【新入荷】モール糸を使ったMONPE。ふわっとした肌あたりで温かな着心地。(無地 全5色)
モール糸を使ったMONPE。
ふわっとした肌あたりで温かな着心地。(無地 全5色)
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福岡県筑後市にある久留米絣織元、「久保かすり織物」と共同開発したモール糸を使ったMONPEです。
秋冬を含めて1年を通して穿いてもらえる久留米絣を思考した結果、緯糸にモール糸を使用することで、風合いや肌触りがよく、温かな着心地となりました。モール糸とは、全体に毛羽のある糸のことを言い、このMONPEに使っているモール糸は糸2本を毛羽となる別糸を挟むように撚糸し、その糸先をカットしています。
繊細さと創意工夫。
久保かすり織物だから実現できたMONPE
一緒に開発した久保かすり織物は、日頃から特殊な糸を使った新素材の開発を積極的に行なう織元です。このMONPEでも使っているモール糸は、巻きの状態で毛並みが一方方向の為、生産途中での糸管理が重要になります。
目視では糸の毛並み方向が判断できない為、緯糸を1~100番まで順番通りに同方向で小分けにし、順番通りに織機に通していくという繊細で緻密な作業が必要になります。
モール糸を経、緯に入れた場合の試織を繰り返し、改善し続けた結果、モールの織物が完成しました。日頃から、創意工夫と品質向上を念頭に開発を続けてきた久保かすり織物だからこそ実現できた絣であり、MONPEだと言えます。
久留米絣の新たな可能性
定番の久留米絣MONPEの中には厚手の生地を使ったものがありますが、秋冬も穿いてもらえる久留米絣として、風合い、肌触り、着用して暖かい織物として、モール糸を緯糸に使用し、考案しました。
久留米絣では、風合いを保つために糸の大きさ(糸番手)と糸本数(密度)の組合せは決まっていますが、今回は新たにモール糸を使用。久留米絣の風合いを保ちながら番手と密度の組合せを探り開発を続けていく中で、秋冬はもちろん年間を通じて穿ける風合いが特徴のモールの久留米絣が出来ました。
これから先、経絣によるモールの久留米絣の考案も可能性として進めていきます。
久保かすり織物(福岡県筑後市)
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