【福岡 市内】能古渡船場 フェリー乗り場のタイル
かなり、すばらしい塩梅。
マリオのような表現のピコピコタイル。
福岡には能古島(のこのしま)という、とても魅力的な島があります。とても小さな島で、福岡市からフェリーに乗り10分で着くという立地にありながら、海も山もあって最高のロケーションです。人口は約720人、世帯数約200。コスモスの時期や夏に観光客がどーっと押し寄せる場所なのですが、今回は能古島の紹介じゃなくて、能古渡船場、フェリー乗り場のタイルが素晴らしいです。
2度ほど、能古島には行ったことがあったのですが、いずれも見逃していたようです。なんたることか。この写真を撮ったのがいつなのか思い出せずにあれこれ記憶を遡っていると、そうだ、妻と子供と能古島に散策に行った時のことでした。子供がまだ小さいので乗り物がとても好きで「今日は乗り物に乗る日にしよう!」なんて決めて、西鉄花畑駅から西鉄電車の特急に乗り込みます。西鉄大牟田線の特急列車は、先頭車両は前がガラス張りになっていて電車が進む景色が楽しめます。子供と一緒にそこへ乗り込み、電車がすれ違う度に「ばいばーい」と手を振り、西鉄へ。そこからはバスに乗り換え能古渡船場へ。バスで30分くらいでしょうか?都市高速に乗り込み、姪浜あたりを各駅停車で小刻みに止まりながら、渡船場へつきます。とても暑い日で、子供と妻は少し疲れており、子供は寝てしまいました。ちょどフェリーまでの時間が30分ほどあいていたので、ベンチに座り妻とおしゃべりをしたり、ちょっと周辺をぶらっとしたり。
すると、このタイルがしっかりと入り口にあるのに気づきました。何気ないタイルですが、色合いも、船の形も非常に愛らしいというか、僕はマリオの世界を創造しました。なんかピコピコと音が聞こえます。もともと集合体による表現というのは結構好きで、でも、作り込まれたというより想像の余地を残してくれているくらいのものが割と好きです。これは、なんというか能古島のおおらかな感じとか、適当さと気持ち良さのようなものが、なーんとなく伝わるような、いいタイル画だなと思います。
作者が誰だとかは、まだ全然調べていません。次渡船場に行った時にしっかり取材したいなと思っています。能古島に行かれる際はぜひこのタイル画を見てみてください。
◯基本情報
名前:市営渡船 姪浜旅客待合所(能古渡船場)
住所:福岡市西区愛宕浜3-1-1
電話:092-881-8709
料金:姪浜~能古島:所要時間10分 大人220円 小人110円
姪浜~小呂島:所要時間65分 大人1710円 小人860円
※料金は片道運賃
カード:不可
休み:年中無休
アクセス
●天神から/天神バスセンター(1A)のりばから,300・301・302・304番のバスに乗車し「能古渡船場」にて下車。
●博多駅から/博多バスターミナル1Fから、312番又は博多駅前(A)のりばから、300・301・302・304番のバスに乗車し「能古渡船場」にて下車。
●姪浜から/姪浜駅北口から、1番または98番のバスに乗車し、「能古渡船場」にて下車。
運営:福岡市港湾局総務部客船事務所
URL:http://port-of-hakata.city.fukuoka.lg.jp/guide/ferry_city/hyo.html(時刻表等)