「もんぺ巡業」や「もんぺ出張」では、自分たち自身が各地に足を運び、直接もんぺを届け、これまで見聞きしたり、学んだりしてきたことを私たちの言葉で伝えていきたいと考えています。オンラインで情報を得たり、買いものできたりする時代ではありますが、画面の上だけでは伝えきれないことも、まだまだたくさんあります。各地でお客様や現地の方と顔を合わせることで感じたこと、知れたことを記していきます。
尾道SiCLEで見えた 巡業だからこその出会い
倉庫・物流拠点の森です。普段は催事や卸先様とのやりとりを担当しています。
今回初めて尾道SiCLEでのもんぺ巡業に参加し、現地でお客さまと直接お話しする中で、多くの発見がありました。
「福岡のうなぎの寝床のお店でこのMONPEを買ったんですよ」
開店と同時に来てくださった広島にお住まいのご夫婦がいました。 福岡で選んでいただいたMONPEを履いて、尾道も訪れて来てくださる。 その姿を目の前にした瞬間、思わず鳥肌が立つほど嬉しい出来事でした。 巡業だからこそ出会えた、とても嬉しい瞬間でした。
MONPEがつないでくれた出会いと時間

昨年に引き続き、今年も尾道のSiCLEで巡業を開催しました。
私は今回初めて現地に滞在し、お店に立ちながら尾道での数日間を過ごしました。
お客さまとお話ししたり、街を歩いたりする中で、この土地ならではの空気やお店が地域の方に愛されている姿が見えてきました。
会場となったSiCLEは、うなぎの寝床でも商品を取り扱っているSINGが運営するショップ兼カフェです。ご縁があって、昨年に続いて今年もお伺いしました。SiCLEはオープンして2年目のお店です。
常連のお客さまがふらりと立ち寄り、コーヒーやスイーツを楽しみながらスタッフの方と自然に会話されている光景を見て、この場所が地域の日常に溶け込んでいることを感じました。
「今年も楽しみにしていました!」
そんな声とともに足を運んでくださる方もいて、店内には穏やかであたたかな時間が流れていました。
「このMONPE、去年ここで買ったのよ」
そう言って昨年選んだ一着を実際に履いて来てくださる方の姿に、思わず嬉しさが込み上げました。
今年はまた新しいお気に入りを見つけてお持ち帰りいただきました。
「ずっとMONPEが気になっていたんです」
と話してくださる方や、偶然通りかかって足を止めてくださる方もいました。
広島らしさを感じたのは、Farmers’ MONPE Muji猩々緋を見て「カープカラーですね!」とスタッフの方と盛り上がった場面や、「広島に住んでいるけれど備後絣を見る機会があまりない」という声でした。そこから様々な産地や織物の話へと広がっていく時間もとても印象的でした。
私は普段、店舗に立つことがないので、お客さまとゆっくりお話しする機会は多くありません。
だからこそ、MONPEを選ぶ理由を聞いたり、試着しながら楽しそうに選んでいる姿、そして実際に履いてくださっている姿に触れられることが、とても幸せな時間でした。
尾道という街で感じたこと
店舗に立つだけでなく、尾道という街にも触れることができました。
尾道駅を降りると、目の前には穏やかな海が広がっています。港には船が行き交い、坂道の先には古い建物が並ぶ。
初めて訪れた街なのに、どこか懐かしさを感じました。
営業前や閉店後には自転車をお借りして、尾道や向島を巡りました。神社や石段の先に広がる景色、路地に残る古い建物。
朝は海を眺め、夜は街並みを歩く時間の中で、この街の空気に少しずつ馴染んでいく感覚がありました。
今回の尾道では、MONPEを通してたくさんの方々と出会うことができました。 尾道で出会った人や景色、そこで感じたことを、これからの巡業でもしっかりとつなげていきたいと思います。

倉庫・物流拠点 森
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