【商品紹介】茶綿のプルオーバー、スウェットパンツ、スウェットパーカー

【商品紹介】茶綿のプルオーバー、スウェットパンツ、スウェットパーカー

綿は白いものというイメージが強いですが、茶綿とよばれる茶色い綿があります。綿は白だとばかり思っていたので、色のついた綿があることを知って最初は驚きました。yohakuの茶綿プルオーバー、スウェットパンツ、スウェットパーカー、見た目はごく普通ですが、生地の裏側にアメリカ産のオーガニック茶綿が使われています。紡績は大阪の紡績工場。綿本来の天然色を生かしてそのまま紡績しているので、綿そのものに負荷がかからず、素材本来の良さが引き立ちます。染色をしていないので環境に優しい側面もあります。

茶綿を使うことになったきっかけは、渡辺さんがたまたま茶綿の生地と出会って肌触りの良さを感じたことだそう。そこで茶綿を使って肌着を作ったところ、肌触りが良いととても評判が良かったそうです。茶綿シリーズも肌に触れて欲しいのと、色あせ防止の理由から内側に使用したとのこと。肌に触れて欲しいという思いはyohakuがもともと肌着を作っていたからこそでしょう。しかし、渡辺さん曰く、オーガニックであることを特別売りにしているわけではないとのこと。

「買った人が気がついたらオーガニックを身につけていた。
そうやって広がると良い。
全てオーガニックではないけど、使わないより使った方が良いと思う。それは環境に良いと思うからだ。」
(yohakuインスタより抜粋)

 

綿花栽培は収穫量を増やすために枯葉剤を使っている現状があるそうです。薬剤がたくさん使われた生地を扱っている人の手は荒れています。茶綿シリーズで使っているのは、アメリカの昆虫学者サリーフォックス女史が研究開発したカラードコットン。木綿と大豆の畑を交互に植えることによって、大豆につく天道虫が木綿につく害虫を食べてくれるという自然のサイクルを利用して栽培し、十分に綿花が完熟してから摘み取ります。完熟させることで油分を多く含み保湿効果も高まるので見た目よりもずっと温かそうです。春とはいえ、朝晩はかなり寒かったりするので花冷えの時期までは重宝しそうです。私も欲しくなってきました。オーガニックと聞くと、使い手(消費者)に優しい商品、というイメージがありますが(もちろんその側面もありますが)農園や工場で生産に関わる人たちは扱う量が半端ではなく健康を害しやすいため、どちらかというと生産に携わる人たちの健康のことを考えて取り組まれていると渡辺さんは仰っていました。
渡辺さんは決して環境問題や健康問題の観点から現在の取り組みを始めたわけではなく、「頭の中ツアー」でも環境問題について熱弁されたりお説教をされたわけではありません 笑
しかし結果的には貢献しているのかなと思います。また、そういった取り組みによって、何も知らなかった私達が何かを知って考える。そんな機会をいただけるというのはとても大切なことだな思いました。綿花を育て衣服になるまで多くの生産者の方の苦労があると思います。それを知れば自ずと物を大切にするようになります。無駄に買ったり捨てたりしなくなるので結果的に地球に優しくなります。
「服は資源である」。物にあふれた豊かな社会の中ではなかなか気づきにくい「資源は無限ではない」ということを改めて気づかされた今回の企画展。

yohakuさんの服は奇を衒わない日常に取り入れやすい服が揃っています。逆にちょっと人と違う服をお探しの方にはウチダゴウさんの詩が書かれた「にんげんのふく」なんかもあります。衣変えの季節なので新しい服をお探しの方もいらっしゃるかと思います。あまり気負わず、好みにあった服を探しに来てください。お待ちしております。
オニキ

【yohakuの通販】
http://shop.unagino-nedoko.net/?mode=grp&gid=2021590

【yohaku×うなぎの寝床KATA Tシャツの通販】
http://shop.unagino-nedoko.net/…

【備後節織×うなぎの寝床もんぺの通販】
http://u0u0.net/TiLj

【企画展】
http://unagino-nedoko.net/%E3%80%90%E3%82%A4%E3%83%99%E3%8…/
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◯ yohakuの服づくり 渡辺さんの頭の中展
会期: 2019年3月8日(金)~2019年3月24日(日)
会場:旧寺崎邸2F 企画展1
時間: 11:30-18:00
休み:火曜・水曜
住所:福岡県八女市本町327
電話:0943-24-8021
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