わたから見えるネイティブスケープ【2】 「見えないところを見てみよう!」の絵本たち
4月より続く「地域文化って何だろう?研究会」。
今回は「わたから見えるネイティブスケープ展」と題し、「わた」について様々な角度から研究しています。
サブタイトルとして掲げられている言葉は「見えないところを見てみよう!」です。
「わた」と聞いて私がまず思い浮かべるのは、うなぎの寝床でも取り扱ってる、宮田織物の「わた入れはんてん」や、新川桂のクッション、布団など。どれも表側からは見ることが出来ない、見えないところで活躍する「わた」に支えられた製品です。
今回の企画展にあわせ、うなぎBOOKSでは、「見えないところを見てみよう!」を切り口に、見えないところを視覚的に学ぶことが出来る5冊の絵本を選びました。 食べたものはどこに行くのか、生き物の身体の中はどうなっているのか、そして普段私たちが手に取っている「もの」は、どこで、どうやって作られているのか。 実用的・科学的な切り口から、またファンタジックでユニークな切り口から、色々な「見えないところ」がご覧いただけます。 子どもの純粋な興味関心に基づき、知的好奇心を満たし、想像力を育んでくれるこれらの絵本。是非ページを開いて、奥付にある初版年月日にもご注目いただきたいところです。
絵本は、数ある書籍の中でもとりわけ「ロングセラー」が占める割合が大きなジャンルです。ひょっとしたら、今絵本を開いてるお子さんの、そのご両親の生まれる前に発行されていた…そんな絵本が数多く、現在も流通しています。 今回のセレクトの中にある『どうやって作るの?』は、1974年にアメリカで誕生した絵本です。 『パンから電気まで』と副題にあるように、私たちが当たり前に使っているモノの原料や製法を解説しています。(中には、今回のテーマである「わた」もあります!) 発行から約50年が経ち、今や別の方法で作られるようになっていたり、使われなくなった道具なども描かれています。 50年前の技術を今に伝えるアーカイブとしても、長く読み継がれて欲しい一冊です。
「わたから見えるネイティブスケープ展」とともに、セレクトされた絵本をお楽しみ下さい。
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