【イベント】久留米絣の可能性を探求する合同企画展「I/KAT(アイカット)」に参画

合同企画展「I/KAT 久留米絣の可能性」
イベント概要

日程:2023年2月15日(水)~20日(月)の期間
時間:12:00~19:00(※最終日のみ15:00終了)
会場:(PLACE) by method・CIRCLE
住所:東京都渋谷区東1-3-1 カミニート#14,16

主催:久留米絣協同組合
協力:method Inc.

久留米絣協同組合主催、method Inc.協力のもと、2月15日(水)~20日(月)の6日間、東京都渋谷区 (PLACE) by methodおよびCIRCLE にて開催される、合同企画展「I/KAT 久留米絣の可能性」にうなぎの寝床は参画します。 

産地のこれからの姿を考える 

200年以上の歴史を持つ、福岡県南部の伝統的な綿織物である久留米絣(くるめかすり)。
うなぎの寝床は、10年程前から地域文化商社として久留米絣の歴史や産地を伝えるためにさまざまな活動を行い、より多くの人に久留米絣の良さを知ってもらうための取組みを行ってきました。 

 久留米絣の生産規模は、最盛期の5%ほどになり現在は約20件の織元が織物づくりを続けています。縮小していく産地の現状を肌で感じるなか、現状の改善とこれからの産地の在るべき姿を考えていくための「”ネイティブテキスタイル産地”の創造」の構想を、2020年に久留米絣の織元・卸商、外部有識者らと共にうちだし、産地の未来を描く取組みを行っています。 

「久留米絣の可能性」とは?

今回の合同展示会「 I/KAT(アイカット)久留米絣の可能性」、その取組みのひとつ挑戦です。デザイナー飯田将平氏をディレクターに迎え、「括り(くくり)、染めたものを織る」という絣の常識を見つめ直し、テキスタイルに止まらない久留米絣の「カタチ」を探究しました。

試行錯誤の一端と、つみあげてきたを展示 

今回の企画展では、久留米絣の原点である技法「括り(くくり」を見つめ直しできた久留米絣の新たな可能性と、200年の歴史のなかで産地でつくりあげてきた布である久留米絣展示します。 

【第一会場】(PLACE) by method

「括り、染めたものを織る」という絣の常識を見つめ直し、括り染めでどんな表現が可能になるか、探求してきた「I/KAT(アイカット)」のこれまでの活動と展開をご紹介。久留米絣の新たな可能性に満ちた事例として、筑後を中心とした各地のつくりてとのコラボレーションによるプロトタイプを展示します。 

・ニット作家 松下幸代:ランプシェード、バスケット
裂き編み作家  河村美琴:ランプシェード
manuf(マニフ):編みベンチ
SAMMELN ザンメルン :マクラメ編みのれん
など

 【第二会場】CIRCLE

久留米絣の手織り織元、機械織り織元、15の織元がつくる布の展示を行います。括る、染める、織る、という工程を経てつくられる久留米絣の布。各工程の技術に創意工夫を凝らしながら、それぞれの織元はオリジナリティの光る柄と風合いを生み出しています。ぜひ、久留米絣の布を手に取って、その肌触りをご体感ください。 

全ての日程に、織元さんが在廊し「括り」の実演を行うほか、うなぎの寝床からも在廊しています。足を運んでいただけると嬉しいです!

《参加織元》池田絣工房/ 藍華田中絣工房/ 森山絣工房/藍染絣工房山村健/ 山藍山村省二/ かすり工房「藍の詩」冨久織物/ (株)久保かすり織物/ 下川織物/ かすり西原/ 野口織物/ 丸亀絣織物/ 山村かすり工房/ かすりの里(有)坂田織物/ 野村織物(有) / 野村雅範絣工場 

【ギャラリートーク】 

本展ディレクター飯田将平氏によるギャラリートークを開催します。(参加無料・予約不要) 

・ギャラリートーク① 2月16日 (木)18:00~20:00
展示解説、織元・卸商による製品紹介 

・ギャラリートーク② 2月18日 (土) 14:00~15:00
「工芸が開く地域の可能性」 (I/KATディレクター 飯田将平氏× method 山田 遊氏 

登壇者: 

【ディレクター】飯田将平氏 http://iiido.in 

【バイヤー】山田 遊氏 http://wearemethod.com 

 

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