【考えたこと】神社を散歩中にした、何気ない会話。
神社を掃除していたのは、
この石灯籠を作った職人さんの奥さんだった。
日曜日、大寒波が過ぎ去り、少し暖かい日を迎えました。家族と黒木町に入ったところのダム周辺を散歩していて、神社があったのでお参りをしようかとテクテクと境内に入って行くと、石灯籠や恵比寿さんがいくつもおいてありました。なかなか凝灰岩の苔をむしたいい灯籠と恵比寿さんだったので「これは、なかなかいいね。」なんて妻と話していると、神社を掃除していたおばさんが「その灯籠は亡くなった旦那がつくったんですよ。」と声をかけてくれました。少し話しをうかがうと、手前の灯籠が平成4年に納めたもので、奥のは亡くなる5年前くらいに納めたとおっしゃってました。依頼ではなく、納めたので名前を彫らせてもらおうとしたけれど、地域のある人から反対されて、結局名前は入れていないんです。ということをおっしゃってました。それは残念ですね。きちんと名前が記されてあったら、後に残された世代も遡れるきっかけになるのに。
何気ない会話を記録して
残しておく大事さ。
「本当は名前を残したかったんです。私たちの子供とか孫の世代が、おじいちゃんはこういう仕事してたよって。そう残したかった。」と。もう石屋さんは廃業してやってないようです。なんだか、こういう何気ない会話をしっかり記録して残しておかなければならないという使命感になぜかかられました。きちんと名前をうかがって今記録しておかないと、この石灯籠が誰がつくったものか、永遠に迷宮入りしてしまう!そう思ったのです。それがどうした。と言われれば、それだけのことかもしれないのですが、なんとなく、誰がつくったかはわかってた方がいいんじゃないか?と思うのです。
そういうことを仕事でも取り組めればいいなとは思っています。
白水
普通の石灯籠だけど、なんか苔のむし方とか良かった。写真だと伝わらないな。
レリーフもきちんと彫られていて、よかった。
白水
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