八女の竹工芸の新たな展開。
朝起きたら、なんだか秋の雰囲気を感じました。なんでしょう。
さて、実は5月頃、大分別府の方から竹を中心にした作品をつくるお二人が八女の立花に移住してきました(まだ名前は伏せておこう)。別府は大分県竹工芸・訓練支援センター(wikipediaが意外とわかりやすい)があります。そこで学んだ作り手の方がたくさんいます。今うちで扱わせて頂いている竹工芸の方は全部そこで学んだ方です。先日、ようやく越してきたお二人に会うことができました。以前つくったというものをあれこれみせてもらいながら、今後のことを含めて色々と世間話をしました。今から竹を仕入れる時期なので、冬ころには作品ができあがってくるようです。そしたら僕らのお店も扱わせてもらいたいなと考えています。お楽しみに!
あと、少し話しがそれますが最近は「学校」という機能について考えさせられます。筑後地方には本当にたくさんの「作る」という産業が存在します。提灯・仏壇・和紙・久留米絣・石灯篭・木工・焼物・他諸々。こんだけの産業がありながら、次の世代に残して行く仕組みがしっかりできていません。昔は工業試験場など技術開発する場所があったとは聞いていますが、やっぱり若い世代にも教える「学校」のような機能を持つ機関が一つ必要だと感じます。昨日も「職人になりたい。」という若者(僕が若者という言える立場ではないけど)がお店を訪ねてきました。漠然とはしていますが、そういう人達を受け入れ教える場所が必要です。
一昔前はでは徒弟制度がどの産業にもあったように思います。住み込みで食うとこと寝るとこは確保されていて、給料と呼ばれるものはあまりないが、技術を吸収する。今はそれがほとんどなくなったんだと思います。この制度を復活させるんだ!という訳ではありませんが、教える仕組みをもう一度、現代の視点で考え直す必要があると思っています。うなぎの寝床も少しずつそういう役割を担えたらなと考えてはいるところです。おわり。
以前つくられた籠やざるや。
なーんだ?お楽しみに。
こういうものたちも。
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白水