【展示会】 Kyoto Crafts Exhibition “DIALOGUE 2024”に出展します

作り手と共に対話によってつくる新たな交流の場 “DIALOGUE”
つくりて・産地・地域文化を共に伝えてくれる方を探しにいきます

2024年3月6日(水)〜9日(土)に「ホテルカンラ京都」にて開催される「DIALOGUE 2024」に出展いたします。

うなぎの寝床は“地域文化商社”として、ものづくりの土地性を紐解き、流通を担い、交流を生み、地域文化を感じられる風景をつないでいくための活動を続けています。その中でオリジナル商品として「UNA PRODUCTS」は、産地の土地性や歴史、素材や技術を伝えるために型(デザイン)や文脈に解釈(視点)を加えながらつくりてとのものづくりをしています。

お店という機能はうなぎの寝床の活動の中で核となるとても大事な活動の一つです。同時に、自分たち自身がつくりてとなって活動することでより広く、多くの方にモノとコトを届けることができると考えています。自分たちだけではなく、商品を扱ってくださるお店の方々を通すことで、うなぎの寝床のことを知らない方にも地域のことを、産地のことを、知ってもらえる機会を持つことができます。

久留米絣のもんぺメーカーとしてはじまり、現在は繊維関係を中心に、その他の産地の方たちと対話しながら、どういう土地性、歴史性があるのか、何を伝えられるのかを考えながら一つ一つ形に形にしていっています。昨年後半にリリースした「久留米絣 チノタイプ 」や「近江リネンのKAPPOGIロングシャツ」、「久留米絣のくくり糸を使用した帽子」「久留米絣のminibagに加えて、今年これから新しくリリース予定の商品も複数ご用意するようにしております。

また今年は定番として生産している久留米絣のもんぺのラインアップ見直しも計画しております。MONPE販売開始から10年近く種類を大きく変えることなく続けてきましたが、商品ラインアップを見なすことでまだ伝えられていない久留米絣の魅力や価値をこれまでと違った形で伝えていくことができるのではないかと考えております。この10年の積み重ねを活かしつつ、新しい取り組みも進めていきたいと思っております。

UNA PRODUCTSに限らず、モノが生まれる背景には、つくりてがいて、思いがあり、技術、産地、土地、歴史といった見えないもの・ことがとにかくたくさん詰まっています。商品だけでは目に見えないたくさんのものを含めて伝えてくれるみなさまとこの展示会でお会いできればと思います。そして、商品について、産地について、ものづくりについて、みなさまとお話できることを楽しみにしております。

そして、今回の展示会では大分・国東で活動されている「よつめ染布舎」と同じ部屋で出展することになりました。よつめ染布舎の作品や商品も一緒に見てもらい、どんな展示になるのかも楽しみにしておいていただければと思います。

 

– 開催概要 –

Kyoto Crafts Exhibition
DIALOGUE 2024

会期 : 2024年3月6日(水) – 9日(土)
時間
: 6日 11:00 – 18:00 (BUYERS DAY)
7日 11:00 – 18:00 (BUYERS DAY)
8日 11:00 – 20:00 (MARKET DAY)
9日 11:00 – 17:00 (MARKET DAY)
※BUYERS DAYは一般の方のご入場はできませんのでご注意ください

会場ホテルカンラ京都
住所京都市下京区烏丸通六条下る北町190
https://www.uds-hotels.com/kanra/kyoto

うなぎの寝床 展示部屋番号 : 212

 

DIALOGUEについて

工芸は、人々の暮らしと文化を支える道具として、時代を超え、職人たちのバトンによって繋がれてきました。職人たちの技術は守るためだけのものではなく、常に世界中の様々 な文化やデザインとコラボレーションすることで、分野を超えて芸術や産業、そして暮らしを創り出しています。

DIALOGUEでは、人々が地球環境や多様性について学び、行動していくことが必然となっていく現在(いま)、多様な背景を持ち、地域や自然と共にあるものづくりを生み出す作り手たちの「言葉」を伝えること(伝わること)を大切にしています。

工芸や手仕事は、自然の中から素材を見つけ、道具を生み出し、長く使い続けるための知 恵を持っています。今日では、自然環境と産業のより豊かな関係が生まれるプロジェクト や、社会福祉施設を通じて様々な形のハンディキャップを持つ方が多様な能力を生かして 社会の中で輝く動きなど、新しい形のものづくりが生まれているのを見ることができます。

そんな社会と工芸の関係を更新させ、次の100年に繋げていきたいものづくりへ眼差しを 向け、対話によって生まれる新たな交流の場を作り手たちと共に作っていきます。

https://dialoguekyoto.com/

 

“DIALOGUE 2024” 出展者一覧

anna terada [陶芸] / AWAiiALOHA [アパレル] / BLANKED [ガーゼケット] / COCOO [漆器] / COMMUNE [エプロン] / CTCK5|/fan/fun [扇子] / CTCK5|SOMEA [京友禅・レザークラフト] / CTCK5|takenaka kinsai [金彩工芸] / CTCK5|堺町御門前 平七 [有職織物] / CTCK5|錺之 -KAZARINO- [錺金具] / FD STYLE [金属加工品] / FUNE Ethical Fashion [アパレル] / hashi-coo [箸] / HIBINOWA [絞り染] / IKI LUCA [久留米絣] / iracchi [テキスタイル] / kiten.kyoto [エプロン] / LHOOQ [化粧品] / Liv:ra [ランジェリー] / MILLE [ルームウェア・ハンカチ] / MORI WO ORU [アパレル] / MUSKAAN [アパレル] / PARANOMAD [テキスタイル] / REKAO [千代紙] / Sheen Choice Limited [ライフスタイルプロダクト] / Shibo [アパレル] / SHUKA [和菓子] / tamaki niime [播州織] / TASTES OF KOGEI(ONKO 冨部咲喜子・洸春窯・蘇嶐窯・TOKINOHA・六兵衛窯 清水宏章) [京焼・清水焼] / tayū [丹後ちりめん] / WACCA JAPAN [和紙製品] / YUKKO [丹後ちりめん] / Zui [陶芸] / アトリエ立夏 [アクセサリー] / うなぎの寝床 [テキスタイル] / ケイコロール [型友禅] / スーパー生木ラボ [木工] / たてつなぎ [丹後ちりめん] / みゆき本舗 [下駄] / むす美 [風呂敷] / めおと屋 [京焼・清水焼] / やまとわ [木製品] / ユーエンアート [漆器・木製品] / よつめ染布舎 [型染] / 三峰園窯 [瀬戸焼] / 丹後の暮らしの布 [寝具・インテリア雑貨] / 丹波漆プロジェクト [漆プロダクト] / 佐藤木材容器 [木工] / 堤淺吉漆店 [漆プロダクト] / 大東寝具工業 [寝具・インテリア雑貨] / 山元染工場 [型友禅] / 川端デニム製作所 [アパレル雑貨] / 指勘 [組子] / 未未 MIBI [羊毛ニット] / 東京チェンソーズ [木製品] / 東山堂 [茶器] / 染色作家 中嶋 健 [染色品] / 洸春窯 [京焼・清水焼] / 瀬戸そめつけ 眞窯 [陶芸] / 石徹白洋品店 [アパレル] / 輪島キリモト [漆器・木製品] / 陶仙窯 [京焼・清水焼] /

全62組が出展します。

 


地域文化を伝えるため、地域文化商社として

対話を生むためのネイティブプロダクト

なぜ自分たちでもつくるのか

UNA PRODUCTS”は地域文化商社うなぎの寝床がつくるオリジナル商品群です。土地性や歴史、素材や技術、産地の現状も理解し、そして伝えるために型(デザイン)文脈(歴史)に解釈を加えながらつくりてと共に生み出しています。うなぎの寝床なりの解釈を加えることで、つくりてが自らつくるものとは異なる視点から地域文化を伝えようとしています。また、メーカーとしての役割を担うことで産地や産業、工業、つくりての背景をより広く伝えていくことができるとも考えています。あるものを再解釈してつくることもあれば、ゼロから商品をつくりあげることもあり、技術と技術、産地と産地の橋渡しをすることもあります。 地域文化を解釈することでものを生み、地域文化を伝達するためのプロジェクトと位置付けています。

地域文化商社として、つくりてが作り上げたものをそのまま取り扱い地域文化を伝えることもしていますが、自分たちで作るからこそ伝えられることや見えてくることもあります。“モノ(商品)”をただつくっているわけではなく、対話を生むためのきっかけの一つとしての商品をつくり、地域文化、産地やものづくり、つくりてについて伝えようとしています。

【UNA PRODUCTSの商品一覧を見てみる】

商品のお取り扱いにご興味お持ちの方はこちらからお問い合わせください

 

読み込み中…