清原織物
(綴織織元/滋賀県・守山市)
1873年創業の清原織物は滋賀県で唯一、手織り「綴織」を継承する織元です。婚礼儀式用袱紗や、舞台の緞帳など、ハレの日を彩る織物をつくっています。綴織(つづれおり)は西陣織の12種ある織り技法のひとつとされ、緯糸で経糸を包み込むようにして織るのが特徴です。織物の中でも高い技術が求められる美術織物として知られています。今から1300年ほど前に中国から日本へ伝わり、京都の御室 (おむろ) が発祥の地とされています。清原織物も室町時代に御室で創業したのち、拠点を現在の滋賀県守山市に移して代々受け継がれています。11代目の清原聖司さんは、主にハレの日に使われていた綴織の織物を、もっと身近で日常に調和するモノにしたいという想いから、新たなブランド「sufuto」を立ち上げました。名付けには寿布 (すふ) という意味があります。贈り物を包む袱紗、お守り形のポーチ、名刺入れ等これまでなかった綴織の商品を製作し、織物文化を伝え続けています。
滋賀県のつくりて 全3社
滋賀県・米原市
アウトドア製品メーカー
NANGA
ナンガは、真綿布団の縫製加工を下請けするふとん工場「横田縫製」を祖業とし、1995年に社名を変更し現在に至ります。米原市がある北近江は、古くより農家の副業として…


