tamaki niimeってなんだろう? part3 / 西脇に生まれた新たな拠点「shima」
兵庫県西脇市にShop & Labを構えるtamaki niime。
Shop & Labでは生産過程を間近で見学でき、稼働する機械や職人やデザイナーの仕事など、ものづくりを肌で感じることができます。
昨年7月には、東京都町田市で直営店「TOKYO MACHIDA」をスタートさせました。tamaki niimeの数ある作品たちの風合いをより多くの方にも実感してもらい、つくりてとつかいてが繋がり合う場所として動き始めています。
そして、2022年2月23日は西脇市の新たな拠点となる「tamaki niime shima」をオープンしました。今回はtamaki niimeの新たな活動の拠点「shima」についてご紹介します。
◯【企画展】 てんてん / tamaki niime × うなぎの寝床
きっかけは産地に対する想いから。
tamaki niimeは西脇に拠点を置いて12年、産地の方々がラボにきてスタッフと話したり、織機に不具合があればすぐに修理に来てくれたりと、産地の方々と深く関わりながらものづくりを行ってきました。そのような助けがなければやってこられなかったと、代表 玉木さんは思い返して話をされています。
昨今のコロナウイルスの影響は西脇の産地にも及び、厳しい状況は現在も続いています。産地の作家さんや機屋さんはすごく魅力的でパワーもあるけれど、売ることや伝えることが苦手な一面もあります。
産地にある技術や魅力と、tamaki niimeが持つ発信する力。
お互いの持っている力と足りない力を補い、手をとり合って挑戦することで産地から新しいものづくりを生みだし、広げてゆけないか?
そんな想いの拠点として「tamaki niime shima 」は考えられました。
「shima」は人と人を繋ぐ場所
tamaki niime shimaが位置するのは、街と街をつなぐ国道175号線「嶋」交差点のすぐ近く。
tamaki niimeの作品だけではなく播州織の生地、食べ物、暮らしの道具や雑貨など、「肌に合い、体がよろこび、心がうれしくなる」、tamaki niimeのものづくりにも通じる様々なものが並びます。
西脇市に訪れた方、地元の方、作り手、使い手、みんなが繋がっていける場にしたい。
「shima」を起点に西脇を巡る「案内所」のような場にしていきたい。
そんな想いが「shima」には込められています。
「てんてん」でtamaki niimeのこれからについて知る
うなぎの寝床で開催する今回の「てんてん」では、tamaki niimeを体感していただけるよう、期間中は普段お取り扱いしていない作品たちも多数店頭に並びます。
また、新たな拠点「shima」で取り扱っている播州織の生地や、お米、珈琲なども併せてご紹介いたします。
tamaki niimeの作品やshimaで紹介するものに触れて、tamaki niimeの取り組みや播州産地について知り、西脇に行ってみたい!と思っていただけたら嬉しいです。
<tamaki niime ってなんだろう?>
◯part 1 / 唯一無二の作品づくり