【熊本阿蘇】大観峰
阿蘇のカルデラを望む。 なんだ、この大地は?
カルデラ。高校生の時に地理で少し習った程度で、詳しい訳ではないのですが、火山が噴火したことによってできた窪みという感じでしょうか?阿蘇山は30年前-9万年前までに大きな爆発を4回行なっているらしく、それによってできたカルデラです。阿蘇山はカルデラを取り囲む外輪山も含まれ、東西約18km、南北役25kmにも及びます。カルデラの規模としては、北海道の屈斜路カルデラにつぐ日本では2番目の大きさだそうです。
雄大な大地から、 色々と考えさせられる。
あんまり、こういう観光スポット的な場所にはいかないのですが、結果的にとても気持ちがよい場所で、なんだかありきたりの言葉で非常に申し訳ないのですが自然の雄大さを感じました。今、さっとネットで「阿蘇山」「カルデラ」「阿蘇カルデラ」と引いただけで、情報がかなり出てきます。
僕らは、筑後地域という福岡県南の熊本、大分にも接した地域で生活しています。八女石灯籠の石は阿蘇山が爆発した時にできた凝灰岩という岩を使っており、県をまたいだとしても、そのつながりは感じることができます。 ものづくりに携わりはじめ4年が経とうとしていて、はじめは、物に対しての興味が強かったのですが、それから人、文化、それをとりまく環境に少しずつ興味が移行してきて、様々なものづくりと関われば関わるほど「自然環境」という、何千年、何万年と積み重ねられてきたものの凄さを感じます。僕らはその上澄みで生活させてもらっているんだと。
この大観峰は、軽い気持ちで家族と行ったのですが、そういうことを再認識させてくれる場所でもありました。そして、筑後地域を軸にした地形や土地の成り立ちをもう一度認識する必要があると感じました。ま、小難しいことは抜きにして、結構気持ちがよい場所なので、ぜひ訪れてみてください。白水
地図
全体像を望む。
お決まりのスポット。
木の生え方が面白い。野焼きも見たい。
涅槃像見えますか?