本庄織布
本庄織布有限会社は、植木屋を営んでいた本庄勘次さんが冬場の仕事としてシャトル織機4台で1950年に創業、1962年に法人化、現在は3代目の剛さんが代表です。綿ネルから高島ちぢみ生地の生産へ移行し、現在は約40台のエアジェット織機で高島ちぢみや産業用資材などを織っています。本庄織布が位置する高島市は琵琶湖の北西に位置し、糸の撚糸・加工、製織、染織、縫製までを一貫して行う綿織物の産地です。江戸期から続く高島ちぢみは、よこ糸に通常の2倍ほどの撚りをかけた糸を使い織った布が、精練(糊や不純物を湯通しして除去する)の工程で縮むことにより、シボ状の凹凸をだす楊柳生地です。夏用の肌着やステテコに用いられ、撚糸、製織、楊柳型押し、精練・漂白、染織・加工整理など全ての工程が高島地域で行われています。本庄織布は製織の工程を担い、アパレル向けの生地や産業用資材の織物を提供するなど、幅広い分野のニーズに応え、高島地域の織物産業を支えています。
滋賀県のつくりて 全4社
本庄織布有限会社は、植木屋を営んでいた本庄勘次さんが冬場の仕事としてシャトル織機4台で1950年に創業、1962年に法人化、現在は3代目の剛さんが代表です。綿ネ…
大與は1914年創業。4代にわたり和ろうそくを作っています。大與は100%単一植物蝋を原料とし、代表的な商品である櫨ろうそくは、厳選された国産櫨蝋(はぜろう)を…