【今日のMONPE】 ただの縞じゃない「よろけ縞」

【第12回もんぺ博覧会】 次は福岡天神! 6/11から!

一見ただのストライプ。よく見てみると、よ、よろけてる〜!糸を括って染めて柄をつくる、久留米絣のおもしろさがさりげなく詰まった縞模様です。

絣(かすり)は、織る前の糸をくくって、染めて、解いて、染め分けた部分を柄として表現する技法です。染め分けた糸を柄合わせしながら織るものの、模様ははっきりと浮かび上がる訳ではなく、ゆらぎのある模様になります。糸のずれによって生まれるかすれたような表情には、プリントにはない面白みがあることも絣の特徴です。

よろけ縞では、このくくりによって染め分けた糸を縞の左右に並べることで、太さに変化が生じ、湾曲した縞模様を表現しています。

縞だけど、単純な縞じゃない。日常着として馴染みつつ、さりげなく久留米絣の面白みも感じられる「よろけ縞」。200年以上続く久留米絣が現代に自然と潜み、日常と地域文化をつなぐ架け橋になればと思います。

生地制作:下川織物

MONPE よろけ縞 カーキ
17,050円(税込)

MONPE よろけ縞 ネイビー
17,050円(税込)

MONPE よろけ縞 グレー
17,050円(税込)

2025年も、もんぺをお届けいたします!次は福岡天神!

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