【地域のこと/観光協会】珈琲愛に溢れたマスターが淹れる一杯。豊富なランチメニューと楽しむ古き良き喫茶店 @珈琲通 亜米利加 / Yame Rediscovery vol.46
【地域のこと/観光協会】珈琲愛に溢れたマスターが淹れる一杯。豊富なランチメニューと楽しむ古き良き喫茶店 @珈琲通 亜米利加 / Yame Rediscovery vol.46
近年、福岡はコーヒーの町として全国的に注目されるようになってきました。昔から続く古き良き喫茶店や焙煎所もあれば、サードウェーブコーヒーの波にのって、新しいコーヒーショップもたくさん誕生しています。世界大会などでも入賞するようなコーヒースペシャリストも多数輩出していることでも知られています。
どんな生豆を使い、どのように焙煎し、どのような方法で抽出するか。一つ一つの決断にコーヒーに対する考え方や思いが込められ、味や香りに個性が生まれるからこそ、これだけコーヒー好きも増えてきているのでしょう。
今回は八女市で1975年から営業を続ける喫茶店「珈琲通 亜米利加」さんを訪ねました。美味しいコーヒーと豊富なランチメニューに惹かれ、お昼時などはいつもお客さんでいっぱいですが、マスターの平井典幸さんにお話を伺うと、創業時から変わらず、その真髄は珈琲愛にあることわかりました。
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平井さんはもともと焙煎所で焙煎士として働いていましたが、独立し自分の珈琲店をはじめたいと、1975年にスタートしたのが「珈琲通 亜米利加」です。創業時から変わらず、店の奥にある「焙煎室」でこだわりの自家焙煎珈琲を作っています。
生豆はさまざまな産地のものを使っていますが、亜米利加ブレンドの基本となるのはブラジルサントスの豆。豆本来のすっきりとしたまろやかな味わいと感じてもらいたいと、浅煎りで焙煎しています。もちろん、他にも様々なブレンドやシングルオリジンのコーヒーも楽しむことができます。
抽出方法も、豆の種類に応じて変えており、まろやかな味わいになるネルドリップ、透明感を残しながらも深みが楽しめるサイフォン、そして深煎りのコクを楽しめるペーパードリップなど、さまざま。
近年ではコンビニコーヒーなども広く普及し、手軽にコーヒーが楽しめるようになりましたが、豆を砕いて抽出するような方法がとられていることも多く、豆の良さが損なわれていることも多々あるそう。本来のコーヒーの美味しさが分かるようになってもらいたい、とマスターは話します。
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開店当初のメニューはコーヒーだけだったそうですが、コーヒーと一緒に楽しんでもらえるようにと、ランチやパフェなどのメニューが増えていきました。いまでは昔懐かしのピラフから生姜焼き定食まであります。
今回は30年来通っているといううなぎのIさんにおすすめしてもらい、ビーフピラフを頼んでみました。ビーフカレーonピラフ、という最強コンビです。ミルクセーキもおすすめだそうですが、かなりお腹いっぱいになったので、また次回食べてみたいと思います。
そして食後のいっぱいはブラジルサントスをベースにした、ブレンドコーヒー。すっきりとした味わいながらもまろやかな後味があります。お店では豆の販売も行っており、買いに来るお客さんも多くいました。ランチにも打ち合わせにもぴったりなロケーションですので、ぜひ一度訪れてみられてください。渡邊
◉珈琲通 亜米利加
住所: 〒834-0067 八女市龍ヶ原266-1
Tel: 0943-24-0915
営業時間: 10:00~22:30(ラストオーダー22:00)
定休日: なし