服部植物研究所
宮崎県日南市飫肥にある服部植物研究所は、1946年に服部新佐博士によって設立されます。世界で唯一の蘚苔類(コケ植物)専門の研究期間で、各地で蘚苔類と地衣類の調査・研究を行っています。また関連資料の収集・整理・研究成果の出版や、所蔵する約48万点の標本を国内外の研究者に貸し出しも行います。服部博士は、日南市飫肥に生まれ東京大学を卒業後、東京科学博物館(現国立科学博物館)で働いたのち、家業であった林業を継ぐために帰郷。林業の傍ら、当時まだほとんど研究がなされていなかった蘚苔類の研究を行います。南九州に分布する蘚苔類の分類学的研究を行い、その後日本各地やパプアニューギニアの蘚苔類の研究も行い、国際的な研究センターとなります。1958年に発表された新種の「ナンジャモンジャゴケ」は服部植物研究所で最初に研究、発表されるなど世界的なコケ研究の進展に貢献しています。現在は3代目所長である片桐知之さんを中心に研究活動を続けています。
宮崎県のつくりて 全3社
佐土原人形は、宮崎県宮崎市佐土原町で作られている郷土人形です。1597年慶長の役の際、朝鮮から佐土原に移り住んだ高麗人が戯れに人形を作ったのが起源だと言われてい…