の吉國武さんと現取締役で元工場長の竹長一幸さんです。2人は職人の技術を守りシャツづくりを続けたいとの想いから工場を買い取り、自動ミシンによる大量生産から手作業ミシンへ切り替え、海外ブランドの高級シャツなどのOEM生産を続けました。2011年に百貨店の紳士部門に声かけされたことを機に、本社工場を構える人吉市をブランド名にした自社ブランド「HITOYOSHI」を立上げ、オリジナルの紳士ドレスシャツの製造を開始します。裁断、縫製、仕上げの3部門、約70名の職人で年間8万枚のシャツを生産し、着心地や見た目を左右するパターンや、立体的な縫製技術、細かなステッチや本前立てなど細部にまでこだわった世界に通用するシャツをつくっています。
熊本県のつくりて 全13社
小代焼は熊本県北部で作られている焼き物で、1632年に藩主細川忠利の命によって焼き物を焼かせたのが始まりとされています。素朴な風合いながらも力強い造形と、釉薬の…
1889年創業の栗川商店は熊本県山鹿市で来民渋団扇を作っています。来民団扇は1600年頃に香川県丸亀からの旅の僧侶が団扇の製法を伝授したのが始まりとされています…
木葉猿は、熊本県玉名市玉東町の木葉山山麓で作られている、猿の形をした素焼きの土人形です。歴史は非常に古く、約1300年前「虎の歯(このは)の里」に侘住まいをして…
熊本県荒尾市小岱山。ここから産出される小岱粘土を使った陶器が“小代焼”と称され始めたのは江戸後期ですが、すでに平安時代から一大窯業地帯として栄えていたと言われて…
株式会社フラミンゴは1967年創業。阿蘇山系の地下水で染色したウール100%のフラミンゴバスクベレーを始めとした、国産帽子の製造・販売を行っています。ベレー帽の…
おばけの金太は、熊本市で江戸時代から作られているからくり人形です。真っ赤な顔と黒烏帽子が特徴で、地元熊本では目くり出し人形とも呼ばれ親しまれています。京都から熊…
熊本県玉名郡和水町で作陶しているまゆみ窯の眞弓亮司さんは、元々は別の仕事をしていましたが、体調を崩したのを機に、同県荒尾市の小代焼ふもと窯の手伝いを始め、それが…
彦一こまは、熊本県八代郡氷川町の郷土玩具です。熊本の民話「彦一とんち話」に登場するタヌキがモデルとなっており、分解すると笠・頭・胴・尻尾と土台の4つのこまとして…
株式会社ヤマチクは1963年の創業以来、一貫して「竹」の素材を活かす製品つくりに取り組んできました。福岡市で「山崎竹材工業所」を創業しますが、竹の建築資材の需要…
山鹿灯籠は熊本県山鹿市で室町時代頃から作られている和紙工芸品です。和紙の原材料である楮(こうぞ)の栽培や紙漉きが盛んだった江戸時代に、旦那衆とよばれる実業家によ…
熊本県天草市下浦町にて2017年に地域おこし団体として発足した「しもうら弁天会」。下浦町は石工の職人の町とされ、今から200年ほど前に、下浦弁天石切丁場から船で…