トータス
株式会社トータスは1897年に亀田頼造さんが大阪で創業したメリヤス肌着メーカーから続く肌着屋で「肌着は第二の皮膚」を理念とします。4代目の洋三さんが縫製の委託先があった海陽町で分社化し1988年にトータスを設立しました。ニット製品の下請縫製からオリジナルの健康衣料づくりを始め、遠赤外線効果をもつ特殊繊維「エンバランス糸」を取り入れ2001年から腹巻をつくり始めました。低速の丸編み機でゆっくりと編み立てたオリジナルのワッフル状の腹巻生地や、植物の藍がもつ抗菌などの効能を衣類に取り込む藍染製法「海部藍(あまべあい)」を開発します。海部藍は、古くから藍の産地である北徳島の藍住町から譲り受けたタデ藍の種を海陽町で無農薬栽培し、「すくも」をつくらずに染める製法で淡いブルー色に染まります。5代目の頼一さんは環境にも健康にも優しいトータスのものづくりをより多くの人に伝えたいと腹巻ブランド「waffle haramaki」を展開し、長年培ってきた技術による丁寧なものづくりを続けています。