【福岡もんぺ博まであと4日!】「もんぺ」と「ジーンズ」、日本とアメリカの労働着の考え方の違い「柔」と「剛」について考える。
比べてみないとわからない。
着心地や考え方の違い。
おはようございます。福岡もんぺ博まで日にちも近づいてきました。先日尾道のデニムプロジェクトに行ってきて、なんと何十年かぶりにデニムを買ってみました。もうこの6年間くらいもんぺ生活ばかりしているので、あまりに履きすぎて「もんぺ着心地いいですよ。」と言えなくなってきました。着心地が良いというのはやはり比較によるものだからです。そこで、今はデニム、デニム、もんぺの生活に少し切り替えてみました。この感想は僕個人の妄想と感想によるです。
まず背景を見て行くとデニムはアメリカの鉱夫のワークパンツとして使われていたところから、日常着へと変化していきました。それはやはり男性の仕事なので「剛」としての強さを求められるパンツだったと思います。綾織りでがっちりと太い糸で織るジーンズはやはり目が詰まっていて丈夫だー!!という感じは履いていて思います。ジャストサイズで履いてがちっと履くというのが履き方なのかもしれません(すみません、ジーンズ好きの方々にとってはどうかわからないですが、しかも写真のジーンズは比較的ゆったりめです。もう一本買って、そっちの方をジャストサイズで買いました)。
次に、もんぺですが、もんぺは1942年、戦時中のころに婦人標準服にて活動衣として指定され、女性の衣類としてはじまり、そこから農作業着として定着をしました。それは平織りで四季折々の変化にも合わせてなのかわかりませんが、そこまで分厚い生地ではなく、比較的現代の中では薄い生地だと思います。おしり周りにゆとりをもたせて動きをどちらかというと「柔」で緩和しながら対応していくという形だと思います。
男性お労働着と女性の労働着という違いもあり、そこで求められる機能性なども違いますが、その両者の文化的な背景の違いもとても面白いなと思っています。僕あ履いた感想を単純に述べると、夏においては確実にジーンズよりももんぺの方が着心地が良いと思います。やはりジーンズは蒸れて暑いです。しかし、冬はジーンズは良いと思います。目が詰まっていて暖かいでしょう(まだ冬は履いていないのでなんとも言えないですが)。
デニムプロジェクトに関しては、後にきちんと紹介させてもらいたいと思います。デニムもやはり素材として考え方として非常に面白いなと思っていて、研究はやりたいなと思っています。
では、福岡もんぺ博覧会まで残り7日!お楽しみに!白水
【もんぺ博覧会】
◎第6回もんぺ博覧会
http://bit.ly/26JUfcd
福岡展 | 松楠居| 7月16日(土)〜7月24日(日)
◎小もんぺ博覧会(うなぎの寝床のもんぺのみ)
長野展 | わざわざ パンと日用品の店| 7月14日(木)〜17日(日),7月21日(木)〜23(土)
【オリジナル MONPE】
http://monpe.info
【久留米絣もんぺ 通販】
http://bit.ly/1bLYM5p