【ちくごイベント】柴川敏之展 2000年後のピラミッド 九州芸文館

柴川敏之展 2000年後のピラミッド 九州芸文館

現代が凝縮した未来のピラミッド
未来の王様は誰だ!?

うなぎの寝床・白水がポスターやチラシのデザインを担当しましたプロジェクトです。柴川敏之さんは岡山で活動をしており、現代のものを、化石化するというプロジェクトを行っています。招き猫やウルトラマンやゴジラ、携帯電話などを化石化させ、見た目としても面白いのです。でもそれは表層の部分で、それらの化石化されたものは2000年後どうみえるのか?という部分が面白く、もしかしたら招き猫の化石は2000年後の人からみたら「昔の人々は、これを神の化身として崇めていたのかもしれない。」そう思うかもしれません。私たちが土偶などをそう見るように。一種の現代の文化構築や見解に対して疑問符を投げかけるような展示会だと思います。じっくりと見てみてください。

デザインに関しては柴川敏之さんが写真を撮ってくれた物を使用させてもらいました。隈研吾さん設計の九州芸文館という建築物をピラミッドに見立て、招き猫が君臨するという構図です。仕掛人である学芸員の花田さん「なんか、陰鬱な怪しげな感じも少しだしましょう。」と言われたのであえて逆行ぎみの写真を使いました。表は額縁のような金の特色。裏は激しくしてしまえと赤の特色を使いました。12月23日開演。ぜひ行ってみてください。以下 九州芸文館のHPより抜粋です。

「2000年後に発掘された現代社会」をテーマに制作活動を行う美術家・柴川敏之(1966−)の展覧会。隈研吾設計による九州芸文館を「2000年後のピラミッド」に見立て、2000年後に発掘された携帯電話やパソコン等の化石作品のほか、地域の皆さんと共にワークショップで制作した作品、地域のお宝、皆さんのお宝なども交えながら展示します。いつも見慣れたモノが全く違うモノに大変身!ピラミッドの核心部分には一体何が!?

柴川敏之 SHIBAKAWA Toshiyuki

美術家。1966年大阪生まれ。イタリアのポンペイ遺跡や広島県の草戸千軒町遺跡など、突如消失した文化の痕跡に触発され、「2000年後から見た現代社会」をテーマに制作を続ける。最近では東京ステーションギャラリー「始発電車を待ちながら」(2012年)、京都芸術センター「柴川敏之×てんとうむしプロジェクト|2000年後の小学校」(2013年)に出展。現在、岡山市在住。就実短期大学教授。
http://www.planetstudio41.com

市民参加型展覧会:7つの市民参加
1.プレイベント(クロストーク)で地域のお宝や拓本の材料を市民と協議!
2.「黄金の間」の壁画を特別支援学校の生徒さんや市民の皆さんと制作!
3.「黄金の間」のトロフィー&オブジェを大募集!会期中も続々と増殖!
4.市民による「2000年後の絵手紙」が会期中、増殖!
5.香蘭女子短期大学ファッション学科の学生が特別関連衣装を制作!
6.会期中、サテライト展として筑後地区の複数箇所に柴川作品を展示!
7.そしてピラミッドの核心部分で明らかになる、7つの市民参加の形とは!?

2000年後のピラミッド|柴川敏之展
2014年12月23日(火・祝)ー 2015年2月15日(日)

開場時間 10:00 – 17:00
休館日 月曜日[ただし1月12日(月・祝)は開館、翌13日(火)休館]、12月29日(月)ー 1月3日(土)
会場 九州芸文館 教室工房1・2
入場無料

主催:ちくごアートファーム計画実行委員会(福岡県、福岡県教育委員会、筑後市、筑後市教育委員会、八女市、八女市教育委員会、筑後商工会議所、NPO法人芸術の森デザイン会議、「ちくごJR芸術の郷」事業団)
共催:西日本新聞社
助成:公益財団法人福岡文化財団
協力:(株)近松岩吉商店、赤坂飴本舗、羽犬塚商店街協同組合、香蘭女子短期大学、(一財)八女伝統工芸館(順不同)
企画:花田伸一(キュレーター)

※文化庁「平成26年度 地域と協働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業」

柴川敏之展 2000年後のピラミッド 九州芸文館2

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