【企画展】22日(金)からのスタートです!うなぎの寝床のはんてん展

【企画展】22日(金)からのスタートです!うなぎの寝床のはんてん展
http://unagino-nedoko.net/hantenten2019-01/

夜はめっきり寒くなりました。九州北部では紅葉が見頃を迎えているようです。いよいよ明日から「うなぎの寝床のはんてん展2019熱源はあなた」がうなぎの寝床旧寺崎邸2階にてはじまります。

福岡県筑後市で50年以上に渡ってわた入れはんてんはんてんを作っている宮田織物のわた入れはんてん。一口にはんてんと言ってもその形状や生地の表情はさまざまです。
型は定番のベーシックなものから、袖なしタイプの奴はんてんとロングポンチョ、大きい人向けの2L、3Lサイズ、最高にあたたかい衿つきロングはんてんの計5種類。用途や好みに合わせて選べるようになっています。そして普段常設で置いていない中わたが真綿(絹)100%のはんてんや、作務衣のような形の四つ紐はんてん、久留米絣のパッチをつけた懐かしい雰囲気のはんてんなどもずらっと並びます。

元久留米絣の織元というルーツを持つ宮田織物が作るこだわりの表生地の細部も見どころです。昔ながらのかわいい女性好みのものから現代の暮らしにも取り入れやすいシックなものまで、それらは糸の太さや、色使い、織り方を変えることで生み出されたものです。単にあたたかいだけでなく目で見て、触って楽しんでいただけるかと思います。

今回のはんてん展のためにわたいれはんてんの内部を見ることのできる「解体モデル」を宮田織物さんより貸していただきました。普段見ることができない、はんてんの形をした中わただけの「わただけはんてん」は必見です。ご来場お待ちしております。鬼木

つくり手のこと
うなぎの寝床で取り扱っているはんてんは、福岡県筑後市にある宮田織物がつくっています。久留米絣織元として大正2年(1913年)に創業し、戦後広幅の織機に切り替え、昭和40年(1965年)にわた入れはんてんの製造を開始、最盛期の昭和60年代には約50万枚ものはんてんを生産しました。糸選びから生地織り、デザイン、縫製まですべて筑後の自社工場で一貫生産、「見えないところに手を抜かない」という信念ものと、一枚一枚手とじでつくっています。(宮田織物ホームページ参照)
うなぎの寝床でははんてんの取り扱いだけでなく、ストレッチもんぺや刺し子花織のもんぺの生地もつくっていただいているつくり手さんです。

熱源はあなた-温熱増幅装置としてのはんてん-
「わた入れはんてん」とは冬の防寒対策としてわたを入れた羽織もののことを言います。わたは綿花の種子からとれる天然の塊状の繊維です。それ自体が発熱するわけではないですが、人の体温や湿気を取り込んで保温する効果を持っているのでじんわりと温まっていきます。宮田織物のはんてんは、表地、中わた、裏地が基本的に天然繊維なので※過度に熱を持ちすぎず、ちょうど良いあたたかさを保持してくれます。天然繊維は化学繊維と比べて静電気が起きにくいので人体にも優しいです。蒸れて不快に感じることも少ないでしょう。急速なあたたかさは得られないかもしれませんが、長い目で見ると健康にも良さそうです。熱源はあなた自身。優しいあたたかさです。※中わたにポリエステルを20%配合したはんてんもあります。化学繊維を取り入れることによる利点や機能性についても会場でご紹介します。

▽展示販売
宮田織物のわた入れはんてん、奴はんてん、ロングポンチョ
長く気持ちよく使ってもらうためのお手入れ方法の紹介など
●うなぎの寝床のはんてん展2019熱源はあなた
2019年11月22日(金)~12月1日(日)
休み:火曜・水曜休み
時間:11:30-18:00
会場:うなぎの寝床 旧寺崎邸
住所:福岡県八女市本町327
電話: 0943-24-8021

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