kiitos
kiitosは、カカオ豆の選別から焙煎・粉砕・成形など、製品化までを一貫で生産管理する”Bean to Bar”のチョコレート工房です。同じ鹿屋市で2011年に設立した福祉事業所「Lanka」代表の大山真司さんが、全員が輝く仕事をつくることを目指して2017年にチョコレート作りを始めました。原材料は中南米やアフリカ・アジア各国の生産者の顔が見える農園から厳選したカカオ豆と、鹿児島県産のサトウキビからつくるきび砂糖のみです。立上げ当初は工場長の白坂純一さんがチョコレートを製造していましたが、現在はカカオ豆の選別はスタッフが一粒ずつ手作業で仕分けるほか、焙煎、成形、商品の梱包、梱包のイラスト製作、店舗での接客対応まで、それぞれが得意な分野を活かしてkiitosに関わっています。現在は鹿屋市内に店舗兼工房を構え、地域の人と触れ合える場としての機能をもちながら、産地による異なるカカオ豆の香りや味わいを楽しめるチョコレートを追求し、カカオ豆殻の資源の循環など新たな可能性に取り組んでいます。