大與
大與は1914年創業。4代にわたり和ろうそくを作っています。大與は100%単一植物蝋を原料とし、代表的な商品である櫨ろうそくは、厳選された国産櫨蝋(はぜろう)を100%用いて「手掛け」と呼ばれる手で蝋を塗り重ねる古来からの技法で造られます。洋ろうそくは石油系の原料で作られるのに対し、和ろうそくはウルシ科の植物である櫨の実が原料で、大與の櫨蝋は主に福岡県みやま市の荒木製蝋で作られています。国産櫨蝋は希少で高価なうえに、年々減少し調達も困難になっていく素材です。大與は変化する時代の流れの中で、3代目である大西明弘さんの頃から素材の研究も重ね、品質にこだわる決断を経て、素材・技法共に伝統を守り続けてきました。現在4代目の大西巧さんは自らが和ろうそくの職人として櫨ろうそくを作る一方で、持続可能な原材料である米ぬかから採取した蝋100%で作る米ろうそくを研究するなど、伝統を守りつつ今の暮らしに新しい灯りを提案しています。
滋賀県のつくりて 全4社
本庄織布有限会社は、植木屋を営んでいた本庄勘次さんが冬場の仕事としてシャトル織機4台で1950年に創業、1962年に法人化、現在は3代目の剛さんが代表です。綿ネ…
大與は1914年創業。4代にわたり和ろうそくを作っています。大與は100%単一植物蝋を原料とし、代表的な商品である櫨ろうそくは、厳選された国産櫨蝋(はぜろう)を…