【福岡 八女星野】古陶星野焼展示館
八女のジェームス・タレル的空間。
星野焼の源流が分かる、貴重な資料室。
江戸時代に久留米藩の御用窯として隆盛した星野焼。八女茶の産地という土地柄、葉茶壷、茶道具などの名品が数多く産みだされました。明治中期には一旦途絶えましたが、昭和44年に山本源太氏により再興され、以降丸田修一氏、山本拓道氏が開窯。星野焼の様々な年代の焼物や、その源流が分かる貴重な資料館です。
そして、建物も面白い。設計は福岡の設計事務所、西岡弘建築工房。中央が吹き抜けで抜けており、その下は水がはってあり、空からの浮遊物をうけます。はじめて言った日は雪の日だったのですが、ピンと張りつめた寒さの中、雪がパラパラと落ちて来て、室内にいながら不思議な感覚を得たものでした。ジェームス・タレルの空間にいる時の感覚に近いものはありました。あそこまでは空間以外の要素を排除した訳ではないのですが。山の奥なのであまり訪れる方が多くはありませんのでゆっくりとご覧ください。
そうとう団体でない限り、入場した際、星野焼の湯飲みで八女茶を入れてくれると思います。
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●古陶星野焼展示館
住所:福岡県八女市星野村千々谷11865-1
電話:0943-52-3077
営業時間:9:00~17:00
休み:毎週火曜日(当日が祝日の場合は開館)、年末年始
入館料:大人200円、高校生100円、中学生50円、小学生50円/団体割引15名以上
※設計:西岡弘建築工房
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