【企画展】綿クレープ steteco.comのものづくり展 6月14日(金)スタート!

ステテコの気持ちよさの秘密〜縫製編〜

何だと思いますか、気持ち良さの秘密。その答えは意外にも近く、と言っても車で2時間ちょっとの大分県国東市にありました。
ステテコドットコムは自社の縫製工場を持っており、滋賀の高島で仕上がった生地を京都で染め、その後国東に送られて縫製して商品になります。まるで少しずつうなぎの寝床に完成形が近づいてきているみたいです。ということで先日、国東の縫製工場を見学させて頂きました。

昭和43年にできた国東工場。当時はロンパンと呼ばれる古典的な白いステテコをメインで作られていたそう。少なくなったとはいえ、縫製スタッフは30人と規模は今も大きく、ステテコドットコムの商品をなんと年間4万着もつくられています。

ちょうど見学させて頂いた時期はステテコ生産の終盤でした。手際良く、すーっとミシンを走らせる様子は見ていて気持ちのいい工程でした。ずらっと並んでいるミシンの中に形が違うものがあったので聞いてみると、そのミシンはタコ巻き用のミシンだと教えて頂きました。タコ巻きとは生地の脇の部分を、内側に巻き込んで縫い合わせる方法。肌当たりよく、かつ強度を持たせるためにタコ巻きで縫製しますが、この工程は誰でもできる縫製ではなく、ベテラン縫製員によって支えらえているとのことでした。

もう一点、気持ち良さの秘密がありました。それはウエストの部分。ゴム部分を全て高島ちぢみで覆って縫製されているのです。肌には気持ちのいいちぢみだけが当たる仕組みで、単にゴムを付けるだけの工程に比べて、5、6工程も増えるそう。大幅に手間はかかりますが、穿き心地はストレスなく気持ち良いものになるのです。

形は現代風になったステテコですが、80年に渡り肌着をつくり続けてきた縫製の技術によって形づくられています。会場では縫製の様子も展示予定なので是非見にきてください!前田

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【企画展HP】
http://unagino-nedoko.net/steteco-com/

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◎ 綿クレープ steteco.comのものづくり展
場所:うなぎの寝床 旧寺崎邸
日程: 6月14日(金)~30日(日)
時間:11:30 – 18:00
休み:火曜・水曜休み
住所:福岡県八女市本町327
tel:0943-24-8021
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