ギフトボックスをリニューアルしました。
ギフトボックスリニューアルのきっかけ
2021年11月にうなぎの寝床は紙袋の有料化を行いました。『紙袋はご入用ですか?』とお客様にお尋ねすることで、私たちうなぎの寝床スタッフもお客様とともにその都度、資源について意識し考える取り組みを始めました。その考えを基に次に進めた事はギフト包装の見直しでした。
現在、うなぎの寝床のギフト包装では、商品と緩衝材を入れた無地のギフトボックスをうなぎ包装紙でお包みし、ご希望があればリボンシールや熨斗をお付けした上でお渡ししております。オンラインショップでのお買い上げの場合は、包装箱とは別に梱包箱をご用意し、発送しております。贈り物を渡した後に処分されてしまう梱包材を少しでも減らすことはできないか、と考えたのが、ギフトボックスと包装を一体化させるという事でした。
ギフトボックス自体にうなぎ包装紙柄を印刷し、包装紙でのお包みを減らすことで、微力ではございますが、環境負荷の低減を進めて参ります。同時に、うなぎの寝床の理念である、地域文化やその風景を繋ぐという観点からも熨斗をご希望の方については包装紙でお包みさせていただきます(無地包装紙)。劇的な変化ではないかもしれませんが、手の届く範囲で、できることから取り組もうと、うなぎの寝床は考えます。
「包装」の由来は昔から行われていた祭事から来ていると言われています。相手に贈るものを大切に包み、その上に飾る水引や、熨斗などで装飾を施して渡す風習は現代でも贈る文化として残っています。うなぎの寝床ではその風習を大切にしながらも、選択肢のひとつとして、今回のような取り組みをお客様と共に考えていきたいと思います。