KATA-T 全49商品
KATA(型)を通して好みをみつけるTシャツ
同じ「型」に様々な「編み・織り」の生地を当て込む。生地の厚さや肌触りを着比べる。用途や季節に合わせたオールシーズン使える日常着として提案するTシャツです。
生地感の違いを楽しみながら、好みのTシャツを見つけていただけたらと思います。
KATA Tシャツの基本情報
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1. 袖丈
「半袖・7分丈・長袖」の3種類あります。
※【1616】は7分丈と長袖のみ、【高島ちぢみ】は半袖のみの展開。
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2. サイズ
SSからLLまで男女兼用の5サイズです。
目安となりますが、SS・S・Mが女性ものS・M・Lくらいに、M・L・LLが男性もののS・M・Lくらいのサイズ感となります。 -
3. 生地
5種の編地と1種の織物を使用しています。
詳しくは下記をご覧ください。
生地について
「季節毎に定番になり得る、多様な厚さのTシャツをつくってみたい」というところが原点にあります。Tシャツという型に異なる着心地の「編み」と「織り」の生地を入れ込みました。
【30(サンマル)】
30番単糸という太さの綿糸を使用し、編目をしっかり詰めて編んでいます。光沢があり、サラっとした表面は肌触りがよく、ベーシックな着心地。春から夏に最適です。
糸:30番単糸(コーマ糸*)
組織:天竺編み
重さ(半袖): 110g(SS) 〜 170g(LL)
*コーマ糸
紡績の最終工程で櫛(くし)のように繊維を漉いて方向を整える「コーミング」を行い、短い毛羽を約15~20%取り除いた糸。毛羽立ちが少なく、表面が滑らか。
【30】の商品一覧はこちら
【フライス】
横方向への伸縮性に長けた編み方で、身体に程よくフィットします。別名「ゴム編み・リブ編み」とも呼ばれ、トレーナーの袖口やインナー、スポーツウェアなどに用いられます。
糸: 30番単糸(コーマ糸)
組織:フライス編み
重さ(半袖): 130g(SS)〜 210g(LL)
【フライス】の商品一覧はこちら
【16(イチロク)】
16番単糸という太さの綿糸を使用し、編目をしっかりと詰めて編んでいます。ムラ感のある表情で、【30】より厚みがあり、しっかりとした生地感です。着ていく毎に肌に馴染むような経年変化を楽しめます。
糸:16番単糸(カード糸*)
組織:天竺編み
重さ(半袖): 150g(SS) 〜 240g(LL)
*カード糸
短繊維などの不要部分の約5%を取り除いた糸。より精錬されたコーマ糸に比べて艶やかさ・しなやかさは少ない反面、シャリ感のあるラフな風合いが特徴。
【16】の商品一覧はこちら
【DF(ダブルフェイス)】
表裏でそれぞれ異なったゲージの天竺編地を中糸でつないだ編み方。厚めでフワッとした生地感で、ゲージを適正ゲージよりもゆるく編んでいるので、柔らかさがあります。秋から春にかけて心地よい着心地で、冷え性の方はオールシーズンお使いいただくのもおすすめです。
糸: 表 20番単糸(カード糸) / 裏 40番単糸(コーマ糸) / 中 40番単糸(コーマ糸)
組織:ダブルフェイス
重さ(半袖): 160g(SS) 〜 250g(LL)
※【DF】は生地が柔らかく、ヨコ方向へ伸びる傾向の経年変化があるため、丈が多少短くなります。ネットに入れての洗濯がおすすめです。
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【1616(イチロクイチロク)】
1950年~60年代に活躍していた旧式の編み機「吊り編み機」で編んでいます。現代の編機と比べると編む速度はゆっくりですが、ゆっくり編まれるからこそ、糸に必要以上の負荷がかからず、空気を含むようなやわらかな風合いの生地が編み上がります。
2本の16番単糸を撚糸せずに引き揃えた糸を使用。厚手でしっかりとした風合いでありながら、しなやかな風合いも併せ持った生地感。秋から春にかけておすすめです。
糸: 16番単糸引き揃え
組織:天竺編み(吊り編み)
重さ(長袖): 330g(SS) 〜 500g(LL)
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【高島ちぢみ】
高島ちぢみと呼ばれるこの凹凸のある生地は、”クレープ”または”ちぢみ”と呼ばれる、江戸時代に端を発する伝統的な織物です。ヨコ糸に強く撚りをかけた糸を使用して布を織り、水にさらすと、ヨコ糸の撚りが戻ろうとする力で布の表面に粒状の凹凸ができます。
この凹凸により、肌に密着せずにさらっとした着心地になります。通気性が良く、汗をかいてもべとつきにくいので、高温多湿な日本の夏にも適しています。また、ちぢみ生地特有のヨコ伸びをしますので楽に着られます。
糸:強撚糸(タテ40単糸 × ヨコ20単糸)
組織:平織り
重さ(半袖): 75g(SS) 〜 115g(LL)
【高島ちぢみ】の商品一覧はこちら
KATA(型)という考え方
うなぎの寝床は、久留米絣の産地である福岡県筑後地方で「MONPE」を開発し、日常着として提案し直してきました。このMONPEには「KATA(型)」という考え方が踏襲されています。「現代風もんぺの型紙」をベースにしながら、200年以上の歴史がある久留米絣の生地を、古典的な柄物から、無地のものまで様々な色柄を当て込んでいくという方法です。
このKATA-Tシャツも同じ考え方をしています。同じ「型」に様々な種類の「編みによる生地」を当て込んでいき、生地の厚さや肌触りなどによって、季節で用途が変わっていく。オールシーズン使える日常着として提案できるのでは?と考えました。
【着心地レビュー】 みんなのKATA-T
着心地で選ぶ「KATA-Tシャツ」 スタッフの感想を聞いてみた!
多種多様な風合い・着心地の中からシーンや好みに合わせて選べる「KATA-Tシャツ」。それぞれの着心地や着こなしについて、実際に着用しているスタッフの感想を聞いてみました。
KATA-Tができるまで
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