ぬぬ工房
沖縄県南風原町は、琉球王府時代から続く琉球絣や花織、琉球藍染などの手織り染織織物の産地です。糸を浮かせて文様を表す花織や、花織と絣を組合せた織物、キツネノマゴ科の琉球藍を使う藍染は九州以北にはない沖縄独自の文化です。戦後、琉球絣の復興と発展に尽力した大城廣四郎工房の3代目である大城拓也さんは、20代の頃に沖縄を離れ東京のデザイン専門学校に通った頃、沖縄の藍染めに興味を持つようになり地元に戻り染織の仕事を始めました。着物文化として発展した伝統織物を伝えるには、現代に即した新しい取組みが必要だと感じた拓也さんは、ぬぬ工房を立ち上げ、他ブランドと共に太い木綿糸を琉球藍で染めた琉球本藍デニムや、手織り藍染の花織の新デザイン「刺子花織」をデザインするなど新しい取り組みを行っています。現在は大城廣四郎織物工房で勤務しながら、ぬぬ工房では伝統の手織りや技術にこだわりすぎず、より幅広い人に伝えるための新しい形のものづくりを行っています。
*ぬぬ工房代表 大城拓也さんは2024年8月に永眠されました。うなぎの寝床では大城拓也さんの刺子花織のデザインを、大城廣四郎織物工房に引継がれたものとし、今後も取り組みを継続して参ります。
商品一覧
MONPE 刺子花織 白
ぬぬ工房 × 宮田織物 × うなぎの寝床
刺子の風合いを機械織で再現。
MONPE 刺子花織 紺白
ぬぬ工房 × 宮田織物 × うなぎの寝床
刺子の風合いを機械織で再現。
MONPE 刺子花織 紺紺
ぬぬ工房 × 宮田織物 × うなぎの寝床
刺子の風合いを機械織で再現。
羽織 刺子花織 紺白
羽織|ぬぬ工房×宮田織物×うなぎの寝床|刺し子花織|紺白
羽織 刺子花織 紺紺
羽織|ぬぬ工房×宮田織物×うなぎの寝床|刺し子花織|紺紺
羽織 刺子花織 白白
羽織|ぬぬ工房×宮田織物×うなぎの寝床|刺し子花織|白白
沖縄県のつくりて 全7社
沖縄では焼物のことを「やちむん」といい古くから作られていましたが、薩摩藩による琉球侵攻以後、薩摩が招いた朝鮮人陶工の指導によって現在のやちむんの基礎が築かれます…
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新垣瓦工場
新垣瓦工場は1951年(昭和26年)に沖縄県与那原町で創業。与那原町では良質のクチャ(琉球海泥灰岩)が採れ、伝統的な赤瓦が作られてきました。企画営業担当の新垣拓…
マルタ工芸
沖縄県石垣島で、八重山の旧盆行事に欠かせないアンガマのお面を作り続けるマルタ工芸。アンガマは石垣地方に伝わる伝統行事で、祖先を表すといわれる「ウシュマイ(老人)…
ゆいまーる沖縄
ゆいまーる沖縄は1998年創業。沖縄の工芸品や食品等の企画・流通を行う地域商社です。「琉球を自立させたい」という思いから、創業者である故玉城幹夫氏が設立。玉城氏…
NUNUSAAA
NUNUSAAA(ぬぬさあ)は、沖縄県南風原地区の伝統工芸である琉球かすり・南風原花織を継承する職人達によって2017年に結成されました。丸正織物工房の大城浩司…
le cocon
仏語で繭という意味の「le cocon」は、2014年に沖縄県那覇市の施設で生まれた福祉プロジェクトです。牛乳などの飲料パックからバッグや小物などを福祉との協働…