【新商品】 HANTEN COAT
「わた入れはんてん」のその先を考える
外でも着られるコートタイプ
軽くてあったか、冬のオトモの「わた入れはんてん」を、部屋着だけでなくお出かけにも着たいという思いでつくったコートタイプのはんてんができました!筑後のはんてんメーカー・光延織物とコラボし、製作していただいております。
わたに包まれるあたたかな着心地はそのままに、現代のライフスタイルで難なく着られるよう型を再考しています。室内で着用するのはもちろん、外にも着やすい仕様です。男女兼用の1サイズでどなたでも着て頂けます。
表生地は光延織物にて製織して頂いた綿100%の先染生地、中わたは新川桂で生産している綿100%の超薄わたを使用。もたつかない厚みで体に馴染み、薄くてもあたたかな着心地です。
| ご購入はこちら |
HANTEN COAT
サイズ:ワンサイズ(M〜L)
価格 :33,000円(税込)
| ご購入はこちら |
Photo by Koichiro Fujimoto
「わた入れはんてん」のその先を考える
冬の防寒着として日本で親しまれた「わた入りはんてん」は、元々は各家庭で手づくりされたものでした。子どものために使わなくなった布団の中わたを取り出してはんてんをつくるなど、物資が豊かではない時代に寒さを凌ぐ道具として賄われてきたのです。
古くから綿織物が盛んだった福岡県南部の筑後地域では、戦後以降は小幅織物から洋裁用の広幅織物へ転換した織元も数多くありました。中でも広幅織物の商品開発として「わた入れはんてん」が生産されるようになります。
従来の布団を再利用したはんてんと異なり、衣服として心地よく着てもらえるようにはんてん用のわたを開発。人の手でわた入れ・手とじされ、細かな気配りが込められたはんてんは、昔のイメージとは一味違う着心地へと進化しています。はんてんを着る習慣が減りつつある中でも、現代のライフスタイルにも馴染む型の開発など、日々更新されながら現在に至ります。
うなぎの寝床としてもわた入れはんてんを長年お取り扱いしてきましたが、改めて筑後地域のはんてんをどう次世代につなぐことができるかを考え、商品開発に取り組みました。
HANTEN COATのポイント
基本ベースは光延織物で販売している型を使用しています。前ポケットや内ポケットなどの仕様はそのままに、サイズ感や衿幅・袖幅などを現代の暮らしに沿うような型に仕立てました。
ロング丈 & ゆったりシルエット
重ね着しやすい丈とサイズ感。外でも着用しやすい。
スリムな袖周り
従来のはんてんのたっぷりした袖幅をスリムに。もたつかず肩稼働しやすい。
釈迦結びボタン
ワンタッチで着脱もラクラク。
前衿が重なる仕様
体にぴったりと寄り添い、温かさを逃さない。
広い衿幅
首筋まであたたかい。
オールわた
表地も裏地も中わたも綿100%。わたに包まれる着心地。
生地について
表生地は光延織物にて製織して頂いた綿100%の先染生地を使用しています。40番双糸を使用し、外出着にも適したやや光沢のある質感です。黒色のタテ糸に焦茶色のヨコ糸を織り合わせ、見る角度や光の当たり方によって変化する先染織物ならではの表情が楽しめます。
裏地はシャツ地などに使われる50番単糸のブロード生地で、ツルッとした質感。滑りがよく、袖通しも心地よいです。
| HANTEN COAT |










