【はく、久留米絣】 どうして穿いて欲しいんだろう？

スタッフみんなで考える
どうして「穿いて」欲しいの、久留米絣

第11回もんぺ博覧会を開催するにあたって、自分たち自身も改めて久留米絣を伝えることについて考えています。どうして知って欲しいのか？どうして穿いて欲しいのか？どうして買って欲しいのか？初心に立ち返って考えています。

久留米絣を「しる・かう・はく」ことについて、うなぎの寝床のスタッフみんなに、「どうしてか？」を聞いてみました。
今回は「はく」編です。

「しる」編はこちら / 「かう」編はこちら

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第11回もんぺ博覧会 in 愛媛大洲（6/7から開催！）

本当の意味で日常着となったMONPE

「体感してみてください！」うなぎの寝床に入社して3年、毎日お店に立ってたくさんのお客様にそう言い続けてきました（今もです！笑）。もんぺをはじめて知った入社当時の自分にとって、もんぺは週5日で穿く「仕事着」で、休日はもんぺ以外の物を穿きたいと思っていました。なので、日常で穿けますとかこればっかりになりますとお伝えしているのに、実際そうではない自分は大げさに言いすぎているのではと感じていました。

しかし、今となっては仕事と休日関係なく毎日のようにもんぺに足を入れています。特にきっかけはないです。感覚的になってしまいますが、もんぺを愛用する期間が長くなるにつれて穿き心地の良さを身体が覚えて、気づいたらもんぺを求めるような身体になったのかなと。もう休日は穿きたくないなんて思いもしません。すごいです、もんぺ。

そういう意味で3年前よりももっと心の奥から「体感してみてください！」と皆さんに伝えられていると思っています。身体が気づかぬうちに求める日常着、MONPE。もっとたくさんの人にまず穿いてみて体感して欲しいです！

石川（旧丸林本家・旧寺崎邸スタッフ）

MONPE：Farmers’ MONPE 文人絣
171cm / Sサイズ

五感に響く！久留米絣

初めて久留米絣のもんぺを穿いたときの、「え？こんなに楽でいいの？」という軽さの感覚。その頃オフィスワークだったのでいつもスーツらしいものを売っているお店で洋服を買っていた私は、その軽さ・楽さ・気持ちよさにとても驚き、嬉しくなりました（ちなみに、最初の1本は無地ベーシック）。

毎朝久留米絣のもんぺを穿く時に、私の頭の中でカシャンカシャンという音が流れます。うなぎの寝床に入社した当初、見学に行った下川織物さんの工場内の音の記憶です。職人さんに見守られながら小幅のシャトル織機で織られていく光景も一緒に思い浮かんで、忙しない朝も少し温かい気持ちになります。ぜひ、五感で体感して欲しい！店頭でお待ちしています。

渡邉（アクロス福岡店スタッフ）

MONPE：Farmers’ MONPE 大名縞
168cm / Lサイズ

快適さの基準が変わった

久留米絣もんぺは衣類に対する肌の感覚をリセットしてくれたと思っています。自分にとっては±0で基準となる穿きものという感覚がありました。

綿パン、ジーンズ、ジャージなど色々穿いてきたけれど、久留米絣もんぺに出会う25歳までには体感したことがない不思議な心地よさの布でした。何か特別に良いというより、肌に対して余計なことをされていないような印象というか。元々アトピー性皮膚炎だったこともあり、肌のことを意識して生活していたせいもあると思います。他の人にとってどうかわからないけれど、少なくとも自分にとっては丁度良かったので、その感覚を元に良さを共有できたらいいなと思っています。

柔らかさと軽さ、必要十分なスペックで、外着も部屋着も寝巻きもいける。この久留米絣もんぺを基準に、寒暖差のあるアウトドアなら雨風凌げる方が良い、動きの激しいスポーツなら伸びてほしい、真夏の海水浴なら…他の素材の穿き物を適材適所で選んで楽しむのが今の穿き物との付き合い方です。

もしMONPE選びに迷ったら、個人的には 無地ベーシックから体感して欲しいところです。

春口（バイヤー）

MONPE：MONPE よつめデザイン くるめかすり文字柄 脱色青
170cm / Lサイズ

スタッフみんなで考える
どうして「しって・かって・はいて」欲しいの、久留米絣

「しる」編、「かう」編はこちら↓
・【しる、久留米絣】 どうして知って欲しいんだろう？
・【かう、久留米絣】 どうして買って欲しいんだろう？

総数1500本！
次は「愛媛大洲」で開催！

織元4軒とうなぎの寝床の合計5社の多種多様なもんぺを総数1500本以上、色とりどり、多様な柄と模様、形もさまざまにご用意いたします。会場それぞれでお披露目となる新作もんぺもありますのでお楽しみに！

イベント詳細はこちら

●愛媛・大洲
うなぎの寝床 愛媛大洲店
2024年6月7日（金）～６月16日（日）
店休日　火・水
営業　　10:30〜17:00
住所　　愛媛県大洲市大洲240-2（会場アクセス）
電話　　0893-57-6303
駐車場　あり

●福岡・八女
うなぎの寝床 旧丸林本家＋旧寺崎邸
2024年7月4日（木）～７月15日（月・祝）
店休日　　　会期中休みなし
営業　　　　11:00～17:00
旧丸林本家　福岡県八女市本町267（会場アクセス）
旧寺崎邸　　福岡県八女市本町327（会場アクセス）
電話　　　　0943-22-3699
駐車場　　　あり

参加織元：(順不同・敬称略）
野村織物・丸亀絣織物・坂田織物・下川織物